■■昼休みに読むブログ小説 連載小説 経営コンサルタント竹根好助の「先見思考経営」 No.90 昼休みのブログ<o:p></o:p>
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昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
昼は休みに読むブログ連載小説です。経営コンサルタントとどのようにつきあうと経営者・管理職として、プロ士業として一歩上を目指せるのか、小説を通じて体感してください。<o:p></o:p>
【本書の読み方】 脚注参照<o:p></o:p>
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■9 顧問契約 1 通算90回 昼休みに読むブログ小説 <o:p></o:p>
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印刷会社であるラッキーの社長である幸と竹根は靖国神社境内を散策しながら、二人が再会した1980年代のことを思い出している。<o:p></o:p>
ラッキー取締役を対象とした取締役研修は、ビジネスドックという竹根が開発した思考ツールを使いながら進められる。<o:p></o:p>
研修方法もバリエーションがあり、ブレインストーミングから始まったものの、カード型ブレインストーミングという発散思考法とKJ法という収束思考法を学んだ。夜中まで討議をする羽目になり、世間一般企業の厳しさを体感した。野外研修を経験した後、纏めに入り、個別課題は宿題となった。社長の幸も「経営理念」という課題が与えられた。<o:p></o:p>
現代の靖国神社の場面に戻って来た。<o:p></o:p>
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【現代】 <o:p></o:p>
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幸は、また育猛のことを考えていた。<o:p></o:p>
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「育さんは、昼休みは普段どうしていますか?」<o:p></o:p>
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「私ですか。いろいろですけど、できるだけ気分転換をするようにしています」<o:p></o:p>
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「文学部出身ですから、本を読んだりもしますか?」<o:p></o:p>
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「本を読むことはあまりしませんけど・・・」<o:p></o:p>
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「なぜですか?」<o:p></o:p>
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「だって、社員が突然社長室を覗いたときに、だらしないかおをしてポルノ小説を読んでいたなんていうのでは様になりませんからね」<o:p></o:p>
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「ポルノ小説を読んでいても、社員が尊敬する方法があるのですよ」<o:p></o:p>
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笑いながら「まさか~」と素っ頓狂な声を上げた。周りにいる人が幸と竹根の方に視線を投げてよこした。<o:p></o:p>
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「実は、毎日、皆さんに気楽に読んでいただけるように、平日の昼休み前後に、経営コンサルタント小説をお届けしているのです」<o:p></o:p>
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「エッ!?小説を、ですか?」<o:p></o:p>
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「ええ、経営コンサルタントを主人公とした小説です」<o:p></o:p>
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「いわゆる電子出版ですね」<o:p></o:p>
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「ブログですから、いわゆる電子出版とはちょっと異なります。テキストファイル形式で、必要な部分に挿絵風に何かを入れることはできます」<o:p></o:p>
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「なるほど、それならポルノ小説を読んでいても、社員から見たら昼休みでも仕事をしているように見えるわけですね」<o:p></o:p>
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合点のいく竹根の説明である。<o:p></o:p>
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「経営コンサルタントとはどのような職業なのか、どのように仕事をしているのか、どのような発想で問題発見、問題解決、意思決定しているのかなどを感じ取っていただき、経営コンサルタントに対する理解を深めていただければと考えています」<o:p></o:p>
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「なるほど、小説を読ませながら、経営コンサルタント業のPRをはかっているわけですね」<o:p></o:p>
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「そう言われると身も蓋もないですけど、確かにPRですね」<o:p></o:p>
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「ところで、どのようなストーリーなのですか?」<o:p></o:p>
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「主人公は、経営コンサルタント歴の長い先生で、彼を中心とした多数の経営コンサルタントの失敗や活躍の物語です」<o:p></o:p>
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「おもしろそうですね。早速読ませていただきます」<o:p></o:p>
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< 次回に続く お楽しみに ><o:p></o:p>
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■■ 脚注<o:p></o:p>
本書は、現代情景と階層部分を並行して話が展開する新しい試みをしています。読みづらい部分もあろうかと思いますので、現代情景部分については【現代】と、また過去の回想シーンについては【回想】と表記します。回想シーンも、回想1は1970年代前半にはじめて幸が竹根に会ったときと、回想2は、その十数年後、二度目にあったときの二つの時間帯があります。<o:p></o:p>
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