経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713

2014-07-28 07:02:12 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
                                 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
                                 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
                                 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 21014年7月4週 初めての顧問料 0720


■ クリティカル・シンキングにおける意思決定とアクションプラン 14-7-4-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回は、クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証するという手順まで学んだ。
                                 また、仮説を立てるタイミングによっては、無意識のうちに仮説に引き寄せられないようにする必要があることも学んだ。


◇3-5 意思決定とアクションプラン

 第一ステップの目標を達成するために、第ニステップで分析、ステップで仮決定した方向に基づき、何をすべきか、実行計画はどうするかなど、ここでは最終的な意思決定を行います。

                                出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 クリティカル・シンキングを進める場合には、一定の思いで進めると誤った結論を導くことになりかねないことを警鐘している。そのために、途中で再度全体を見直し、場合によるとスタート時点でのフレームワークから作り直すことも必要と説かれている。
                                 その作業によりムダも生じるかもしれないが、重要決定事項で判断ミスを犯さないためには、不可欠なことと思えるようになってきた。
                                 また、アクションプランは、PDCAの考え方からも不可欠であり、その進捗管理の重要性も説かれている。


■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 中小企業の中で、海外部門を持たない会社も多い。そのような会社のコンサルティングをすることができればと考え、JETROサイトを彷徨っていたら、海外への販売ルートを求めているという企業を発見した。
                                 埼玉にある某企業が、スマートフォンやiPad用のカバーを海外で販売したいが、その販路を探しているという。早速、電話でコンタクトをしたところ、まだ輸出実績は無いとのことで、訪問することにした。
                                 即日訪問と言うことで、先方も気を良くしたが、こちらがコンサルタントであることを明かすと態度が変わった。輸出業などの商社を探しているので、コンサルタントに固定的に顧問料を支払うだけの余裕はないという。
                                 クライアント獲得商談はそれで終わったが、「独占販売」をベースに考えた方が良い旨アドバイスをした。無料でのアドバイスをすることは、直接のメリットはないかもしれないが、その話が、どの様に回って、また自分にメリットが出て来るかもわからないが、情報を提供してあげることがコンサルタントの役目のような気がした。


■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

 ラスレステック社社長から電話が会った。まだクライアントになっていないが、防錆塗料ベンチャー企業で、商社時代からの付き合いである。フランチャイズ方式での販売はどうかという売り込みがあったが、その販売方式はどうかということについて、私の意見を求めてきた。
                                 塗料という産業用消費財販売に、フランチャイズ形式の販売が使えないことはないだろうが、ピンと来ない旨を回答した。先方は、私のネガティブな反応にがっかりしたようである。
                                 「とはいえ、先方の話も聞いて、良さそうであれば話を進めることもあって良いのではないか」と回答すると、いつもの大きな声に戻った。


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
                                 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
                                 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
                                 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
                                 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。


 【詳細あらすじ】 ←クリック
 詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。
 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2014-07-28 03:40:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713 http://t.co/iNS4XgvH3x






■■【カシャリ!一人旅】 宮崎県・高千穂03 天岩戸神社西本宮 小さなバス旅 http://t.co/kQTa70NVhv






■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング http://t.co/nfGxi57OlJ






■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング http://t.co/VD5aG5qt9v






■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日 http://t.co/UVzVdfHrge






■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日 http://t.co/uTNrgXitx3






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日』 http://t.co/USjV5C2zqG






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物』 http://t.co/KKBmXNHLQH






■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング http://t.co/hTiHu7pkyB






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/BYBce0rx9X






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/qW6PEhRXgJ







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング

2014-07-27 07:47:20 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 スイカの日 2014/07/27
                     
 7月27日は「スイカの日」です。スイカの縞模様を綱(つな)に見立て、「つ(2)な(7)」(綱)とよむ語呂合せから来ているそうです。

 スイカは「西瓜」と書くことはよく知られています。この漢字は、中国語のすいかに由来しますが、その発音が
・・・・・<続き> ←クリック
7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25                            26 27 28 29 30 31  先月   来月
経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
                        ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年7月27日 改訂

◆中小企業の経営相談窓口「よろず支援拠点」を開設しました~新たに“青森・秋田・岩手・宮城・東京・福岡・鹿児島”の7拠点が開設しました~

中小企業庁では、平成26年度から、各都道府県に1箇所ずつ、地域の支援機関と連携しながら、中小企業・小規模事業者が抱える様々な経営相談に対応する「よろず支援拠点」を整備することとしており、6月2日に40拠点が開設したところですが、6月30日に、残り7拠点が新たに開設しました。これにより、全国47都道府県に「よろず支援拠点」が開設することになります。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/network/2014/140626onestop.htm

◆平成26年中小企業実態基本調査にご協力をお願いします

中小企業庁では、中小企業の育成及び発展を支援するため、様々な施策を実施しています。皆様に役立つ施策を企画・立案・実行するためには、中小企業の実態を明らかにすることが必要不可欠です。7月下旬頃にお送りする調査票の提出にご協力をお願いします。 なお、インターネットでも調査へご回答いただけます。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kihon/20140616chousa_jishi.htm

◆平成26年度中小企業連携組織対策推進事業における 「中小企業活路開拓調査・実現化事業」について全国中小企業団体中央会において第二次公募を行っています

全国中小企業団体中央会では、中小企業が単独では解決することが難しい問題を解決するために、中小企業組合等で連携して取り組む事業の調査やその実現化について支援を行う事業の公募を行ってます。

[公募期間]6月13日(金)~8月18日(月)

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/26katsuro-project.htm




                ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 横浜:横浜経営支援センター ―――■

  ~新事業展開のための事業計画作成セミナー~ 実践編

                【講師】 経営士 山本 雅暁 氏

■日 時:平成26年
7月27日(日)14:00~16:30

■会 場:横浜市技能文化会館 702会議室

●詳細情報・受講申込み
◇ http://ymsc.jmca.or.jp/news/semi/20140727.html

■ネット講習:経営士塾 ――――■

 
コンサルティング実践講座 プロ思考と技術を体得する
 
                     【講師】 経営士  今井 信行 氏(日本経営士協会 会長)
                          http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0017.htm?s

経営士塾とは、真のプロフェッショナルな経営コンサルタントを目指す人を「手作りで育てる」ために、日本経営士協会が2004年に開講しました。

                    基礎力の裾野を広げると共に、実践重視の、個人の能力や経験に即した個別指導に重点をおきます。

                    40年近い経営士・コンサルタント経験およびそこから得てきた知恵・ノウハウを、受講者(経営士塾員と称し、以下「塾員」と記す)に継承し、会員の益々の活躍を期待します。

