事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

ヤン坊ニン坊トン坊

2006-10-31 23:46:37 | 過ぎし昔のTV番組

 続けてCDネタです。やけで思いっきり古い話行ってみましょう。TV番組ですらないラジオのそれも昭和29年放送開始のドラマ。当時20才の黒柳徹子さんを世に出した記念すべき番組でもありますが、さすがに私もリアルの記憶はほとんどない。とは言えこのテーマソングはかすかに聞いたような気がします。実に若々しいというか初々しいというのか、絶対この時代にしかありえなかった歌ですね。

 昭和30年代も後半になってからメンバー3人、TVで歌ったことがありました。わが家の家族一同「あっ」と言って画面に注目したものです。皆さんずっと上手になっておられましたが・・・
里美京子「皆さんこんばんは、僕ヤン坊です」
横山道代「僕ニン坊です」
黒柳徹子「僕トン坊です」
 セリフはこんだけ(でもってこのメンバーは即「チロリン村」のクルコ、トンペイ、ピーコ・・・・だからどうと言うのじゃないけれど)

 あ、話が前後してる、まずはこれから言わなくては。
 この3人は(いや3匹は)サルの兄弟です。推定年齢10才前後。故あって(どんな故かは知らない)親元を離れ、冒険の旅を続けているという設定でした。あの頃、幼児の私はトッパンの写真絵本というものを持っていて、それによれば彼らは灰色の毛並みのカラフルなチョッキを来た2足歩行動物。赤いリボンをつけたカラスのトマトさんという女性キャラ(声・若水ヤエ子?)が同行していました。
 それ以上の内容は・・・確かヤン坊かニン坊が木に、トン坊がヒヨコに変装するってくだりがあったけど、さてそれで何をしたんだったか・・・・・ただラストでは無事家に帰りついて、ケン坊という末の弟が登場したと思います。

 作者は飯沢匡氏。「ブーフーウー」と同じです。お騒がせキャラのトマトさんがお気に入りだったとのことでした。ほとんど内容不明なのに何ですが、私は「ブーフーウー」よりこっちの方がよかったように思います。
 「ブーフーウー」の子豚たちはキャラクターもコスチュームも、いかにも木やワラやレンガで家を作る「オリジナル3匹の子豚」そのまんま。教育番組の「おかあさんといっしょ」だからってそこまでわかりやすくするかなあ?もちろん乱暴だけど人のいい「オオカミ君」はちょっとかわいかったですがね。
 とまあそんなわけで(どんなわけだ?)


太閤記のテーマその他

2006-10-30 21:28:15 | 事件記者の物語

 昨日、「事件記者」のテーマはソノシートからの再録?と書きましたが、たぶん違いますね。だったらCDに太閤記がないハズはない。たまたまこのCDにないだけじゃなく、太閤記のテーマがどのCDにも入ってないらしいのです。
 薄謝協会販売のCDは複数のバージョンを作ってるとは言え、内容はどれも同巧異曲で、「事件記者」があったりなかったり、お子様番組の「ひょうたん島」が「チロリン村」だったり、民放の番組も入ってたりすることがある程度。大河ドラマはどれも「赤穂浪士」だし、朝のドラマは「おはなはん」。「他にはないの?」と言いたくなるけど実際ないんだろうと思います。

 「太閤記」自体は確かにしょうもないドラマだったけど人気はあったわけだし(特に高橋幸治が。緒方拳と石坂浩二だってこれで世に出たんだし)、テーマ曲はまちがいなしの名曲だったんだし-「赤穂浪士」とは別の意味でね-こういうものはとりあえず残しておくのが製作者の義務ではないかと思うのですね。だいたい作曲者と演奏者に申し訳ないと思わんかしらん-思わんだろな、やっぱ・・・・・

 他に私が名曲だったと思ってるのは「みだれ髪」のテーマです。「横堀川」の後、昭和42年の大阪局製作ドラマ。主人公は与謝野晶子(渡辺美佐子)、途中までしか見てなかったと思うけど、テーマ曲は辻久子さんのソロによるバイオリンコンチェルトでした。よかったですよ、こういうものを失くすなんて、辻さんにも失礼・・・・・やめた、なんかもうアホらしい。

 そう言えば「横堀川」のテーマってどんなのだったかしらん?忘れた・・・そもドラマのタイトルを忘れてたし(原作のタイトルは覚えてたのに)、結局検索して当ページへ来てくださった方もなかったみたいだし・・・昔のドラマってそんなもんなのかも。

