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■【経営コンサルタントのひとり言 今日は何の日】 3月26日 新幹線駅とドーナツ現象+利用者ファースト

2019-03-26 09:11:04 | 今日は何の日

【経営コンサルタントのひとり言 今日は何の日】 3月26日 新幹線駅とドーナツ現象+利用者ファースト

 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

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今日の写真   3月26日

 

 

 【今日の写真】早春の京都 竜安寺  
 「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭は京都を訪れた人の多くが訪問しているでしょう。室町幕府の守護大名であり、応仁の乱の東軍総帥でもあったりした細川勝元が創建した禅寺です。

 龍安寺は、開基細川勝元自身が一方の当事者であった応仁の乱(1467-1477年)で焼失。勝元の子の細川政元と、4世住持・特芳禅傑によって長享2年(1488年)に再興された。寺では特芳を中興開山と称している。その後、豊臣秀吉と江戸幕府が寺領を寄付して保護している。(【Wikipedia】より)
今日は何の日    3月26日

■ カチューシャの唄の日

 1914(大正3)年3月26日に、芸術座が、トルストイの『復活』が初演されました。芸術座というのは島村抱月と松井須磨子が起こした劇団で、この劇中で歌われたのが「カチューシャの歌」です。

【Wikipedia】

 『カチューシャの唄』(カチューシャのうた)は、1914年大正3年)に発表された日本歌謡曲、ならびに同楽曲を題材にした同年製作・公開の日本の短篇映画である。

 楽曲の作詞は島村抱月相馬御風、作曲は中山晋平。劇団芸術座の第3回目の公演である『復活』の劇中歌として、主演女優の松井須磨子などが歌唱した。

「カチューシャかわいや わかれのつらさ」で始まるこの歌曲は、私の年代でも古い歌ですが、哀愁を帯びたメロディーは日本人のDNAに馴染むものなのでしょうか。

■ 北海道新幹線開業

 3月26日に北海道新幹線が開業しました。新函館北斗と新青森の間の部分開通、その結果、東京と新函館北斗間が、最速で4時間2分で繋がれることになりました。

 北海道新幹線は整備計画の決定から43年も経過し、華々しい前宣伝とは裏腹に初日の乗車率は61%と振いませんでした。需要からの採算面でも、当初から懸念されていましたが、それ以後は3~40%であることが多く、その将来が懸念されます。

 そうでなくても北海道JR安全意識の低さから多くの事故・故障を引き起こしてきています。新幹線が安全性が高いシステムであっても、そこで働く人の安全意識が低ければ事故に繋がりかねません。

 今後、経済効果を上げる企画への真剣な取り組みが求められます。


■ バングラデシュ独立記念日

 南北分断というと朝鮮半島の話ですが、東西分断というと旧ドイツを連想します。しかし、我々の年代では、インドを挟んだ東西パキスタンを思い浮かべる人も多いと思います。

 同じパキスタンという国でありながら、東西で経済環境・貧富が異なり、東パキスタンは厳しいものでした。

 1971年3月26日に、東パキスタンがバングラデシュとして独立しました。

 なぜ東西分断されたかというのは宗教問題です。

 1947年8月14日に、ヒンズー教徒のインド、仏教徒のセイロン(現在のスリランカ)、イスラム教徒の東西パキスタンと3つに分かれたのです。このときに、パキスタンがインドによって東西に分断された飛び地となってしまったのです。


【Wikipedia】

 バングラデシュ人民共和国(バングラデシュじんみんきょうわこく、ベンガル語: গণ প্রজাতঁত্রী বাংলাদেশ)、通称バングラデシュは、南アジアにあるイスラム教徒主体ので、イギリス連邦加盟国である。首都はダッカ

 インドの東側に位置し、インド洋に面する。ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川を有する。南東部のごく一部をミャンマーと接するほかは、インド国境を接している。隣接するインドの西ベンガル州とともにベンガル語圏に属す。

 バングラデシュはベンガル語で「ベンガル人の国」という意味。世界で7番目に人口が多い国であり、都市国家を除くと世界でもっとも人口密度が高い。

 因みに、バングラデシュの国旗は、日章旗によく似ているので覚えやすいですね。

■ その他
◇ 浄光明寺火渡


【経営コンサルタントの独り言】

■ 新幹線駅とドーナツ現象+利用者ファースト


 2016年(平成28年)3月26日に東北新幹線と北海道が結ばれました。

 新青森駅-新函館北斗駅間が開業し、JR北海道が運行しています。

 JR北海道といえば、保線・保守の手抜きで多くの事故を起こしてきました。

 それだけに、日本の新幹線技術に泥を塗るのではないかと懸念されます。

 <これは失礼しました。でも、ホンネです>


 東北新幹線が青森まで延伸開通したときに、新青森駅は何もないところにぽつりと駅舎がありました。

 やがて周辺にお店やホテル等が建ち始めました。

 依然として、新青森駅に隣接している部分には何も建たない状態が続いていました。

 駅隣接地では地価が高騰して、庶民の手が届かなくなってしまったのでしょう。

 大資本の人達が隣接地を利用できる弱肉強食の世界があります。

 一方で、上手に立ち回っている人もいるようです。


「新○○駅」という新幹線の駅の周辺では、必ずと言って良いほど、上述のようなドーナツ現象が起こります。

 まだ、北海道新幹線に乗車していませんので、新函館北斗駅の周辺は知りません。


「新○○駅」といいますと、今ひとつ顕著なことがあります。

 不便であることです。

 たとえば「新横浜駅」は、新幹線を降りますと横浜線等に乗り換えるなどしないと横浜駅には行けません。

 すでに開発済の横浜駅に新幹線を通すことは、コスト面でも困難だったのかもしれません。

 でも、それを理由に、利便性が損なわれているのは、マーケティングでいう「顧客は神様」の精神に反することになります。

「利用者ファースト」精神の欠如です。

 御上がすることには、庶民は何も言えないのでしょうか。

(ドアノブ)



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 日本経営士協会は、特定非営利活動法人として内閣府による認証を受けた経営コンサルタント団体です。1951年に誕生し、経営コンサルタント育成と経営士・士補資格付与活動を1953年から積極的に行ってきている、日本で最初に設立され、約65年もの永きにわたりまして社会貢献をしてきています。
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