ネット利用のユニークな講習で、e-Learningではなく、講師との直接コミュニケーションで進めますので、ブロードバンド環境があれば、どこにいても受講をすることができます。プロフェッショナリズムの思考法と技術を体得し、経営コンサルタントとしての”商品作り”を通して、コンサルティング実務に活かしながら、自育と共業・共用・共育を進めて行きます。

                    教えてもらうのではなく、感じ取ることにより体得し、実力を向上することを望む人を受講対象とします。

■内容・すすめ方

◆すすめ方
SKYPEによる集合研修を開催します。レベルに応じてクラスが分化し、中・上級コースへと昇進します。一般的な研修のようにテーマに基づき、講師の話を聞くことが中心の研修とは異なり、アメリカのビジネススクール(大学院)式の授業と個別指導型のハイブリッドな研修です。双方向のコミュニケーションを中心とした独特のすすめ方です。与えられた課題に基づき、塾員との交流や講師とのコミュニケーションを通じて自己研鑽を行います。

◆内容
テーマは、各回講師から発表されます。事前に発表された場合には、そのテーマに関して予め資料や情報収集をしておいていただきます。テーマは、経営管理やそれに付帯したコンサルティング技術が中心ですが、講師から投げかける質問は多岐にわたります。6か月毎にジャンル(テーマ分類)が替わります。

◆実習
                    受講が進むにつれ、中・上級コースでは実習も含まれるようになります。実習内容は、受講進捗内容を勘案しながら設定してゆきます。

■日 時:
 8月9日(土)、13日(水)
                      中級コース  毎月第2水曜日15:15~(空き席あり)
                      本コース   毎月第2土曜日10:15~(満席)

■受講料:
お問い合わせください。

●詳細情報・受講申込み
事前登録が必要です。空き席がある場合のみ登録が可能です。

>> http://www.glomaconj.com/keieishi/kyoukai/keieishijuku.htm ←クリック


全国共通
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆「施策マップ」がオープンしました!

                国・都道府県・市区町村の中小企業・小規模事業者向けの支援施策をインターネット上でカンタン・ベンリに横断検索できる「施策マップ」が6月30日にオープンしました。支援施策を、目的、分野、対象者などに応じて検索し、「一覧表示」「比較表示」することが可能です。

                詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
https://www.mirasapo.jp/measure_map/index.html

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
メニュー
1. 経営コンサルタントになる前に考えよう
2. 経営コンサルタントは何をする人か
3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質
4. なぜ経営コンサルタントに依頼するか
5. 信頼できる経営コンサルタントとは
6. 経営コンサルタントになるための資格
7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日

2014-07-27 07:42:26 | 知り得情報

■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日

icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス

】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日


 第30回 夏季オリンピック

 ロンドンで2012年今日7月27日から8月12日まで「第30回 夏季オリンピック」が開催されました。

 
 オリンピックの時ほど国旗掲揚が感動的なことは少ないですね。平素から、国旗に関して、日本人はもっと考えるべきではないでしょうか。ただし、私は国粋主義者ではありません。

 
■ スイカの日
 7月27日は「スイカの日」です。スイカの縞模様を綱(つな)に見立て、「つ(2)な(7)」(綱)とよむ語呂合せから来ているそうです。

 
 スイカは「西瓜」と書くことはよく知られています。この漢字は、中国語のすいかに由来しますが、その発音が広東語では「サイクワァ(西瓜)」されます。これが日本に来て「すいか」と発音され、漢字では「西瓜」とそのまま書いているようです。

 
 スイカというと、首都圏に住んでいる方は、JR東日本が発券する「Suica」カードを連想する方も多いでしょう。すいすい通れることから「すいか」と名付けたモノと勝手に想像しています。

 Suicaが電子マネーとして利用できるようになってから小銭が財布に貯まって困ることが少なくなりました。残金が一定の金額以下になると、改札口を通るときに自動的にチャージしてくれるので、金額不足で後ろから来る人に迷惑をかけることも少なくなりました。

 
 いままでは、地方出張をしたときには、小銭が貯まってしかたがなかったのですが、最近は利用範囲も広がり、大都市では結構Suicaが使えるようになりました。今後利用地域が広がるとさらに便利になると思います。

 
 また、他のカードとの互換性も高くなりました。技術的には問題は少なく、当初は利権争い的な面でセキュリティをかけていたようです。電話の番号ポータビリティ性前の状況と考えるとわかりやすいです。

 
 前金制ですから、金利が高くなると金利収入だけでも相当な金額になるのではないかと、JRの懐を羨んだりしています。

 
 しかし、利便性とリスクは裏腹な問題を含むことを忘れてはいけません。

 
 データが抜き取られ、悪用される懸念はついて回っています。上限金額は、2万円(Suicaの場合)ですが、リスク上限は2万円とは限りません。オートチャージ設定をしていると繰り返されれば天井がなくなる(口座残金まで)わけですから、紛失したら怖いです。

 
 Suicaの場合には、紛失したときには氏名、生年月日、性別情報があればすぐにていし処理と再発行手続きに入れます。

 
 Suica再発行 ←クリック
 
 ご自身のカードの紛失したときの手続き方法を確認しておいた方が良さそうです。
 
■ 【今日は何の日】その他
◇ 土用の丑
◇ 良隆誕生
◇ 土用の丑
◇ 神奈川大山阿夫利神社夏季大祭
◇ 宇佐神社夏越大祭(~29日)
 
■■ 人気上昇中<経営四字熟語 ←クリック

 

 

 

 

 毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物

2014-07-27 07:01:27 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。しかし、転職を直前にして、心が揺れる竹根である。どうするのか・・・
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

 <プロジェクトX風に読む>

 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記である。私の分身とも言える友人が、文才のない私に代わって書いてくれることになった。
 これから経営コンサルタントとして独立起業をしようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語る。
 ただし、ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係のないことである。また、この日記を参考にして生じた君もしくは君の関係者に発生した問題については、当方は一切関知しない。
 では、諸君の成功を祈る。

 【ご挨拶】

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。
 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。
 上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。
 私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。
 日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。

【初めてお読みになる方】

 初めての方で、これから経営コンサルタントを目指そうという場合には、初回からお読みになることをお勧めします。このブログは、毎日20時30分頃発信するようにしていますが、翌朝7時過ぎに、再掲載もしています。

