事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

石堂藍さん

2010-11-30 16:33:41 | 本と雑誌

ランさんだそうである(北杜夫描く「藍子」はアイコ=アコだったなあ)、「黄昏」と「イン歯ー」の比較検討をアップしてくださった(こちら)
なるほど、ほぼ全面的に賛成だな(私のはこちら)、シロウトの私が書くと品のない悪口雑言になっちゃうとこをプロがお書きになればキッチリと論理的な考察になるというよい例だ、先にアップしといてよかった、アイディア盗用と言われんで済む-というべきか、別に私ごとき書く必要なかった-と言うべきなのか(後の方だろ)
一つだけアッと思ったのは「中学生にまだ親知らずはないんじゃないか」との一文、あれ?そう言えばいつ生えるんだろな、4本そろうのは20歳過ぎかもわからんけど同時に生えるもんじゃないしな、記憶定かならず、20か21で生えた直後のを抜いたことは確かだが、そうそう、津原さんの親知らずはまちがいなしの実体験だそうである、やっぱしなあ

ということはさておいて石堂さんは「イン歯ー」と「乳卵」の2冊しかお読みになってない、それだけでも大変な苦行だったとのこと、ハイ、よくわかります、私はとても「乳卵」を買う度胸ない、2ちゃんに引かれてた数行でもうギブアップ・・・・・
したがって「星星峡」はお読みじゃないわけだよな、私は「合わせ技で一本」になると思ってる、ほんの掌編だからそれほど努力はいらないハズなので、お読みの上ぜひ感想を聞かせていただきたいものなのである

12/1付記-何と石堂さんご本人からコメントをいただいてしまった、まことに光栄の至り、「中学生の親知らず」はカットされたとのことだが、ま、文章なおすのめんどうだからこのまましとこう、「黄昏」についてのデータでもあるし(何のこっちゃ?)


青い部屋

2010-11-29 19:08:01 | ニュース
タイトルの店について前にこんな記事を書いたのであったが、募金活動は遅々として進まず、事態は深刻のようである、私も考えられる金策は試してみたつもりだが効果なし、改めて自分の役立たずを自覚するのみであった

口座名:「青い部屋 救済委員会」
三井住友銀行  本山支店(484)
普通口座 6826315


もう一回銀行口座を貼っときます、振り込み詐欺とかでは絶対ありません、有志の方のご協力をお願い申し上げます、よろしく、最敬礼





イヤよイヤよも好きのうち

2010-11-28 18:58:08 | スポーツ

とは歌の文句だがそういうことってホントにあるんだろか?

私がこれまで聞いた中でいちばん怒り狂ったセリフはというと(そんなん言わんでもいいって?まあ聞いてよ)
「KEIさん、ホントは巨人(野球チーム読売ジャイアンツのこと)を応援してるんじゃないですか?」
だった

もしこれを言った彼女が野球をロクに知らず、しかも生粋の東京人でそれまで「野球ファン=読売ファン」だと思い込んでたということを知らなかったなら、私はその日に殺人犯-はムリとしても傷害犯-になってたと思う


豊崎さんスゴ過ぎ

2010-11-27 16:01:36 | 本と雑誌

Webちくまの「まるでダメ男じゃん」が無事更新された、たまたま先月何かの事情でオチてただけらしい、その間に元ネタを確認できたんだからかえってよかったかも

元ネタ読んでても彼女に解説されるとやっぱ一味違うおもしろさ、何とこれって被害者=犯人のミステリだったのか、鈍い私はいまいち気がつかんかった、もう一回読みなおさねば(どういうことってそれは読んでのお楽しみ、私がやった通り元ネタ→解説の順に読むのが吉だと思う)
映画は途中でぶった切っちゃったんだからつまんないわけだ、もっとも主人公が佐田啓二じゃだうしようもないやね、と言って藤山寛美でも(彼も出てた)どんなものか、じゃあ藤田まこと(あの頃のだよ)?と言えばそれも違うかなあ、ヒロインは山本富士子、お母さんは浪速千栄子でバッチシだったんだが・・・・

ともあれこうなると純文学も捨てたもんじゃないね、昔、誰か(名前忘れた)が「今の純文学はバーの女の話ばかりで、あれは昔の花柳小説だ」とか言ってた(ウロ覚えだからちょっと内容違ったかも)けど、バー小説にだって名作はあるのかも、誰か知ってるヒトない?

ちょっと感心したくだりを引いとこう

君は女に甘い。君は下手《へた》だ。そんな君、女にただ遠方から金を送るということがあるものか。(中略)いや、君は馬鹿だ。はははは君、出ている女は君、君一人だけが客じゃない、ほかにも多勢そんな男があるもの……

出ている者に金を取られるということは、世間に何ぼもあるならいどすよって、(中略)向うは人を騙《だま》さにゃ商売が成り立ちまへん。それを知って騙されるのはこちらの不覚。それをまた騙されんようでは、遊びに往ても面白うない。

当たり前のことをこうはっきり言ってくれる小説って意外にないもんなのよね

一度ならず二度までも軽々と、あの母親のいうことを真実《ま》に受けて、この貴重な脳神経を、どんなに無駄《むだ》に浪費したか知れぬ

こちらは主人公、「貴重な脳神経」がいい、豊崎さんいわく

ここまで来ても、まだ自分が招かれざる客であることを自覚できないような脳神経なら捨ててしまえっ

アハハハハハ


久々に本を読む機械

2010-11-26 11:41:39 | パソコンと周辺機器

ソニーリーダーいよいよ発売
世界的人気機種にもかかわらず、日本語対応が遅れてたこのものがついに来月10日販売開始となった、まずはめでたい

このHPを見ても使い方はいまいちよくわからんが、タッチペン方式、つまりザウルスに近いのではないかと思われる、XMDF,PDF,TXT,JPGに対応というからこれもザウルスに近い、Windows対応、USBケーブル付き、付属CDどうやらなしということから、特に何かをインストールせんでも外付けHD的に使えるのではないかと推測される、ひょっとしたらこれでe-NovelsのPDFも復活できるかも

安い(約¥20000)、軽い(文庫版タイプで155g)、長持ち(1回の充電で2週間)-かなり私の理想に近い機械みたいだな・・・・・

だとよいんだがね、この会社のことゆえ何かワナがありさうな気がする、結局ソニーに金を払って買った本しか読めんとか、本体から機械へのコピーは一回だけとか、PCを登録せよとか、前と同じことだったり・・・・

ともあれ、今さらソニーの軍門に下るのはシャクだからすぐには手を出さん、しばらく様子を見た上で考えるとすべし、次に買うのはある事情でAndroid au(いつになるかわからん)と決めてたんだが

とか書いた後で検索してみたら、私ってば約1年前にこんな記事書いてたんだ、まさか聞こえたとは思わんけど、私の希望が実現してればよいな