事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

今思い出したが

2012-09-28 23:42:44 | 本と雑誌

ってイカツイートを見たからだが谷崎賞候補になるべき作品、「東京プリズン」って力作もあったじゃないか

もしや一番軽く読めてわかりやすい(あまりにも有名な元ネタとこの前の地震を組み合わせたことが見え見えな)作品を安易に選んだ、きっちりと書き込まれた他の作品をしっかり読んでそん中から「まちがいなく谷崎にふさわしい作品」を選ぶのが面倒だから

と決めたのじゃないか、だとしたらホントに心底許しがたい、ラジー賞を受賞すべきは源ちゃんじゃなくて谷崎賞の選考委員(筒井康隆他数名)だと思うよ、どうなのかな、みんな?

9/29追記-もちろん候補を選んだ中央公論の編集者にも責任はあるが、選考委員をやってながら「おい、あれは候補じゃないのか」ぐらいのことを言えないのは職務怠慢としか言いようがない、同業者の本を読めんのなら選考委員なんか辞退しろよとそんだけの話だ、選評は来月号に載るハズだが誰が買うか、全くハラが立つ!!


ベスターの短編集

2012-09-27 23:39:20 | SF
願い星、叶い星 (奇想コレクション) 願い星、叶い星 (奇想コレクション)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2004-10-22

「願い星、叶い星」てのは歌のタイトルだけど、タイトルに著作権はないからかまわんハズ、ちょっとでも歌詞を引用すると文句をつけて来るらしいどっかの団体にザマミロ、今のこの情況でどうやって規正かけれるのかやれるもんならやってみやがれ(あれ、話違うね)

ともあれ20世紀半ばのSF、恒星間飛行、ヒト型ロボット、時間旅行、恐るべきミュータント、最終戦争と地球最後の人類・・・あの頃はすぐにも実現するかもしれないと思ってた様々のシッチャカ、今になればどうなのかな、ホントどうなんだろね?

悩んだけどやっぱこれは世間の評判通り最初の一編がとりわけてスゴイと思う、一人称の語りでありながらそいつが誰だかわからない、このテクニックは只者じゃないよ、後は・・・あんまし言うことなし


世に****のタネは尽きまじ

2012-09-26 17:01:40 | 映画

ここの4文字に何を入れる?「ドロボウ」と言った有名人もいるけど私だったら当然「ミステリ」(似たようなもんだって?かもね)

だけど世間的には「エロ映画」の方が優勢らしい、この手の映画はケタハズレの低予算、下手したらミステリ1冊より安い費用(300-500万円)で1本作れちゃうとのことで、これだったらいくらヒトが入らんでも元ぐらいはとれる
でもってこの分野が映画監督の登竜門になってるそうなのだ、ここで思いっきり「低予算の早撮り」を修行して出来を認められたら普通の映画(というか十八禁でも普通の映画館で上映される作品)を作れるようになる、そうやって世に出た監督は多い(私がよく知ってるのは若松孝二)、なるほど

だけど最近「エロ映画専門館」って見かけないよね、「スケベ需要がなくなることはない」(とおっしゃったのは「無花果の森」にツッコミを入れておられた更紗さん)そうだけど、エロ映画館の観客だったみんなはどこへ行っちゃったのかな、映画監督養成産業がなくなるかもしれないのって由々しき問題じゃない?(だから「エロ映画」を見よう-とは思わない、いかんせん私は男にしかホレない「女」なのだから)

9/27追記-やっぱ劇場映画がなくなったら寂しいと思う、もちろん印刷した本がなくなるほどじゃないけど、ウナギがいなくなる(これだって名古屋にとっちゃ被害甚大)よりはずっと悲しい、でもなくなったものをあった昔には戻せない、何でもそうだがはて対策はあるんだろか?

9/29追記-今池の地下に今もひっそりと存在していた、人目につかぬかわりに新聞にはちゃんと広告を出している、まことにめでたい、私は行かんけどガンバレ


タンポポ娘

2012-09-25 23:57:17 | SF

ある事情で「あれ、単行本になってるの?」と検索してみたが今も入手不可能のまま、なんで?と思ったけど、原文を見れば(こちら)まあそれもしゃあないかなと・・・

あまりと言えばあまりにアマい、今時少女マンガだってこんなの受け付けんだろよ-と言ったら少女マンガに対する侮辱になりそうなアマさ、だけどそんならどうすればと言ってもどうしようもない、残らぬには残らぬわけがあるってことなのかもね・・・・・

あ、日付変わる前にとりあえずアップ


ヒガンバナ

2012-09-24 23:45:15 | 植物

中日新聞のコラムが昨日「暑さ寒さも彼岸まで、ヒガンバナを一つみつけた」と書いていた

「え、ホント、どこで?」とつっこみたくなるほど家の近所には全く見当たらないのだが、今日諸般の事情で岐阜県のド田舎へ墓参りに行ったら、確かにものすごくたくさんのヒガンバナが花芽をつけてて1個か2個だけ開花していた(しまったカメラ持って行くんだった)、そっか季節通りに咲くハズの花もヒートアイランドではリズムが狂うんだよなあ・・・
もう一つ驚いたのはセミがミーンミーンと鳴いてたこと、え、今の季節にカナカナですらないの?これまた何か変-と思ったけどそら50年も経てば変わることもあるわな、それと同じくらい変わらんこともたぶんあるって・・・

ところでいろいろある中日のコラムだが今日のは文句なし、ホントにお相撲が好きなんだね、これからもっともっとおもしろくなるとよいね(と所詮他人事)