 【 あらすじ 】

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マンであった。通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。
                                 そのサイトを通じて知修塾という若手経営コンサルタントの独特な研修会を知り、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が公認会計士制度誕生にオリエンテーションに、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。入会し、研修を受けて、アシスタントコンサルタントの資格である「経営士補」の資格をようやくのことでとることができた。
                                 ヘッドハンティングにあい、2013年11月末で日本を代表する竹之下経営というコンサルティング・ファームに転職。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。
                                 しかし、本来竹根がやりたいと思っている中小企業に入り込んで、顧問としてコンサルティングをするというやり方が少ないことに嫌気をさし、遂にコンサルティング・ファーム生活に、2014年2月末で見切りを付けて独立起業した。
                                 独立・起業をしたもののクライアントが見つからず心許なさは募るばかりであったが、日本経営士協会のチュータリングサービスのタスクを通じてなにか曙光が見えてきた。自分分析を行った結果、商社マン経験と人脈を活かした、輸出業務コンサルティングという活路が見え始めてきた。
                                 どのように進めるのか、その感触を得るために商社マン時代から付き合いのある匠製本機械製作所の専務を訪問することにした。いろいろと話をしている内に発見もあった。英文カタログのお手伝いをしている中で、社長から顧問になってくれないかという、思いも見なかった、というより、そうあったら良いなと思っていたのが実現したのである。クライアント第一号を獲得できた竹根は、うれしさというより、「これで収入が多少でもある」という安堵感である。
                                 匠製本機械の仕事をしている内に、商社万時台の海外経験と人脈を活かし、輸出コンサルタントととして自分自身のクライアント像が見えてきた。それを中小企業製造業に当てはめるとクライアントが見つかるのではないかという期待が持てた。JETRO会員となり、その会員をターゲットに、早速電話作成を開始したところ、警官から職務質問にあい、あわや逮捕されるのかという怖い経験もした。

■ 2014年7月 輸出コンサルタントが思うように行かない

 電話作戦での失敗談に懲りて、電話作戦を辞めるわけには行かないと考え、その第二段として、電話ボックス作戦とは別の、エコ電話料作戦をとった。新規のクライアントが欲しいと思う気持ちが強くなる中、商社時代に面会したことのあるラスレステック社の社長がコンタクトをしてきた。

 一方、唯一のクライアントを軽視することもできないし、輸出コンサルタントらしくするには、どの様なサービス提供をすれば良いのかを匠製本機械で実験的に実施しながら、軌道修正をすることを始めた。

 台湾から匠製本機械に顧客が訪れた。台数は少ないものの多少なりとも輸出をできており、萩野専務との人間関係も良好である。そこで学んだことの一つに海外ビジネスにはSKYPEが不可欠であるということだ。IP電話による電話代節約以上にSKYPEは効果的かもしれない。

 日本経営士協会による明和大学社会人講座も今週で最後である。経営に関する基本的なポイントを整理できたように思える。講師毎に個性はあるものの全体の流れが理解を助けてくれた。

 輸出コンサルタントという自分のクライアント像として近いのがJETRO会員であることを認識して、見込み客のリスト作りをはじめた。匠製本機械の業務も走り出しはじめ、初めての顧問料も入ることになった。

 商社時代にコンタクトのあった塗料関連のベンチャー企業ラスレステック社の社長からもコンタクトがあった。しかし、フランチャイズ方式による販売を考えているという、常識をはずれた発送に戸惑う竹根でもある。

                                 クライアント契約第一号の匠製本機械と新米コンサルタントがうまくやって行けるのであろうか。新たに社長からコンタクトのあったラスレステック社は顧問になってくれるのであろうか。

 【詳細あらすじ】 ←クリック
 上記より詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。

【登場人物・団体・企業】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター

◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻

◇ 匠製本 東京文京区にある、従業員10数名の製本機械メーカー

◇ 橋上社長 匠製本機械社長、一流国立大学卒、理論家

◇ 萩野専務 営業・輸出担当


◇ 竹之下経営 日本を代表するコンサルティング・ファーム、竹根がお世話になる


【バックナンバーの読み方】 ←クリック
 バックナンバーは、上記をクリックして、【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】のカテゴリーで読みたい日のブログをクリックすると読むことができます。当該日を開いた後、そのブログの最後に「同じテーマの記事」の下に3日前までのブログのリンクが貼られていますので、それをクリックしますと3日間のバックナンバーを読むことができます。
【バックナンバー】 Yahooブログ アメブロ ブログ人 社長ブログ
 上記ブログにて、バックナンバーを見ることができます。毎日、20時以降にお届けしていますので、ぜひご愛読下さい。

■■ 経営コンサルタントへの道  ←クリック

経営コンサルタントを目指す人の60%が閲覧する必須のWebサイト



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2014-07-27 03:40:04 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/BYBce0rx9X






■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング http://t.co/hTiHu7pkyB






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5 http://t.co/UJcYyRiZNy






■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング http://t.co/0apu1oEQOt






■■【今日は何の日】 日光の日 7月26日 http://t.co/3tTs3rNd3J






■■【今日は何の日】 日光の日 7月26日 http://t.co/JNyCIbXGay






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 日光の日 7月26日』 http://t.co/PZwKcp4iXT






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5 http://t.co/KltfHi08jz






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5』 http://t.co/ruw3kHPNM0







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング

2014-07-26 07:33:09 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

7月21日(月))

海の日
                米国:半導体製造装置BBレシオ
                ブログ:【経営コンサルタントになろう

22日(火)

政府日銀:閣議、景気動向指数(内閣府)
                民間:スーパー・コンビニエンスストア売上高、パソコン・白物家電国内出荷実績、粗鋼生産量、電力需要実績
                米国:CPI、中古住宅販売件数
ブログ:正午発信【経営コンサルタントの本棚

23日(水)

政府日銀:中曽日銀副総裁講演
                民間:民生用電子機器国内出荷実績
                欧州:英中銀金融政策委員会議事録
その他:豪・シンガポールCPI
ブログ:正午発信 【経営トップ15訓

24日(木)

政府日銀:貿易統計(財務省)
                民間:経団連夏季フォーラム
米国:新築住宅販売件数
                欧州:ユーロ圏・独・仏PMI、英小売売上高
その他:韓国GDP、中国PMI
ブログ:正午発信【時代の読み方

25日(金)

政府日銀:閣議、CPI(総務省)、企業向けサービス価格指数(日銀)、安倍首相中南米訪問(~8月4日)
                民間:外食売上高
                米国:耐久財受注額
                欧州:独Ifo企業景況感指数、英GDP
その他:シンガポール鉱工業生産指数
ブログ:正午発信【
経営情報・セミナー案内

