事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

そ、そんな・・・

2019-07-29 23:49:16 | 音楽
カレーラス「メリー・クリスマス
こんなのがみつかっちゃったりもするのである、あ、日付変わるからとりあえずアップ

7/30追記-何が「そんな」かって、ブラームスの子守歌とシューベルトのアヴェマリアとモールァルトのアヴェヴェルムはここが出所だったのである(こちら)、何でみつかったかと言うとどこが薦めてくれたのでもない、前に買った「南太平洋」のオビに宣伝がついてたのだ、普通オビなんてロクに見ないどころか保存しておくこともまあないのだがこれは何とはなしに残っててたまたま見て「え、そんなんあるの?」と検索したらちゃんと中古を売ってたのである、全くタハハなのである・・・いやこのアルバム自体は大変にお買い得な一品であるのだが

そしてトドメの一撃-ラマンチャの男は新曲じゃなかった(こちら)おもいでの夏とマイウェイ(これもカレーラス単品はなかったハズ)の間にちゃんと入ってたのである、知らない曲だとは思ってたが別のとこで聴いたらわからんほど全然アタマへ入ってなかったとは・・・二枚組でここまで丸カブリな一件って他にあるか?いやま同じモノを2枚買ったこともあるけどな

カレーラスvs少年合唱団

2019-07-28 09:21:15 | 音楽
ハレルヤ
Azonが薦めてくれた、中古でえらく高値だが売ってるもんなら買っとけとクリックしたら即届いた、カレーラス36歳、すでに完成された歌手だったけどまだどっか少年の面影を残してる
解説によればそれまで宗教音楽を録音したことはなかったとのこと、天使の糧、主よ憐みたまえ、アヴェマリア(グノー)はその後おなじみのレパートリーになったのだった
私的には彼がクリスマスコンサートで歌ってた祈りがうれしい、ビゼーのアニュスデイも好み、これカレーラスの声で聴くのは初めてじゃあるまいか、シューベルトの曲も聴くことになったね、この曲は初耳だけど・・・とまあそんなわけで買ってよかったよ

シューベルト、ブラームス、モーツァルト

2019-07-27 10:45:18 | 音楽
カレーラス「A Life in Music
タワーレコードが薦めてくれた、いや前から存在は知ってたがおなじみの曲が多いから買うほどのこともないかなと今まで見送ってたモノ、よく見たらシューベルトのアヴェマリアがあったのでついクリックしてしまった、これ今までありそうでなかった、ロスでパヴァロッティが歌ったけどDVDにしか入ってないのでコピーしてない、つまりこれだけポピュラーな歌でありながら簡単に聞ける音源を持ってなかったのだ

Disc1の新曲(?)は他に「ラマンチャの男」と「ブラームスの子守歌」これもウィーンのコンサートで3人が歌ったのはあったけどカレーラスの単品はなかった(そういうのけっこうあるのよな)、Disc2ではモーツァルトの「アヴェヴェルム・・・だけ、後はものの見事になじみの歌(たぶんヴァージョンも同じ)ばかり、シューベルトの子守歌とあったからドイツ語を期待したら(これ珍しく私も歌えるのだ)イタリア語、チ、ならさう言ってよね、いや、だったら買わんかったかと言えばそんなことはないけど

この3人(って古典的またはロマン的なドイツの作曲家ね)は歌もけっこう作ってるのにカレーラスの声で聴いたことはまあないんじゃないか、シューベルトのセレナードぐらいかな?いやあれもどっかで3人(これは3Tenors)が歌ってたんだった、ピュアパッションに入ってるのは歌詞が違うもんね

で、この私はと言えばオーケストラ部員だったから音楽と言えばドイツとばかし思ってた、昔から耳になじんでたカルメン(フランス)はホントの例外だったのよな、改めて縁は異なモノ変なモノだね(そういう時に使うか?)

今気が付いたけど「ラマンチャの男」The Impossible Dreamが「見果てぬ夢」名訳だ!

改めてディケンズ

2019-07-25 11:40:07 | 本と雑誌
オリヴァー・ツイスト
ディズニーの猫アニメがいかに面白くてもそらマガイモノ、なので元ネタはだうだったんだったかなと再読、2回目だから斜め読みで行けるかと思いきや、ほとんど忘れてたから丁寧に読まざるを得ず、登場人物の下劣ぶりにゲンナリしつつもこの描写がないことにはお話が成立しないんだからしゃーないやねと

いささかあきれたのはオリヴァーが最初にとっつかまった時に被害者のブラウンロー氏が立ち読みしてた本を持ったままオリヴァーを追っかけてたこと、時代が違うとは言えそも立ち読み自体がホメたことじゃないよ、スリを追っかけるにしても本は返してからにするのが法治国家の人間、本屋の主人が「オリヴァーはスリじゃない」と証言するためにわざわざ来てくれたのは立派だけどついでに「アンタは万引きの現行犯だ」と言ってもらいたかったね、イヤミな判事がそれに近いこと言ってたけど

サイクスは強盗のためにオリヴァーを連れて長旅、何でそんな遠くを狙ったのかねえ、そこへたまたまワケありの姉さんが養女になってたってそんなんありかよ、それ言うならブラウンロー氏が実はオリヴァーの伯父になってたハズのヒトだったってのがそもありえんけど、またそれ言うんだったら初めて会った時に「もしや?」と思わんてのも不自然よね

などとしょーもないことに突っ込んでみたけどこういうとこが欠点にならんのがこの作者のエラいところ、終わってみれば全てが落ち着くところに落ち着いてよかったねと言うしかない

いやノアとシャーロットのコンビはもうちょっと罰せられていいんじゃないの?せめてバンブル夫妻といっしょに救貧院送りにするとか、さう言えばドーキンスはだうしたんだろ?アニメ版では大活躍なのに捕まったままフェイドアウトはヒドくないか?やたらに笑ってばかしいるベイツ少年より彼の方が私的にはよっぽど好感度上なんだがな

それと罪もない犬を殺さんでよね、犬にとっては主人に殺されかけた上に先に死なれたんじゃ生き残る方が悲惨かもわからんけど

考えてみれば死亡率過多(エラリー・クイーンのマネ)な小説であることよ、それが19世紀の普通だったにしても