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乗鞍岳

2009年07月31日 | 2009年のブログ
今回の遠征のハイライトは乗鞍の畳平周辺で高山植物と高山蝶を見る事でした。
しかしながらいつまでも明けない梅雨の影響で山は連日の雨模様。
26日と28日の2回も畳平までバスで上がりましたが、天気が好転する事はありませんでした。
それでも時折薄日の差す事もありましたが、そこは3000m近い高山のこと。
少しくらいの薄日では気温の上がる事も無く、26日は気温10℃、28日に至ってはずっと1桁台の気温でした。
虫が活動するどころか、シャッターを押す指がこごえる程の冷たさでしたよ。


(富士見岳から望む主峰剣が峰と高天原 2009/7/28 乗鞍岳 α300/TAMRON SPAF17-50)
乗鞍岳は数々の峰を有する広大な山塊、今回は畳平に近い富士見岳に登ってみました。


(不消ヶ池の雪渓と摩利支天岳のコロナ観測所 2009/7/28 乗鞍岳 α300/TAMRON SPAF17-50)
富士見岳へ登ると眼下にまるで極地の氷河の末端のような不消ヶ池が姿を現します。
半分池に沈んだ雪渓のブルーが曇天にもかかわらずとても爽やかに目に映りました。


(恵比須岳直下の畳平バスターミナルと鶴ヶ池 2009/7/28 乗鞍岳 α300/TAMRON SPAF17-50)
標高2702mの畳平バスターミナルは、周りがハイマツや高山植物に囲まれた雲上の楽園。
バスを降りて20分も歩けばコマクサやクロユリが咲き、ハイマツに見え隠れするライチョウにも出会います。


(バスターミナル下のお花畑 2009/7/28 乗鞍岳 α300/TAMRON SPAF17-50)
バスターミナル下のお花畑は1周30分程の木道を歩く散策コースになっています。
この時にはハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、コイワカガミ、クロユリ、キバナノコマノツメなどが一面に咲いていました。


(お花畑からの富士見岳 2009/7/28 乗鞍岳 α300/TAMRON SPAF17-50)
これが今回登った標高2817mの富士見岳、バスターミナルから30分もあれば登れる景色の良い頂です。
今回は中腹のハイマツ帯でライチョウの親子にも出会いましたよ。

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ライチョウは残念ながら写真は撮れませんでした。
そうそう、バスで登る道路脇でクマさんがお散歩をしてる姿も見かけました。
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