君たちには明日がないのシリーズ第三巻
リストラ請負会社の面接官村上真介が新たにターゲットとするのは
英会話学校講師、旅行代理店の営業マン 車の整備士 そしてタイトルの
写真週刊誌のゴシップ記者
リストラといういやな題材なのですが
話をとおして
こっちにいいたいことが伝わってきます。
この主人公たちは仕事がほんとに好きだということです。
会社は関係なく
ただ車が好きで納得いく整備をしていたい、睡眠時間をけずってまでも
取材する記者・・・・
会社が好きというわけではなく今の仕事が好きというメッセージがきます。
彼らには会社がどうのこうの、上司がどうのこうのなんぞは関係ないと
いう純粋に仕事が好きというだけです。
就職という言葉は仕事に就くということですが
今の大半は就職ではなくて就社というところですね、そんなのだから
仕事がどうのこうの以外の会社のことを最優先する会社人間が多いの
でしょうね。
会社がこういってるからだめだ、上がこういってるから、サラリーマンなんだから
仕方がない・・・・こんな言葉もう聴きたくありませんね、アホくさいです。
そんな会社のことばかりに関心がある社員が多い会社はこれからは時代に遅れ
取り残されるでしょうね。
仕事より会社、得意先より会社、家族よりも会社 自分よりも会社
ここまでくるとほんとに病気ですね、会社病も重度です。
そしてコンプライアンスを守らず不祥事をしてしまう、会社の為といって
不正をはたらく、虚偽記載をする、アホまるだしです。