26日(土)

ブログ:【今日は何の日】

27日(日)

ブログ: 【ブログ案内】

【 注 】
【ブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。

今 日 の 独 善 解 説   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
■ 女性社会進出をフランスに学ぶ 2014/07/20

 安倍政権では、三本目の矢であります成長戦略の柱の1つとして、2020年までに指導的な地位に占める女性の割合を30%程度にすることを目指しています。それを受けまして、経団連は女性の管理職登用を推進するため、すべての会員企業に自主行動計画を策定するよう要請しました。積極的に取り組んでいる企業の事例をホームページで公開しています。

                 http://www.keidanren.or.jp/policy/woman/actionplan.html

 すでにトヨタ自動車は女性管理職の数を2020年に今の3倍にするという目標を掲げました。加盟企業約1300社がどのような行動計画を策定するでしょうか。このようなことを、政府が音頭をとらなくても、女性を積極的に登用する様でありたいと思います。

                 NHKの広瀬公巳解説委員が、フランスに学ぶことを提案していますので、その記事をご紹介したいと思います。

1 なぜフランスがお手本なのか

 専業主婦が多い日本とフランスでは事情も違いますが、氏はフランスが出生率の回復に成功した国であることに着目しています。

                 フランスでは、子育て年代の女性を見ますと、6人のうち5人が働いています。しかも、その比率は子供が二人以上いる世帯でもほとんどかわらないと言うから驚きです。日本の出生率が1.43であるのに対して、フランスでは2を超えています。この数値は他のヨーロッパの国とくらべても高い数字になっています。

                 換言しますと、フランスでは働くことと子供を持つことを両立できるということになります。

                 氏は、女性には、主婦としての顔があり、母親としての役割もある中で、女性の社会進出が進んでいるフランスではどうなっているのかを3つのポイントから見ています。

                (1)フランスの女性はどんな支援を受けているのか(どんな支援)
                (2)なぜそれが可能なのか           (なぜ可能) 
                (3)日本との違いや参考になることはあるのか  (何を学ぶ)


2 国の子育て支援策

                 フランスでは、子育てのための手当だけでも30種類以上あります。例えば「こども手当」については二人目よりも三人目の方が支給額が加算されていく仕組みです。金額にしますと、子どもが3人の場合、毎月少なくとも4万円以上が支給されています。

                 フランスにおけます家族政策関連の支出は、GDPの4パーセントと、日本の二倍以上の比率になっています。

                 日本におきましても出産後の育児休業を取得する人が増えてきていますが、フランスでは完全に休業するのか、パートタイム勤務へ移行するのかを選べる仕組みになっています。
なかには、勤務時間をそれまでの半分に短縮する人もあります。こどもの休みの日に合わせて休む人もあり、柔軟性ある選択が可能で、会社をとるか、子供をとるかの二者択一ではないということです。

                 幼稚園は、午後4時半までやっていて、その後も付設されている有償の託児所が細切れの時間でも子どもを預ってくれます。資格を持った「保育ママ」の制度が、これを可能にしています。すなわち、子どもを預ける仕組みも違うと言えます。

                 なぜフランスではこれができて、日本ではそれができないのか、廣瀬氏は「国の考え方の違い」と断言しています。

                 フランスでは、「人口が多いことが国の発展を支える」という意識が強く、女性の政治参加も進んでいます。現在、フランスの内閣では、閣僚の半数が女性です。

                 しかし、歴史的に見ますと、フランスは日本と同様に必ずしも女性の権利が強い国ではありませんでした。それを変えたのが「女性権利省」の存在で、大臣は当然のことながら女性です。

                 近年ではパリで、はじめての女性の市長が誕生しました。

                 日本の上場企業では、女性の役員は1パーセントしかいませんが、フランスでは3割近くを占めています。

                 当然、このような手厚い支援があるというのは国の財政を圧迫することに繋がりますが、フランスでできて、日本でできないというのは、「何を優先させるか」という考え方の問題だと氏は言っています。


3 働き方についての考え方の違い

 フランスでは法定労働時間は週35時間で、日本の40時間と比べると大きく異なります。

                 失業者がいますのに、仕事を持っている人が働きすぎては、失業者に色が回らないのがあたり前、すなわちフランスでは「ワークシェアリング」の考え方が定着しているのです。夏には長期のバカンスがあります。就労時間が短ければ、男性も女性も、ともに家族と過ごす時間が増え、女性一人に家事や育児が集中するということが避けられます。ですから、男性は仕事だけではなく、家事や育児もすることが可能です。

                 社会的風習の違いもあります。

                 フランスでは正式な結婚をしないで、パートナーと同居して子供を育てて働くことが認められています。多様な家族のあり方を受け入れるという考え方や文化の違いもあるようです。

 フランスの女性は、「自立重視」の考え方を持っています。

                 とはいえ、仕事で子どもと過ごす時間が減るという『罪悪感』があるのはフランス人も同じようです。フランス女性は、心の葛藤を抱えながら仕事と家庭の両方を決して手放さないのです。

                 では、なぜフランスでは改善できて日本ではできないのでしょうか。

                 フランスだけではなく、北欧諸国でも女性の社会進出が盛んになってきた国では、個々が抱える問題を社会全体で解決しようと、主張し、取り組んで来たことで勝ち得たと言えます。

                 自己主張をしてきたからこそ変わってきたのに比べて、日本人は我慢しすぎなのではないでしょうか。

4 ワークライフバランスを様々な視点で考える

 女性が働きやすい社会にしていくために、日本が学び、参考にできる点として、以下の3つが挙げられました。

                1)声をあげる

 声をあげることで、社会の意識がかわっていくのです。働きやすい環境をつくっていくためにも、フランス流の積極的な自己主張の方法が参考になるでしょう。

2)経験を参考に

 限られた時間をやりくりしたり、男性の家庭におけます役割を見直したりすることで具体的にどのような課題があるかが明確になってきます。フランスの経験から学べることが多いと思います。

                3)国の役割

                 三つめは国の役割です。フランスでも景気の低迷で従来のような手厚い女性支援が難しくなってきている厳しい現実もありますが、限られた財源で効果をあげるためにはどうすればよいのかを真剣に考えるべきです。

                 女性のワークライフ・バランスは、様々な角度から考えていかなければならない問題です。日本としては成功や失敗をしている世界各国の例を参考にし、日本独自の工夫を重ねることで、日本においても女性の社会進出は可能と考えます。
<完>

