ズッコケ中年三人組 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2005-12 |
主人公たちは1978年に小学六年生、つまり昭和41年生まれで私とは完全に年代がズレている、したがって本シリーズのことは全く知らない、たまたまこの本が広島本大賞の候補になってたなかったら、間違っても手にとることはなかったハズだった、お話の舞台「稲穂県ミドリ市」が広島市で「花山駅」が西広島であることは作者が明言しててまちがいないことなんだそうである、駅前に銅像まであるとか・・・・
というわけで少年シリーズの設定を知らずに読み始めたのだが、これがけっこう面白かった、怪人二十面相みたいな怪盗が活躍するミステリなのだ、いやむしろ強盗紳士のルパンかな?39歳と40歳になった主人公たち、どう考えても明智小五郎とは言えない「迷探偵」だし、怪盗Xは(年はとっても)なかなかにスマートな仕事ぶりを見せてるし
彼らはその後も順調に年を重ねて今年は45歳になってるらしい(本屋で平積みになってた)、ま、そこまでつきあう気はないけどさ