事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

クラウスとカレーラス2

2019-01-31 11:01:17 | 音楽
アルバムタイトル「スペイン音楽の心」え、イタリア語の方が多くないか?(わからんけど)クラウスのオヤジさんはオーストリア人とのこと、そっかドイツ人(でアルフレート)だと思い込んでたのまんざらのマチガイでもなかったのね、カレーラスはバルセロナだし・・・ま、いっか、カタいこと言わない
ともあれどんな曲が入ってたか参考までに書いとこう、カレーラスの歌は映画のサントラとのことだが簡単に見られる映画じゃなさそう、そらそんなこともあるよな

1.タランテラ(ロッシーニ) A 
2.人知れぬ涙「愛の妙薬」(ドニゼッティ) J
3.やさしい魂よ「ファヴォリータ」(ドニゼッティ) J
4.飛んで行く小鳥よ「蓮っ葉な水車小屋女」(ルーナ) A
5.煙が立てば「ドニャ・フラスキータ」(ビーベス) A
6.陽気な歌(リョベート、アプリル) J
7.夢のように「マルタ」(フロトー) J
8.ロリータ(ブッツィ・ペッテャ) A
9.ナポリ人のセレナード(タリアフェッリ) A
10.野から牧場から「メフィストフェーレ」(ボーイト) J
11.さようなら(トスティ) A
12.青のカンツォーネ(ビクシオ) A

タランテラ-あんまし関係ないけど大昔公共放送のドラマ「ふしぎな少年」で登場人物が「マンマミーアタランテラン」と歌って踊るシーンがあった、あの歌これのつもりだったんだろかと今も疑問に思ってる、実際は「Mamma mia,si saltera」って歌詞なんだが

陽気な歌-映画オリジナルの歌だからここ以外にはないハズ、陽気なと言い確かにそんな歌詞だけどメロディはマイナー、実は悲しい愛の歌らしい

メフィストフェーレ-映画には入ってないとのこと、カレーラスがファウストをやった録音は見当たらない(グノーのファウストならあるが)からこれまたひょっとしたらここにしかないのかも

さようなら-これがトスティ?とちょっと意外な気も、クラウスがスローテンポで歌ってるからだろか?

レコード店より連絡、クラウスのペトラルカその他が入荷しないとのこと、以前ドイツ語のカルメンをみつけてくれた会社なのでもうちょっと待つと返事したがさて正解なりや否や?

いろんな伏線

2019-01-29 14:27:58 | 本と雑誌
天冥の標3
ようやくここまで来た、ノルルスカインがフェオドール(パンデミックが始まった時その島にいた製薬会社の御曹司)のPCを乗っ取ったのはセキュリティが甘かったからで全くの偶然だった、つまりノルルが意図的にフェオと接触したわけじゃなかったてのはちょっと意外、こんなこと読み直さにゃ気が付かんかったよな、生身のフェオはあっさり死んでたんだったのか、それも忘れてた
冥王斑対策の先頭に立って活動した日本人の華奈子と圭吾はカップルになって子供を作った(はっきり言ってるわけじゃないけどたぶん)シリーズの要とも言うべきセアキ一族は彼らの子孫で代々端末にノルル/フェオを伝えていた、最終的に太陽系軍団を組織したAIは結局彼ら(コピーされてどんどん増殖したから複数でよかろ)が進化したものだったみたいね(これもはっきり説明されたわけじゃないけど)生物なればこそ進化できた、ただの機械じゃなかった、セレスの分身と再会した時にそれっぽいこと言ってたもんね、まあそんなら文句ないかも、つかもうちょっとちゃんと説明してもバチは当たらんのじゃない、作者殿?
最初に感染してたった一人生き残った(でもってパンデミックの元になった)男ジョプと日本で最初に生き残った少女チカが結婚してその子孫がこの時点でグループの議長を勤めている(いささか危ないヤツ)、彼女と後の女王イサリ、ミヒル姉妹との関係は?書いてあったような気もするけど思い出せぬ、ミヒルはグレア議長の血を引いてる気がするんだが・・・

ともあれミスチフが作った強力な動力源(もう感染源じゃないんだろか)がセレスに置かれた事情が説明され、酸素いらずのアウレーリア家とセアキ家の因縁もここに始まった、でもって酸素いらずが救世軍を後見することになったというんだが彼らの子孫はその一件を全く忘れてる、セレスに閉じこもった時徹底的に情報を操作したんだったけど、でもあれだけのパニックを起こした疾患のことをキレイスパーリ忘れられるものなんだろか、考えてみるとこれはいささか解せん話よな・・・

4に入ったところで休憩、改めてエロには免疫がないんだよ

クラウスとカレーラス

2019-01-28 23:24:58 | 音楽
何か知らんがさういうもの、完全中身見ずのジャケ買い(こういうの不見転=みずてんというのよな、確か)
発売は92年、バルセロナ五輪の前ださうである、カレーラスの音は86年(39歳)クラウスの音は何と59年(31歳)そんなんありかよー!!
とりあえずdynaはコピーしてくれた、アーティスト情報なしだがね、若きカレーラスの「夢のように」がメッチャうれしいよ、これで3人分揃ったもんな
あ、時間ないからとりあえずアップ

