事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

昨日は最終話記念日

2010-03-30 11:05:51 | 事件記者の物語

だったのだ
「ダレン・シャン」という恐ろしくインパクトの強いお話を読み終わった直後だったとは言え、これを完全に忘れてたとは我ながらショック、やっぱ44年は長い-というか、これだけ書くことでようやく決着がついた、私にとって「事件記者」というTV番組は今度こそ完全に終了した-ってことなのかもね


ダレン・シャン

2010-03-29 11:23:30 | SF
ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫) ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)
価格:¥ 693(税込)
発売日:2006-07-

さすが小学館、文庫化されてどこの本屋にも並んでる(全巻そろってるとは限らんが)ので、20日の土曜日に買い始めて昨日読了した
とにかくおもしろい、これほどおもしろい本を今まで知らなかったなんて何か損したよーな(もちろん今読めたのだからよい、これから読むヒトうらやましい)

SF、ファンタジー、ミステリというカテゴリなのは、実際そのどれでもあるから
物理的にありえない設定はもちろんファンタジーだが、前半で起きる様々な事件や登場するキャラが後半でそれぞれに生きて来る丁寧な構成はまちがいなくミステリだし、と言ってミステリだったらオキテ破りなタイムパラドックス発生はやっぱSFのものだし・・・

あえてストーリーは紹介しない、絶対買って読むべし、言うことはそんだけ(今時間ないのだ)


星町の物語

2010-03-27 22:34:41 | SF
星町の物語 星町の物語
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2010-03

太田さんの新作なれば紹介せずんばあるべからず、ショートショート集なのだ
遠い昔(約50年前である)、確か学研の「科学」(だったと思う)にSFショートが連載されていた(作者は小松さん、平井さん、ひょっとしたら星さんだったハズ、わからんくてゴメン)、ある日私が「あれおもしろい」と言ったら、仲のよかった友人は「途中で終わっちゃう」と言ったのだった・・・

そうこれは「途中で終わっちゃう」お話、大人になったみんなにはおもしろいかなあ、私にはわからん、けどおすすめ、ぜひ買って読んでちょうだい


花開けば風雨多く

2010-03-25 11:13:28 | インポート

今日も雨である、開花から一週間過ぎたが状況はあまり進展しておらぬ、ま、早く散りすぎるよりはよいかも
てなわけで(どんなわけで?)、今日は多くの学校が卒業式だと思う
人生是別離(決まった-と自己満足)

と書いた後で元ネタをみつけた(干武陵という人の詩、唐詩選に載っている)

  勧君金屈巵    君に勧(スス)む金屈巵(キンクッシ)
  満酌不須辞    満酌
(マンシャク)辞するを須(モチ)いず
  花發多風雨    花發
(ヒラ)いて風雨多し<o:p></o:p>
  人生足別離    人生別離足
()<o:p></o:p>

そっか、私の記憶とはちょっと違ったんだな、ウロ覚えでゴメン、けど自分はこう思ってたんだからこのまましとこう


ホームズとワトソン

2010-03-23 16:06:07 | ミステリ

これは絶対ありえない仮定だが(と思う)、元ネタの設定を全く知らない、読んでないどころか聞いたことすらない-というヒトが役者目当て(あるいは予告映像がおもしろそうだから)とこの映画を見たら、「え、そんでオワリ、そらないだろ?」と思うハズ

「肝心なこと言ってないじゃないか、アイリーンを操ってる黒幕=モリアーティって、今までに顔見せてるんだろ、いったい誰なんだよー?」
「いや、考えてみればまちがいなくアイツのハズだ、他にはありえない、てことは続編で事情を明らかにするんだな、だが、そんだけで大長編一本分になるのかなあ、これは見てのお楽しみだな、ワクワク」

アイツって誰だって?ワトソンに決まってるでしょう、ホームズと昔からの知り合いというわけじゃない、元軍医、アフガンで負傷して除隊になった、ルームメイトを探しててホームズを紹介された、これ全て本人の自己申告(とホームズの推理)、勇敢で行動力抜群、ホームズほどじゃないにしても腕っぷしが強くて、これまたホームズほどじゃないけどアタマもそこそこ切れて判断はおおむね確か、メッチャ頼りになる相棒なんだが、どこか得体の知れないとこがある

私が映画製作者だったら、どれほど原作ファンから袋だたきにされようとワトソンこそモリアーティの正体-という結末にせざるを得ないと思う

ホームズ「さよなら、ワトソン、親友の君を司直の手に渡すには忍びない、僕が決着をつけてあげるよ」
ワトソン「ホ、ホームズ」
ホームズ「もちろん君一人を行かせはしない、僕もいっしょだ」

さて次のセリフどうしようか
「お、おい、ちょっと待て、早まるな、僕は死刑になるほどのことやってないハズだぜ」-かそれとも
「そうだな、どうやら年貢の納め時が来たようだ、今までほんとに楽しかった、君の手にかかるのならしかたないか」-かな?