事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

岐阜県から大臣

2008-09-29 19:00:29 | ニュース

こんなこと書くの、自民党に乗せられてるんだろけどね、今時日教組を目の仇にする非常識な先代がクビになったおかげだし(なんて書いてもちょっと後で読んだら何のことかわからなくなるだろな)。

そも私は旧一区の出身なので旧二区選出の彼(例によってジュニア、オヤジの方も一時大蔵大臣とかやってたかも)が大臣になったからってうれしくもおかしくも何ともないし、一区選出の彼女(留任中の現大臣、誰だかわかるかな?)にすら出身地が違うからさしてアフィニティを感じてないのだ(我ながら心の狭いセクト主義者-なんてね、自分は岐阜県の有権者じゃないというのに)。

考えてみれば大臣になったからって選挙で有利になるかどうかは何とも言えないのだよ、二世議員のハシリである大野明(オヤジ大野伴睦、どちらも故人だから名前を出してもよかるべし)が落ちたのは珍しく現職の大臣(確か今は存在しない「労働大臣」)だった時なんだからね、これで選挙が盛り上がるかも-なんて言ってる地元のヒト、甘ーーーーい・・・・・

しっかし、今の衆院選挙、全然楽しみじゃないなあ、子供の頃は「開票速報」大好きだったのに


WANTED

2008-09-29 02:35:46 | 映画

レビューが賛否両論かまびすしいのと、先週の売り上げトップ作品なのと、それに何よりも時間があったので見て来た。午前中に行ったからか先週の「パコ」よりは空いていた(ランチの店も12時台にしては空いていた)

で感想はまず第一に「やられた!!!」

久々に「ミステリ映画」を見せてもらった、何せ徹底した「読んでから見る主義者」なので映画にだまされたことは一度しかないのだ(その一度というのは41年前の「猿の惑星」-本と映画の両方をご存知の方はおわかりと思う)。もちろんそういうわけでミステリ読みなのに映画には免疫がないというか、まさか映画ごとき(失礼!)にだまされると思ってなかったということもあるかもわからんが・・・・・

笹沢左保(エロ作家になっちゃう前、当代きっての-と私は信じてる-ミステリ作家だった頃の)の長編プラス高倉健(千葉真一でもよい)のヤクザ映画ってとこかな?これ最大級にホメてるつもり、製作者のヒトはそんな安っぽい(?)ものといっしょにされてたまるかと思うだろうけど、これだけCGが発達しちゃうと、特撮にどれだけお金をかけられても「あっそ」と思うだけでさほど感心しないのだ(つかそういうものに興味がないだけというか)

あ、これ、ひょっとしてネタバレかも、ある意味「ダマシのためのダマシ」ってストーリーで、登場人物もそう多くないし、これだけ聞いたら「アヤシイ奴」の見当ついちゃうね

でもオススメ、御用とお急ぎでない方、理屈っぽくない方、エソラゴトにリアルを求めないファンタジー好きな方(こう言っとかないと「何だこれは、デッタラメじゃないか」と怒るヒトもいると思う、そういうお話)、ぜひどうぞ


種の季節

2008-09-27 17:45:26 | 植物

実りの秋がやって来た、残念ながら(?)食用ではないものばかしだけど・・・
Mizuki Murasaki Nanten Tubaki



ハナミズキ(わかるかな?とってもあざやかな紅だけどちょっと遠い)、ムラサキシキブ(まだいまいちな色だし少ないし)、ナンテン(これもまだ早い)、ツバキ(こんなきれいなのちょっと珍しくない?)
Sep27
これは名前わからない、ピンクの花が可憐

Suihuyou スイフヨウ、朝は白くて午後になると赤くなる、酔いどれの私にピッタシな花なのでついでに入れとこう(たぶんタネもついてるハズだし)

いつしかエアコンがいらなくなってる、9月も終わりだね、昔はこんなに早く時間がたったかなあ・・・・


落下する緑

2008-09-25 21:44:09 | ミステリ
落下する緑 (創元推理文庫 M た 6-1 永見緋太郎の事件簿) 落下する緑 (創元推理文庫 M た 6-1 永見緋太郎の事件簿)
価格:¥ 777(税込)
発売日:2008-07

総裁候補が名古屋へ来てた日に三省堂でゲト、知らんかった、田中さんって鮎川賞で本格ミステリ作家としてデビューされたんだったのね・・・・・
けどファンタジー作家になられて正解だった、この短編集も2作目以後はどう読んでもファンタジーであってミステリじゃない、どうしてそうなのかと聞かれても私はプロじゃないからうまく言えないけど・・・たとえば30年前のワープロを使って小説を書く作家のお話なんか絶対破綻してると思うよ、いろんな意味で、違うかなあ・・・・・

ただクラリネットをすりかえる一件だけはちょっと感動、こんなこと実際にはあるわけないけど、でもやってやれんことはないかも、クラリネットって楽器を知ってるヒトしか考えつかないネタだなあ、(いや私はたまたま知ってるのだ)・・・・というわけで楽しく読ませていただきました

たぶんこのシリーズの続きは買わないと思います(申し訳ない)が、でも他のどこかでお目にかかりましょう、ご健闘を祈ります、早々


パコと魔法の絵本

2008-09-23 19:02:50 | 映画

TVとかで宣伝し過ぎのこの映画、今さら私ごときが言うことは何もないよーなもんだが・・・
例によって読んでから見る主義なので文庫本を立ち読みしてから行った、おかげで「アッ」と驚きはしなかった、思った通りの結末、優じゃないけど不可でもない
だけど予備知識なしに見たらこのオチわかるのかなあ、語り手のオッチャン=作中人物の一人にして超重要キャラというこのシカケ

あ、わけわからん人ゴメン、どこででも上映してるハズだから行って見てちょうだいとしか言いようないけど、とにかく役者さんたちのメイクがスゴイ、TVでおなじみの面々なのに誰が誰だか声を聞いても全然わからなかったのだ

役所広司(感じの悪いじいさん-そう聞いてたからそうかなと思うだけ)
上川隆也(変な医者)
国村隼(オカマ!!!-これには仰天)
劇団ひとり(消防団員-いつもクイズで見てるのに)
妻夫木聡(薬物依存の男-これまた仰天)

でシカケ人を演じる「阿部サダヲ」(実はこのヒト知らんかった)は聞き手の青年にお話を語って聞かせる「今」と、リアルタイムにお話が進行してる「あの時」では全然違うスタイルで登場してて・・・・ほんとにこの二人は同一人物だって白紙で見たヒトにわかるのかなあ・・・・・

誰か読む前に見たヒトない?

付記(9/27)-家人(できる限り見る前に読まない主義者である)にすすめたら(今週は見るべきものがないとかで)早速行って来た、楽しかったし別にわかりにくくはなかったとのことだった、めでたし(もっとも「彼」は「あのヒト」で合ってるんですよね-と私に確かめてはいたが・・・)