無伴奏 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:2011-07-27 |
ようやく読了、いやもうミステリってホントにいいものだなあ、ほんのちょっとの間でも純文に浮気してたなんて、我ながら恥じ入るばかり、オバハンは若い男に頼られると(いや頼られたと思い込んじゃうと)弱いもんなんだよ
前作で孤独なお年寄りに頼られた阿南さん(別にそのせいでもないだろけど)、10年後の今、岐阜でヘルパーの仕事をしている(一時期配送をやってたこともあるらしい、そん時どっかへ出演したのかなあ?)、例によって文句なしに有能、脳梗塞で寝たり起きたりのお父さんを世話してくれと同居のお兄さんに頼まれたが・・・・
舞台はほとんど阿南さんの家族が住む浜松で岐阜県は岐阜羽島の駅前がちょっと出るだけ、あんなとこに店なんかあったかしらん、いや今はあるかな、彼クルマを持ってないらしいけど岐阜市内からどうやって行ったの?あ、今は電車があったか、でも20分で着けるかなあ、しかも名古屋から(か浜松からか)来たクルマが見張ってるって・・・・・おっとこれもしやネタバレ(じゃないと思うけど)
え、アラ探しにもワケがあるんじゃなかったのかって?そら岐阜県人だからね、死ぬまで岐阜県人だから岐阜県のネタは特別、それにケナしてるわけじゃないよ、太田さんのミステリであるが故にこうでなくては(一気呵成にナゾを解かなくては)いけないとも思ってるし、これでミステリが成り立たなくなるわけじゃないし
あ、お年寄りの一人が「梅を見に行く」って言ってる、これ梅林(バイリン)だろな(と勝手に決める)、阿南さん、必ず行ってね、私はもう長らく行ってないけど・・・・・
てなこととは全然関係なく、太田さんのおっしゃる通り、歳をとっていいことは少ないよね、ないとは言わんけどそれも私らぐらいまで、あと20年生きたくない-と死んだオヤジも言ってたな、あん時、今の私よりちょっとは年上だったかもわからんけど、結局テクノロジーは進歩しても世の中そんなに変わってないんでないの?