事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

おせちの悲しみ

2020-12-31 19:32:35 | 本と雑誌
タイトルには特に意味ないのだが諸般の事情(面倒なので略)でまだ大みそかというのに近所のスーパーに予約してあったおせち料理を味見することとなった、結果は・・・意外にイケる、今までいかにも保存食って感じでしかたなしに消費してたモノが何と言うか今年は普通にウマイと思うのである、スーパーえらい!!

今夜はお屠蘇も仕込むことになるのだがお屠蘇って何?と言えば
宮城谷昌光「史記の風景
蘇とは邪鬼のことで「邪鬼を屠る」酒なのだと「和漢三才図絵」にあるらしい(そんなん確かめやうないけど)さうだったのか、初めて聞いた今聞いた、生きてればいろいろあるよ、でもこれって正体は何なの?

ともあれ2020年もこれにておしまい、皆様来年もよろしく(誰に言うとるんだ?)

映像の悲しみ

2020-12-30 21:55:29 | 音楽
タイトルにさしたる意味はないが・・・2020年も後1日になった本日、カレーラスファンクラブ白血病基金から素敵なプレゼントをいただいてしまった、オリジナルDVDである

2017年福島復興祈念コンサート(ギリギリ70歳、そう言ってる)のニュース映像(だからモノラル)私がリアルで聴いたのはこれの1年後ってことだよな、そっかあれから早2年、月日の経つのは早いものでございますなあ・・・って違ーーう、何でこういう音源をちゃんととっといてくれないんだよ、年とってからの声だって聴きたいんだから、けどそれムリなんだろな、本人が(たぶん)望まないんだろうから

2008年ウィーンの舞踏会(61歳、まだ若い、完全白髪になってない)ウィーンフィルは毎年新春コンサートをTVでやってるけどこんなのもあるんだね、マイクを持って歌うスタイルがちょっとフレッシュ
「踊っていただけますか?」
「いやオレ、ダンスなんてできないし」(英語わからんからいーかげんな解釈)
でもちゃんとサマになっちゃう、美男は得だ

2001年北京公演のTV放送、パリ大会から3年カレーラス54歳ドミンゴ60歳パヴァロッティ65歳、映像も音もかなり・・・だがともかくもステレオ、この後に3人で「ビーマイラブ」と「帰れソレント」を歌ってる、この指揮者誰だろ?
「フェデリコの嘆き」3年前の大みそかに映画館で最初に会ったのがこの曲だったね(こちら)、全然知らない歌だった(今でも知ってると言えるのかだうか)「カレーラス、確かドン・ホセだったよな」思えば奇しき因縁

ともあれ久々に新音源をゲトできてとってもうれしかったです、白血病基金の担当者様ありがとうございました、最敬礼

年末のライダー映画

2020-12-29 23:01:41 | 映画
仮面ライダーゼロワン
あれやこれやで封切り12日目の鑑賞となってしまった、ミッドランド2さすがに空いてる、つか座席の間開けんくてもよくなったの?

ということはさておいて本作、レギュラーメンバーが全員元気だったのがうれしい、とほとんどそんだけ、ナノマシンでアバター作成なんてジョークだろ、そうやって再生した彼、何でこの世界を終わらせにゃいかんのだ?あちらの世界がまともに機能すると・・・思ってなかったんだよね、だったらいったい何をやりたかったの?

あ、わけわからんくてゴメン、ホントにわけわからん話だったんだから、けどもう一度言っちゃう、レギュラーメンバーが全員元気でうれしいよ、続きがあったらたぶん見るからね

にしてもこれで今年の映画オワリ?いやそらそんでもよいけどさ

澤田瞳子

2020-12-29 00:58:43 | 本と雑誌
腐れ梅
ホントなら今日が御用納めだが調子が悪くてお休み(熱はない)山へ行く家族を見送ってコタツでこれを読んでいた、何かハッピー、やっぱ心底好きなんだよな、活字が・・・

菅原道真を祀る北野天満宮はどうしてできたのか、これはけっこうナゾなわけでこういうこともあってよいんじゃないのかにゃ
ただちょっと史実と違うんでない?藤原師輔の娘を后にした(で憲平親王=冷泉天皇を生した)のは朱雀じゃなくて村上天皇のハズ、これけっこう重要な問題だと思うけど、まーそこは読みかえればよい話・・・かにゃ、この作者そこに全然興味がないわけね

またこの時代に梅毒はない、これはホントに重要な問題だと思うのよにゃ「業平がカサをかかぬは不思議なり」いや別に不思議じゃない、年代ズレてるから

てなことはあるけど面白かった、好きだよ、こういうの

え、そんな?!

2020-12-27 14:51:54 | 本と雑誌
浅葉なつ「神様の御用人9
気が付いたら2年経ってる、そら忘れるわけだよなと思ったがかすかな記憶はなくもない、特にスイーツ大好きな狐神と光源氏を気取る大国主のキャラはさう簡単に忘れられるわけがない、んだがここであっと驚く大逆転(と言うのかにゃ?)やたら態度がデカいだけと思ってた狐神に意外な過去がありしかもどうやら記憶を失くしてたらしい・・・

主人公を御用人に任命した神様は国常立(クニトコタチ)だった、なるほどね、だけど日本の国土そのものだからヒトの営みには関与しないとか言いながらやることが細かくない?いやさうでないと話が始まらないんだからしゃーなのいかもわからんが、そして狐神は国常立直属の龍二体の片割れだった、ペアの一体は昔蝦夷(えみし)に肩入れし過ぎたので封印されていたのが現在に至って復活しこの国を一旦壊して立て直そうと企んでいる、八百万の神様たちもこれにはどうしたものかと戸惑うばかり・・・

おいおいいったいどうなっちゃうの?と思ったら「つづく」二階でハシゴかよ、そんなことする作者とは思いもよらんかったぜ、と言いつつ来年3月まで待つしかないのであった