鼠と竜のゲーム (ハヤカワ文庫 SF 471) 価格:¥ 672(税込) 発売日:1982-04 |
私はこのヒトを知らなかった、津原さん推奨だが彼にも珍しくどこがオシなのか書いてない、ただ「彼なかりせば現代のSFはありえなかった」、え、ホント?アシモフ、クラーク、ハインラインはどうなっちゃうの?
そう言えばこの本棚けっこうSF入ってるのに(ブラッドベリ、オールディス、ベスター、プリースト、レム、コーニイ、ヴォネガット)とびっきりクラシックな3人は採られてないね・・・
なんてことは関係なくたまたまジュンク堂(だったと思う)で「ノーストリリア」をみつけて買ったら解説に他の短編集も並べて読むともっと面白いよてなことが書いてあった、だけどこの本(確かに書店で見かけた記憶がある気がするのに)既に絶版、しかたないから古書で買ってちょっと時間ができたのでようやく読み終わった
伊藤典夫氏の解説にいわく
主人公たちに加えられるおそろしく非人間的な扱い-ラインバーガー(作者の本名)が生来病弱で年がら年中大手術をしているような体であったことを知るのは死後十年近くたってからである
ま、これにつきるわな、何で(ヒトに限らず生物を)こんなに手ひどく扱うのか、そら自分がそう扱われたから、痛いのが日常だったから、そっか、そういうことか・・・
残りの短編集も幸いわりと安く古書を売ってたので注文、それを読んでからまた考えることにしよう
追記-と書いてから気がついた、本書の初出は82年、これは1冊の短編集を2分割した前半なのに後半が出たのは94年、よくぞ読者を待たせたり
もう1つ追記-長編「ノーストリリア」は09年初出だがその袖には「鼠と竜」だけしか載ってなくてそれもすでに絶版、そんなんありかよ?
さらに追記-と思ってよくみたら私が買った「ノース」は再版で初版は87年らしい、カバーの絵は変えたけど袖はそのままだったのね、まあ一応のところ納得