【上記以前の最近の記事】 ←クリック

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 日光の日 2014/07/26                     

 「日光を見ずして、結構と言うなかれ」という言葉がありますが、それほどすばらしいところであるという形容でしょう。

 この日光を820(弘仁11)年7月26日に訪れた弘法大師が・・・・・<続き> ←クリック
7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25                            26 27 28 29 30 31  先月   来月
経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
                        ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年7月26日 改訂

◆中小企業向けの施策をさらに検索しやすく!ミラサポに「施策マップ」がオープンしました

中小企業庁は、国・都道府県・市区町村の中小企業・小規模事業者向け施策を目的や分野、必要金額等に応じて、検索でき、かつ、比較・一覧できるシステム「施策マップ」をオープンしました。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
https://www.mirasapo.jp/measure_map/index.html

◆平成25年度補正「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業(ものづくり、商業・サービス)」の2次公募を行っています

本事業は中小企業・小規模事業者が取り組む、試作品・新サービス開発、設備投資等による新しいチャレンジを支援するものです。

[公募期間]7月1日(火)~8月11日(月) 【当日消印有効】
    
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chuokai.or.jp/josei/25mh/h25koubo_second.html

◆平成25年度補正予算「ものづくり小規模事業者等人材育成事業」における講習の指定に係る公募を行っています(第3回)

本事業は、ものづくり小規模事業者等の製造現場において中核として働く人材が、国の指定する講習の受講を通じて、当該製造現場に必要な技術・技能の継承に必要な能力を向上、習得することで、ものづくり小規模事業者等における技術・技能の継承を促進することを目的としています。

[公募期間]7月1日(火)~7月31日(木)必着

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2014/140701Jinzaikousyu.htm




                ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 大阪:『企業収益改善講座』―――■

【講師】 経営学博士・経営士 大津 良雄 氏

■テーマ:中小企業経営者・経営幹部のためのここでしか聞けない収益改善手法

■日 時:平成26年
7月26日(土)14:00~17:00

■会 場:本町第2今岡ビル405号

●詳細情報・受講申込み
◇ http://www.jmca-kansai.net/shinosaka/sem260726.html

■ 横浜:横浜経営支援センター ―――■

  ~新事業展開のための事業計画作成セミナー~ 実践編

                    【講師】 経営士 山本 雅暁 氏

■日 時:平成26年
7月27日(日)14:00~16:30

■会 場:横浜市技能文化会館 702会議室

●詳細情報・受講申込み
◇ http://ymsc.jmca.or.jp/news/semi/20140727.html

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
メニュー
1. 経営コンサルタントになる前に考えよう
2. 経営コンサルタントは何をする人か
3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質
4. なぜ経営コンサルタントに依頼するか
5. 信頼できる経営コンサルタントとは
6. 経営コンサルタントになるための資格
7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【今日は何の日】 日光の日 7月26日

2014-07-26 07:28:33 | 知り得情報

■■【今日は何の日】 日光の日 7月26日

icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス

】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

■■【今日は何の日】日光の日 7月26日
                 
■ 日光の日
 
 「日光を見ずして、結構と言うなかれ」という言葉がありますが、それほどすばらしいところであるという形容でしょう。

 
 この日光を820(弘仁11)年7月26日に訪れた弘法大師が「日光山」を命名したのを記念して、7月26日が「日光の日」と制定されまた。

 
 日光東照宮の隣に「二荒山神社」という信者があります。「ふたらさん」と読みますが、「二荒」から「にっこう」と音読みして命名したと伝えられています。

 
 東照宮には、「眠り猫」や「見ざる聞かざる言わざる(猿)」を始めいろいろな見どころがあります。社の奥にあることから、意外と見落としやすいのが家康の陵墓です。

 
 子供の頃、「鳴き龍」を見たときの、薄暗い中で「ブルルー」となく声(音)のふしぎさは、今でも記憶に残っています。

 
■ 【今日は何の日】その他
◇ 薬師寺竜王祭
◇ 摩尼寺会式

 

 

 

 

 毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

2014-07-26 07:10:27 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5




 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 2014年7月4週 初めての顧問料 0720 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】  ←バックナンバー


■ クリティカル・シンキングにおける意思決定とアクションプラン 14-7-4-1

■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 

■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
                               

 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
                               

 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。

 前号の【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ←クリック
  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

 お勧め書籍 クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■【主な登場人物・会社団体】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター


◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻


 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2014-07-26 03:40:04 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング http://t.co/RYgT9pXRd7






ブログを更新しました。 『■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング』 http://t.co/Yjfdt3GY6U






■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング http://t.co/rbGDFPvTaq






■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング http://t.co/N0gv4VE7La






■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日 http://t.co/llDGA3QTMh






■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日 http://t.co/ZMI2K0ITRO






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日』 http://t.co/MQ76aj7ej6






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4 http://t.co/2WyVBLAFKD






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4 http://t.co/GTQtame6uw






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4  』 http://t.co/w2VHZLsBSs







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング

2014-07-25 07:12:49 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 7月25日号 経営とコンサルティング


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

7月21日(月))

海の日
                米国:半導体製造装置BBレシオ
                ブログ:【経営コンサルタントになろう

22日(火)

政府日銀:閣議、景気動向指数(内閣府)
                民間:スーパー・コンビニエンスストア売上高、パソコン・白物家電国内出荷実績、粗鋼生産量、電力需要実績
                米国:CPI、中古住宅販売件数
ブログ:正午発信【経営コンサルタントの本棚

23日(水)

政府日銀:中曽日銀副総裁講演
                民間:民生用電子機器国内出荷実績
                欧州:英中銀金融政策委員会議事録
その他:豪・シンガポールCPI
ブログ:正午発信 【経営トップ15訓

24日(木)

政府日銀:貿易統計(財務省)
                民間:経団連夏季フォーラム
米国:新築住宅販売件数
                欧州:ユーロ圏・独・仏PMI、英小売売上高
その他:韓国GDP、中国PMI
ブログ:正午発信【時代の読み方

25日(金)

政府日銀:閣議、CPI(総務省)、企業向けサービス価格指数(日銀)、安倍首相中南米訪問(~8月4日)
                民間:外食売上高
                米国:耐久財受注額
                欧州:独Ifo企業景況感指数、英GDP
その他:シンガポール鉱工業生産指数
ブログ:正午発信【
経営情報・セミナー案内

