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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

コンゴ

2014-05-07 16:41:23 | 映画

「ネイチャー」撮影場所からものの見事に真中(コンゴ民主共和国に当たる場所)が抜けている(1つ前の記事参照)、なぜか?安全が保証されなかったからじゃないかと思う、なぜそうなったのか?そこに資源があるからだ・・・

利用可能な資源というヤツは動物(最初にここからヨーロッパによって収奪されたモノは象牙だった)であれ植物(次は天然ゴム)であれ、まずその地域の住民をハッピーにはしない、地元民は安い賃金でコキ使われて寿命を縮めるだけと言っていい、まして鉱物資源と来た日には・・・(中東の産油国だって金持ちはほんの1にぎりしかいないのだ、いや近いところでは佐渡の金山とか、あ、ちょっと前までこれ悲惨の代表だったんだけどもう古い?)

この国(特に南東部のカタンガ地域)は石油の他にウラン(!)や希少金属のタンタル(小型バッテリの材料らしい、へえ、知らんかった)とかが集中する、でもってそのほとんどを国外の「多国籍企業体」が占拠している、そのせいだけとは言えないのかもしれないが長年モメごとが絶えず今も世界の最貧国(こちら)、ソマリランドは「争うべき利権がないから平和」と高野さんがミもフタもないことを書いておられたのとまさに反対の状況なのである、この国にもゴリラは住んでるハズだが(エボラ出血熱で大量死したとか、ああもう何と言ったらいいのやら)、撮影に入るのはあまりに危険だったのじゃあるまいか

それがどうしたって・・・話せば長いことながら短くしたんじゃわからない、なので続きはいずれ(書かないかもしれない)

ちょっと訂正-写真をよく見たらゴリラを撮ってるのは北隣のウガンダだね、動物に国境はないハズだからコンゴと生息域はつながってるのかも、じゃないまちがいなくつながってる、ということはこの子たちもエボラの危険にさられてたのか・・・・タハハ、どうか生き延びてくれよ