涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) 価格:¥ 540(税込) 発売日:2003-06 |
パーシー・ジャクソンを読み直そうと棚をかき回していたらこのものを発見、サラサラと読み終わった(日曜のこと)、ンー、ジャンルとしてはSFだわなあ、未来人、宇宙人、怪獣と戦うヒーローがひっそりと普通の高校に在籍している、それはなぜかと言えば涼宮ハルヒという女の子が・・・・(ネタバレ自粛)
また名前すら不明な語り手の少年はいったい何者?(これは最後まで不明のまま)
ま、ともあれ映画(こっちは消失)に興味をそそられたので、明日にでも行ってみるかと思ったら・・・チケット売り切れである(109、3回目まで)、これはもうパーシーもアバターもかなわない、おとうと(恐るべし吉永小百合-ではあるものの)なんか問題にならん、たいした人気だ
しかしこうなると見ずんばあるべからず、平日に休みをとって行くことにしよう(ヒマ!!)
「ライ麦畑」のホールデンと友人たちが連発する言葉、このつづりではランダムハウスに載ってない(son of a bitch なら載ってる)、実は私、意味わからなくてプロレス用語が何かだと思ってたのだ、確か「あ~る」のレオナルドが格闘シーンで使ってたから
野崎氏の訳では「下衆野郎」だったかな(それは Bastard ?)
ホールデンがしょっちゅう言ってた「インチキ野郎」は phonyだった、なるほど辞書的意味もその通り、以下
低能 = moron
クズ = crumby
ロクデナシ = rat
馬鹿マネ = junk
なんとそうだったのか、たまに英語の本読むと勉強になるなあ・・・・・
と書いた後であらためて、彼の訳はおおむね適切だと思う、Fuck you を「**(風紀上好ましくないので伏字)シヨウ」てのは確かに変で、「バッキ野郎(ワーイ、久しぶりに言った)」の方がまだ正しいハズ(ランダムハウスによれば)、だけどホールデンはまちがいなく Fuck を**だと思ってて、だからあわてて(小さな子どもが見ないように)落書きを消したんだもんね、そう言えば昔立ち読みした英語版ではここが伏字になってたな・・・・・・
思わずどもってしまった、寺島しのぶが主演女優賞受賞とのこと
私「な、何だそれ、つまり芋虫じゃねえか、よくあんなもの映像化するなあ、若松孝二じゃなきゃ考えつかん、いやだ、絶対見に行かんからな」
家人「戦争の悲惨さを描いたって、あれ、そんな話でしたっけ?」
私「いや、そんなこと原作者は一言も言っとらんけどさ、まあそういう解釈もできるというか・・・・ともあれ乱歩作品の中でも一二を争うコワイお話であることは確かだろ?」
家「ですねえ」
私「しかし主役はむしろ全然セリフのない軍神の方だと思うんだがなあ、あんな役、生身の男に演じられるのかよ?」
家「何かコワイもの見たさで見たくなって来ました」
私「どうぞどうぞ、止めはせんよ(つき合いもせんけど)」
関係ないけど寺島さん、母上(藤純子)によく似て来たね
3Dマニアたるものチェックせずんばあるべからずと早速でかけた作品
扉の向こうに邪悪な魔女の支配する別世界があり、女の子と男の子と動物が力を合わせて魔法と戦う-なんて要約したんじゃミもフタもない、主人公たちもその他こちらの世界のキャラたちもそしてあちらの世界も、とにかくユニーク、とても日本人には受け入れがたい造形ということはもちろんあるけどそれだけじゃない、その設定が何ともシッチャカでまるでなじみがなくて、だけどメッチャ楽しいのだ
こうなると元ネタが気になるから買おうと思ったら「一時的に在庫切れ」だって、何やってんだ、角川書店、ちゃんと映画の宣伝が表紙になってるじゃないかよ!!と言いつつとりあえず注文
コララインとボタンの魔女 (角川文庫) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2010-01-23 |