前作親鸞は2年前に読みました、前作ではおいたちから法然の弟子になり、念仏に上皇の怒りをかい
越後へ流されたところまで・・・
越後の国で1年の流刑を終えた親鸞と妻の恵信とか
出会った外道院金剛、生き仏を自称し並はずれた法力の持ち主の行列にでくわす
外道院金剛には下人、病人、貧困な人々を従え河原に暮らす。
守護代と国司、郡司 の争い
同じ人間であるが金で買われてる下人の不条理な現実に親鸞が向き合う・・
宗祖の生き方とはいろいろありますが
親鸞ほど激動の時代を困難に立ち向かいながら念仏を唱えてきたというのは
やはりすごい生き方です。
法然が開いた浄土宗 親鸞の浄土真宗 いずれも仏を庶民にという
その時代の一種の宗教改革というところでしょう。
下巻が楽しみです。
朝から読んで一気に読みました、次は下巻