【 注 】
【ブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。

【時事用語解説】
←クリック
CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)は、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
GDP:Gross Domestic Product。国内総生産。一年間に国内で生産された付加価値の合計をさす。Grossとは減価償却などの固定資本減耗を含めた値、という意味で国内純生産と区別される。(Hatena                Keyword)


今 日 の 独 善 解 説   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
■ 福島第一原発の氷の壁が凍らない 2014/07/15

NHKの水野倫之解説委員の話を聞いていて、ゾッとされた方が多いのではないでしょうか。

はじめは、原子炉建屋の周りを、地下水の流入を防ぐ「凍土壁」作りの話方と誤解していましたが、そうではないことがわかりました。

この作業は、建屋内の地下トンネルにたまった汚染水を抜き取るため、氷の壁を作るための工事の問題です。2014年4月からこの作業を始めましたものの、いまだに凍らず、東京電力は対応を迫られているのです。

トンネルには建屋の貫通部から汚染水が流れてきて、11,000トンも溜まっていて、その一部が海へ流出していると見られています。この当面の最大の危機を乗り切るために、冷却液が通る管を通して氷の壁を蓋代わりにして、貫通部に蓋をして汚染水を抜き取る計画だったのです。

この方法ですと問題があることを、以前から規制委が指摘していたにも関わらず、東電は特段対策をとらずに強行していたのです。

                東電の説明によりますと、汚染水の流れが原因だというのですが、1分間に2ミリ程度の流れであり、東電の説明は納得できるものではないというのが専門家の見解です。

この技術は、凍土壁にも利用されるわけで、このままでは凍土壁もうまくいくかどうか疑問を持たざるを得ません。

東電の「甘さ」体質は依然と変わっていないことが心配です。政府は、東電に任せず国が介入すると言っていましたが、このような基本的な改善案の課題に対してはどの様な見解を持っているのでしょうか。

■ 人手不足はトヨタにも 2014/07/03

直近では6月12日と19日の当ブログで、日本におけます労働問題について採り上げました。

                建設現場などでは、東日本大震災復興需要でかねてより大きな問題となっていました。求人状況が好転しているとはいえ、事務職は0.3と深刻な状況です。

                製造業の現場も厳しいことが報じられていましたが、NHKニュースで、トヨタでも生産現場の人手不足が深刻になるとながれていました。すでにその対策を取り始め、期間従業員に特別手当を支給しても必要としている人数の三分の一ほどしか集まらない状況のようです。

この問題を回避するために来年1月から3月の繁忙期に、大卒新入社員の工場実習を行いようです。

                人手不足と就活と採用とのミスマッチの問題は深刻化しているようです。

【上記以前の最近の記事】 ←クリック

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 味の素の日 2014/07/25
                      
 1908(明治41)年7月25日に、東京帝国理科大学(現在の東京大学理学部)教授の池田菊苗博士が、「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得しました。それを記念して「味の素の日」が制定されました。

 池田博士は、うまみの主成分が・・・・・<続き> ←クリック
7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25                            26 27 28 29 30 31  先月   来月
経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
                        ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年7月25日 改訂

◆東日本大震災における被災中小企業・小規模事業者に対する支援の拡充を行います

中小企業庁は、中小企業基盤整備機構による販路開拓に対する支援及びグループ補助金における資材等価格の高騰に対する支援の強化を実施します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/earthquake2011/140716earth.html

◆平成26年度「下請取引適正化推進月間」における下請取引適正化推進活動を効果的にPRするキャンペーン標語を一般公募しています

[公募期間]7月10日(木)~7月31日(木)まで

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140710PR.htm

◆地域創業促進支援事業における実施機関の第3次公募を行っています

[公募期間]7月11日(金)~7月31日(木)【必着】 一次締め切り
             ~8月21日(木)【必着】 二次締め切り

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/2014/140711Bchiikisogyo.htm




                ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 大阪:『企業収益改善講座』―――■

【講師】 経営学博士・経営士 大津 良雄 氏

■テーマ:中小企業経営者・経営幹部のためのここでしか聞けない収益改善手法

■日 時:平成26年
7月26日(土)14:00~17:00

■会 場:本町第2今岡ビル405号

●詳細情報・受講申込み
◇ http://www.jmca-kansai.net/shinosaka/sem260726.html

全国共通
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆11月開催「中小企業総合展東京2014」出展者の募集を開始します

中小機構では、中小・ベンチャー企業の皆様のビジネスマッチングを行う展示会「中小企業総合展2014東京」を11/19(水)~21(金)の3日間、開催いたします。皆様のご応募をお待ちしております!

                [日  時]11月19日(水)~11月21日(金)10:00~18:00
[会  場]東京ビッグサイト(東京都江東区)
                [出展規模]600社程度
                [応募締切]
7月末(予定)
                 
                詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://shinkachi.smrj.go.jp/

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
メニュー
1. 経営コンサルタントになる前に考えよう
2. 経営コンサルタントは何をする人か
3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質
4. なぜ経営コンサルタントに依頼するか
5. 信頼できる経営コンサルタントとは
6. 経営コンサルタントになるための資格
7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日

2014-07-25 07:05:54 | 知り得情報

■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日

icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス

】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

■■【今日は何の日】 矛盾は楽しむもの 7月25日                
                 
■ 味の素の日
 
 1908(明治41)年7月25日に、東京帝国理科大学(現在の東京大学理学部)教授の池田菊苗博士が、「グルタミン酸塩を主成分とせる調味料製造法」の特許を取得しました。それを記念して「味の素の日」が制定されました。

 
 池田博士は、うまみの主成分がアミノ酸で、その主成分がグルタミン酸であることを発見され、製法特許を取りました。その特許を元に鈴木製薬所(現在の味の素株式会社)が、味の素という調味料として商品化しました。

 
 「味の素をたくさん売るには、瓶の蓋の穴を大きくするとたくさん消費され、その結果売上が伸びる」という女性社員の提案を受けて実施した、という逸話があります。

 
 その真偽は定かではないようですが、マーケティングの視点では学ぶべきものがあります。一方で、ムダな使い方をすることは好ましくなく、もしそれが事実であれば企業イメージという点ではマイナスにもなりかねません。

 
 世の中は、矛盾の中で生活をしていかなければならないという教えでしょうか。

 
 私は、「矛盾は楽しむもの」と考えています。

 

