山本周五郎の本は30代の頃によく読みました。
40代は藤沢周平をよく読んだ・・・・
久々に山本周五郎の本をもう一回読もうかと思い読み始めました。
この本はいわゆる短編集です。
冒頭の 晩秋
以前高倉健さんがラジオで紹介していた物語です、30代の頃にはあまりぴんと
こなかった話が50すぎの今読んだら、30代のころに読んだ感じとまったく違う
20年の月日は感じ方がちがってくるものだなと実感しました。
とともに振り返るのは好きではないですが振り返り、少し質素に生活していた方が
いいのかなとも思いました。
一人が好きです、旅も一人がすきです、観光地でなくていいです、知らない町に降り立って
なんとなく歩くのがいいです、世の中がスピード化する中で自分の時間だけはゆっくり
時間をきにしないでいたい。旅行もスピード化ですね観光ツアーやなんやで旅じゃなくて
あれは旅行という種類ですね、金だしてまで団体旅行したくないですね。
最近本屋の店頭をにぎわしている本はとても軽い感じがします、感じとりかたが薄いですね。
次は60代70代で読んでみたらまた違う感じ方をするのでしょうね。