神話と歴史の間

2019-01-27 18:43:13 | 本と雑誌
大津透「天皇の歴史1 神話から歴史へ
小堀桂一郎氏が評価しておられたのとソニーがおいてたのとで即ダウン、だけどモニタで飛ばし読んでるうちにだんだんハラが立って来た
ヤマトが「三輪山の麓」?奈良が好きだからここが古代王朝発症の地って勝手に思い込んでない?そらさうなのかもわからんけどだからって古墳時代の始まりを3世紀前半に押し込んじゃう?女王卑弥呼を無視するの?と思えば彼女がシナの王朝から剣と鏡を下賜されてそれを支配の正当性に利用したことは否定せんわけね、そんじゃ卑弥呼は誰なの?大和朝廷に女王がいないという文献的事実を何で無視するの?

それともうマジに読んでない(実は飲んだくれてる)けど何で津田左右吉にそこまで義理立てするかなあ?>50年前の井上光貞と基本どっこも変わってないじゃん、ひょっとして・・・・元ネタ読んでないというか「そこは創作に決まってる」って飛ばしてない?つまり井上と同じことやってない?あんまし古人をナメんじゃねーっての、ひょっとして8世紀にも20世紀のファンタジー作家がいたとか思ってねーか?

追記-小堀氏もおっしゃってることだが本居宣長が神話と歴史を同一視したのは確かにマチガイだった、歴史は歴史、今現在あるハズのないことは昔にもあるハズがなかった、神話は史実じゃない、だが・・・・あるハズがなかった=何もなかったではないと思うよ、その区別まで18世紀の知識人に要求するのはムリなんじゃない?学問は受け継がれるモノなんだ、それ(一部が正しくなかったから全てを否定する)ってダーウィンの言ったことが100%正しいわけじゃなかったから進化論そのものが間違ってるって言うのと同じことだと思うけど?あ、これ言っても全然通じんヒト多いよな・・・

もう一つ追記-今の生物関係で進化論を否定するヒトはおらん、事実は事実なんだからだうしやうもない、だが今の日本史関係で「日本の文献全て創作説」を肯定するヒトいまくりとか?何でそれが事実なの?何か終わってるよ・・・・・・

帝国の時代

2019-01-26 11:32:03 | 本と雑誌
林佳代子「オスマン帝国500年の平和
帝国主義=Imperiarismでよいのかにゃ?別の言葉でいうと植民地主義?帝国とは本国と周囲の属国でできた国家のこと、周囲は陸続きのお隣に限らない、この前までインドは大英帝国だったし、それよりちょっと前には(どのくらい前だ?)南米はスペインとポルトガルだった、それ言うなら朝鮮半島は日本だった、その地域にいいことをしたかだうかは問題じゃない、独立を奪われたということは無条件で悪いことなのだ(とかの国は思ってるんだよな、めでたい国だ)

オスマン帝国はおそらく世界でもっとも長く続きかつよく機能した帝国だったと思われる、考えてみればこの2つはイコール、システムが機能しなくなったら早々に崩壊しちゃったハズだもんね、もちろん東洋的専制国家であり典型的な王朝国家だったが必ずしも独裁国家ではなかった、ということがこの本を読むとわかる、後半になるとスルタンはほとんど存在感を失って名前すらわからんくなる、いやもちろんわかってるけど記載されんくなる、日本の天皇や江戸幕府の将軍と同じでいてもいなくてもよくなったのだ、官僚組織つまりは地方から税金を吸い上げるかわりに治安を維持する組織(ギャングとどこが違うんだって違わないよと小松さんが言っていた)がうまく働いて国内に一応の平和が保たれていたのだった

またイスラム国家だから税制上国内の異教徒を不平等に扱っていたがそこは扱われる方も納得していた、どっかの野蛮国みたいに彼らを命の危険にさらしたりはしなかったのだ

興味深いのは男色が全肯定されてたこと、美少年好みに限られる(ように見える)のはちょっと気になるけど、でも考えてみればどこの宗教だってホモはNGなんて言ってないハズだよな、そんなこと誰が考えたんだ?旧約聖書のどっかにはあるらしいけどキリスト教は古い教典を(ほとんど)無視するところから始まったと思う、唯一残ってるのが「汝、我のほか何者をも神とすべからず」だがこれだって危ないもんだ、聖母マリアを拝むのはかまわんのだもんね、あれ、何の話?

意外やイスラム圏では「像を刻むなかれ」が守られてる、西洋の画家は平気で神様を描いちゃうけどアラーの像(あるいは画像)というものはない、本来これは「作り物を拝んではいけない」という意味だもんね、あれ、何の話?