 やっぱ事件記者は偉大でしたね、どんな意味でも。全く公共放送、わかってるのかよー・・・わかってないわな絶対・・・


事件記者のテーマ

2006-10-29 09:30:24 | 事件記者の物語

 CD届きました。これがまた薄謝協会らしく突っ込みどころ満載これだけネタにして数回は記事がかせげる-というシロモノなんですが、どうやら事件記者のテーマは本物っぽいです。音がわりときれいなところは私の知ってる昭和38年以後のバージョンか-ありていに言えば放送終了後に作った視聴者サービスソノシートの再録か?-とも思われるけれど、それにしちゃ短いかなあという気もするし、いやオープニングってこんなもんかな?1分27秒

 今もザウルスに再生させながら書いてるんですがね(ザウルスは音楽を聞きながら読んだり書いたりできる唯一の機械なのです、いや別にそんなことする必要全然ないけど)。見えて来ないんですよ、視覚情報が。
 そんなん当たり前かもわからんけど、私は毎週これを聞きながら字幕を読んでたわけです。輪転機が回って新聞を印刷する画面にかぶって「事件記者」「作 島田一男」「音楽 小倉朗」「出演」「相沢 八田 長谷部」「伊那 荒木 山崎」「熊田 浦瀬 岩見」
 前にも書いたけどこの先はわからない、誰がどんな順序で出て来たのか・・・・・どの辺で何だったんだろなあ・・・ラストは車の中からその車に立てた「東京日報」の社旗を映しつつ、それにかぶって「演出 坐古悠輔」だったはずだけど・・・やっぱり視覚記憶の再生はムリか・・・

 でもって曲が終わると「自然のアルバム」の解説が入って、また「事件記者」になる-1曲リピートモードだから-ってのは何か変、ナレーションは別トラックにしてくれんかなあ(トラック数が100近くになるだろうけど)

 てなことはさておいて、あらためてこれは名曲です。スパイ大作戦には負けるかもしれないけど、ナポレオン・ソロよりもいい。もちろんガードマンよりも・・・なんてね、そんなん好みの問題、公正な判断などあろうハズもない。けどこれを無キズで保存してくれたんだから、薄謝協会の数々の非礼、まあ許してもよいかな・・・何がだ、それとこれとは話が別だよ。

 

というわけで(どういうわけで?)当ページへ来てくださった皆様、メールをいただければ、どなたにでもファイルを差し上げます。WMA,MP3どちらでもどうぞ。


アラさんをお探しの方へ

2006-10-27 16:54:05 | 事件記者の物語
 藤岡琢也さんのご逝去から1週間、そろそろ「事件記者」ブーム(?)は終わり、当ペ ージへのアクセスも減って来ています。もっと早く気がつけばよかったのですが、検索語の中に「事件記者 荒さん」というのがありました。
 わざわざ来てくださったあなた、お役に立てなくて申し訳ない。今となっては絶望的にデータがないんですよ。ただNHKが出してるDVDにはしっかり出演しておられたから、それをごらんになるのが一番かと思います。けどそれももう在庫切れかも。当ペ ージのAmazonおまかせリンクからもなくなってしまいましたしね。レンタルはあるのかなあ・・・・

 とは言え小説版には今も生きています(電子版しかないけど、当ページの関連グッズをごらんください)。これは在庫切れになることはありませんのでいつでもどうぞ。


津原さんのHPから来られた皆様へ

2006-10-26 13:59:14 | ブログ

 昨日、津原さんのBBSに宣伝(いや本を読んだ報告)を書き込んだら、早速当ページをクリックして下さった方多数。ありがとうございます。と言っても初めての方には「 何だ、コイツは」ですよね。
 クラリネットのことなんか一言も書いてないし、宣伝してるCDは「らんま」と「あ~る」だし、ほとんどの記事は全然知らないTV番組のことだし。あちらに書いた「津原さんが入学される前」というのは、彼が「小学校に」入学される前の意味でした。 それほど昔のことしか書かないのです(でもないけど。意識的にミスディレクトした一面なきにしもあらず。どうぞ殴ってください)。

 あらためて自己紹介と言うのも何ですが、私は津原キャラの中の「特異な思考回路の持ち主」に似ていると思います。「ブラバン」で一番笑ったところは語り手の「僕」が彼女からバカ長いラブレターを貰った件でした(2番目はエレキ弦バスが最大音量で鳴るシーン)。

 私もかなりの変人らしいです(自分では全然自覚なかったけど、最近どうやらそう らしいことはわかったような・・・)。バカ長いラブレターも何回も書いています。今 書き続けてるのもそうかもしれない-いやかもしれないじゃなくてまさにそのもの-というわけです。今後ともよろしく(何がだ?)