■ 【今日は何の日】その他
◇ 天満太宰天神夏祭
◇ 徳島天神祭
 
                 
【独り言】
 
 朝、散歩をしていた時に白い桔梗が咲いているので思わず携帯で写真を撮ってしまいました。

 
 桔梗は、秋の七草の一つで、万葉集のなかで秋の七草と歌われています。花言葉は「清楚」とか「気品」で、紫色が普通ですが、白い桔梗はまさに清楚という感じがいたします。

 
 咳止めは喉の薬として漢方薬では知られています。サポニンという薬効成分は草花の害虫薬として使われていることもよく知られています。

 
 NHKのラジオ朝一番という番組がありますが、そこで「今日の花」というコーナーがあり、花言葉とともに、そのは何か変わる歌や俳句が紹介されます。桔梗にまつわるものでは、加賀千代女の

  桔梗の花
  咲く時ぽんと
  言ひそうな

は、私の好きな句の一つです。



 

 

 

 

 毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

2014-07-25 06:49:25 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 2014年7月4週 初めての顧問料 0720 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】  ←バックナンバー


■ クリティカル・シンキングにおける意思決定とアクションプラン 14-7-4-1

■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 

■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
                               

 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
                               

 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。

 前号の【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ←クリック
  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

 お勧め書籍 クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

■【主な登場人物・会社団体】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター


◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻


 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2014-07-25 03:40:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営マガジン】 7月24日号 経営とコンサルティング http://t.co/gf9CTzdcNq






■■【経営マガジン】 7月24日号 経営とコンサルティング http://t.co/3nK54GsbhV






■■【今日は何の日】 アナログ放送終了日 7月24日 http://t.co/Kt5TV0Iz3R






■■【今日は何の日】 アナログ放送終了日 7月24日 http://t.co/lASVWII8uo






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ラスレステック社販売方式 14-7-4-3』 http://t.co/4YzktEiJsy






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ラスレステック社販売方式 14-7-4-3 http://t.co/wWENy0AxL5






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ラスレステック社販売方式 14-7-4-3 http://t.co/umip3Zngse






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 アナログ放送終了日 7月24日』 http://t.co/0xoMUIj4AG







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営マガジン】 7月24日号 経営とコンサルティング

2014-07-24 07:43:34 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 7月24日号 経営とコンサルティング


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

7月21日(月))

海の日
                米国:半導体製造装置BBレシオ
                ブログ:【経営コンサルタントになろう

22日(火)

政府日銀:閣議、景気動向指数(内閣府)
                民間:スーパー・コンビニエンスストア売上高、パソコン・白物家電国内出荷実績、粗鋼生産量、電力需要実績
                米国:CPI、中古住宅販売件数
ブログ:正午発信【経営コンサルタントの本棚

23日(水)

政府日銀:中曽日銀副総裁講演
                民間:民生用電子機器国内出荷実績
                欧州:英中銀金融政策委員会議事録
その他:豪・シンガポールCPI
ブログ:正午発信 【経営トップ15訓

24日(木)

政府日銀:貿易統計(財務省)
                民間:経団連夏季フォーラム
米国:新築住宅販売件数
                欧州:ユーロ圏・独・仏PMI、英小売売上高
その他:韓国GDP、中国PMI
ブログ:正午発信【
時代の読み方

【 注 】
【ブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。

【時事用語解説】
←クリック
GDP:Gross Domestic Product。国内総生産。一年間に国内で生産された付加価値の合計をさす。Grossとは減価償却などの固定資本減耗を含めた値、という意味で国内純生産と区別される。(Hatena                Keyword)
PMI:Purchasing Managers’Index 購買担当者景気指数 / 製造業購買担当者景気指数。景気の先行きを示す指標のひとつであり、製造業の購買担当者に生産意欲などをアンケートして指数化したもの(出典:m-Words)

今 日 の 独 善 解 説   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

■ 女性社会進出をフランスに学ぶ 2014/07/20

 安倍政権では、三本目の矢であります成長戦略の柱の1つとして、2020年までに指導的な地位に占める女性の割合を30%程度にすることを目指しています。それを受けまして、経団連は女性の管理職登用を推進するため、すべての会員企業に自主行動計画を策定するよう要請しました。積極的に取り組んでいる企業の事例をホームページで公開しています。

                 http://www.keidanren.or.jp/policy/woman/actionplan.html

 すでにトヨタ自動車は女性管理職の数を2020年に今の3倍にするという目標を掲げました。加盟企業約1300社がどのような行動計画を策定するでしょうか。このようなことを、政府が音頭をとらなくても、女性を積極的に登用する様でありたいと思います。

                 NHKの広瀬公巳解説委員が、フランスに学ぶことを提案していますので、その記事をご紹介したいと思います。

1 なぜフランスがお手本なのか

 専業主婦が多い日本とフランスでは事情も違いますが、氏はフランスが出生率の回復に成功した国であることに着目しています。

                 フランスでは、子育て年代の女性を見ますと、6人のうち5人が働いています。しかも、その比率は子供が二人以上いる世帯でもほとんどかわらないと言うから驚きです。日本の出生率が1.43であるのに対して、フランスでは2を超えています。この数値は他のヨーロッパの国とくらべても高い数字になっています。

                 換言しますと、フランスでは働くことと子供を持つことを両立できるということになります。

                 氏は、女性には、主婦としての顔があり、母親としての役割もある中で、女性の社会進出が進んでいるフランスではどうなっているのかを3つのポイントから見ています。

                (1)フランスの女性はどんな支援を受けているのか(どんな支援)
                (2)なぜそれが可能なのか           (なぜ可能) 
                (3)日本との違いや参考になることはあるのか  (何を学ぶ)


2 国の子育て支援策

                 フランスでは、子育てのための手当だけでも30種類以上あります。例えば「こども手当」については二人目よりも三人目の方が支給額が加算されていく仕組みです。金額にしますと、子どもが3人の場合、毎月少なくとも4万円以上が支給されています。

                 フランスにおけます家族政策関連の支出は、GDPの4パーセントと、日本の二倍以上の比率になっています。

                 日本におきましても出産後の育児休業を取得する人が増えてきていますが、フランスでは完全に休業するのか、パートタイム勤務へ移行するのかを選べる仕組みになっています。
なかには、勤務時間をそれまでの半分に短縮する人もあります。こどもの休みの日に合わせて休む人もあり、柔軟性ある選択が可能で、会社をとるか、子供をとるかの二者択一ではないということです。

                 幼稚園は、午後4時半までやっていて、その後も付設されている有償の託児所が細切れの時間でも子どもを預ってくれます。資格を持った「保育ママ」の制度が、これを可能にしています。すなわち、子どもを預ける仕組みも違うと言えます。

