【経営コンサルタントの独り言】 俳句は難しく奥が深い 819
二兎を追うブログ
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■ 俳句は難しく奥が深い 819
8月19日は「俳句の日」です。
俳句は、日本の詩歌の伝統をひきついでいるといわれています。
そこには、ルールといいますか特徴があります。
韻律、季語、切れ、心象・客観写生という4つの特徴を持っています。
「韻律」は、三十一文字のことで、これを五・七・五の「拍(モーラ)」というそうです。
「季語」は、説明するまでもありませんが、季語があるから季節感を醸し出せます。
「切れ」は、最も説明が何回で、「言葉の歯切れが良い」というような「切れ」に繋がるのかもしれませんが、俳句の本を読みますと「発句、脇句、平句の完結性」というような説明があります。
「客観写生」は、短い詩という形の中で、心のなかの場景(心象)を大きくひろげることに俳句の良さがあるのだそうです。
旧暦に基づく季語は、太陽暦になれている私達には、なかなかピンと来ない言葉が多いです。
季語が、多岐にわたっていることにも、難解さに繋がっているようです。
季語を分類すると次のように9つに分けられるそうです。
時候、天文、地理、人の暮らし、
年中行事等、忌日(命日)、
動物、植物、食物
近年、俳句に関するTV番組が人気だそうですが、それを見ていますと、奥の深さを感じます。
一方で「韻律」が私のそれとは異なり、五・七・五で切れるということに固執する素人のわたくには、納得できない部分もあります。
無季語の俳句もあるといわれますので、俳句も時代とともに変化しているのですね。
俳句を試みたい人のために水原秋桜子の『俳句の作り方』の「注意六条」を紹介します。
1.詩因を捉える
2.分量をわきまえる
3.省略を巧みにする
4.配合を工夫する
5.わかる用語を使って
6.丁寧に詠む
詳しくは、同書をお読みください。
(ドアノブ)
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