                 なぜフランスではこれができて、日本ではそれができないのか、廣瀬氏は「国の考え方の違い」と断言しています。

                 フランスでは、「人口が多いことが国の発展を支える」という意識が強く、女性の政治参加も進んでいます。現在、フランスの内閣では、閣僚の半数が女性です。

                 しかし、歴史的に見ますと、フランスは日本と同様に必ずしも女性の権利が強い国ではありませんでした。それを変えたのが「女性権利省」の存在で、大臣は当然のことながら女性です。

                 近年ではパリで、はじめての女性の市長が誕生しました。

                 日本の上場企業では、女性の役員は1パーセントしかいませんが、フランスでは3割近くを占めています。

                 当然、このような手厚い支援があるというのは国の財政を圧迫することに繋がりますが、フランスでできて、日本でできないというのは、「何を優先させるか」という考え方の問題だと氏は言っています。


3 働き方についての考え方の違い

 フランスでは法定労働時間は週35時間で、日本の40時間と比べると大きく異なります。

                 失業者がいますのに、仕事を持っている人が働きすぎては、失業者に色が回らないのがあたり前、すなわちフランスでは「ワークシェアリング」の考え方が定着しているのです。夏には長期のバカンスがあります。就労時間が短ければ、男性も女性も、ともに家族と過ごす時間が増え、女性一人に家事や育児が集中するということが避けられます。ですから、男性は仕事だけではなく、家事や育児もすることが可能です。

                 社会的風習の違いもあります。

                 フランスでは正式な結婚をしないで、パートナーと同居して子供を育てて働くことが認められています。多様な家族のあり方を受け入れるという考え方や文化の違いもあるようです。

 フランスの女性は、「自立重視」の考え方を持っています。

                 とはいえ、仕事で子どもと過ごす時間が減るという『罪悪感』があるのはフランス人も同じようです。フランス女性は、心の葛藤を抱えながら仕事と家庭の両方を決して手放さないのです。

                 では、なぜフランスでは改善できて日本ではできないのでしょうか。

                 フランスだけではなく、北欧諸国でも女性の社会進出が盛んになってきた国では、個々が抱える問題を社会全体で解決しようと、主張し、取り組んで来たことで勝ち得たと言えます。

                 自己主張をしてきたからこそ変わってきたのに比べて、日本人は我慢しすぎなのではないでしょうか。

4 ワークライフバランスを様々な視点で考える

 女性が働きやすい社会にしていくために、日本が学び、参考にできる点として、以下の3つが挙げられました。

                1)声をあげる

 声をあげることで、社会の意識がかわっていくのです。働きやすい環境をつくっていくためにも、フランス流の積極的な自己主張の方法が参考になるでしょう。

2)経験を参考に

 限られた時間をやりくりしたり、男性の家庭におけます役割を見直したりすることで具体的にどのような課題があるかが明確になってきます。フランスの経験から学べることが多いと思います。

                3)国の役割

                 三つめは国の役割です。フランスでも景気の低迷で従来のような手厚い女性支援が難しくなってきている厳しい現実もありますが、限られた財源で効果をあげるためにはどうすればよいのかを真剣に考えるべきです。

                 女性のワークライフ・バランスは、様々な角度から考えていかなければならない問題です。日本としては成功や失敗をしている世界各国の例を参考にし、日本独自の工夫を重ねることで、日本においても女性の社会進出は可能と考えます。
<完>

【上記以前の最近の記事】 ←クリック

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 天神祭(てんじんまつり) 2014/07/24

 7月24日~25日は、大阪市北区にある天満宮で夏祭りである「天神祭」が開かれます。菅原道真公の鎮魂祭が起源で、なんと千年以上の歴史を持っている伝統あるお祭りです。

 25日には水上渡御・・・・・<続き> ←クリック
7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25                            26 27 28 29 30 31  先月   来月
経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
                        ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年7月24日 改訂

◆「下請小規模事業者等新分野需要開拓支援事業」の2次公募を開始しました

本事業は、親事業者の生産拠点が閉鎖・縮小された、又は閉鎖・縮小が予定されている影響により売上げが減少する下請小規模事業者等が、新分野の需要を開拓するために実施する事業の費用を一部補助することにより、取引先の多様化を図り、下請小規模事業者等の振興と経営の安定に寄与することを目的としています。

[公募期間]7月18日(金)~9月8日(月)
      10:00~12:00、13:30~17:00/月曜~金曜(祝日を除く)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140718shitaukekaitaku.htm

◆平成26年度「下請中小企業自立化基盤構築事業」の2次公募を開始しました

本事業は、2以上の特定下請事業者が有機的に連携し、それぞれの経営資源を有効に活用して、新たな事業活動を行うことにより、特定親事業者以外の者との下請取引等を開始又は拡大し、当該特定下請事業者のそれぞれの事業活動において特定下請取引の依存の状態の改善を図る取組を支援することにより、下請中小企業の振興と経営の安定に寄与することを目的としています。

[公募期間]7月18日(金)~9月8日(月)
      10:00~12:00、13:30~17:00/月曜~金曜(祝日を除く)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140718shitaukekiban.htm

◆平成26年6月末までの消費税転嫁対策の取組状況を公表します

平成26年4月の消費税率引上げを踏まえ、経済産業省では、消費税の円滑かつ適正な転嫁を確保する観点から、様々な転嫁対策を実施しています。今般、6月末までの主な転嫁対策の取組状況を取りまとめました。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140716shouhizei.htm




                ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 大阪:『企業収益改善講座』―――■

【講師】 経営学博士・経営士 大津 良雄 氏

■テーマ:中小企業経営者・経営幹部のためのここでしか聞けない収益改善手法

■日 時:平成26年
7月26日(土)14:00~17:00

■会 場:本町第2今岡ビル405号

●詳細情報・受講申込み
◇ http://www.jmca-kansai.net/shinosaka/sem260726.html

全国共通
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆平成26年度発明研究奨励金交付申請を募集しています

公益財団法人日本発明振興協会では、中小企業及び個人の発明考案を奨励する目的をもって、発明考案を実施化するための試作、試験を援助します。

                [募集期間]5月1日~
7月31日 必着。

                詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
                 http://www.jsai.org/shoureikin26.html

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
メニュー
1. 経営コンサルタントになる前に考えよう
2. 経営コンサルタントは何をする人か
3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質
4. なぜ経営コンサルタントに依頼するか
5. 信頼できる経営コンサルタントとは
6. 経営コンサルタントになるための資格
7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする