本周五郎 一人ならじ
武家ものの短編集です、昭和18年~32年の間の作品
出世には縁がない、すがすがしい武士の生き方を描いている
戦中の作品と戦後の作品はあきらかにいわんとすることが違うのが
よくわかります。
父親は戦前の周五郎はいまひとつだといってます、同感です。
たぶんそういう小説しかかけない社会背景だったのでしょう
武家ものに関してはやはり藤沢周平のほうに軍配があるように思います。
藤沢周平にでてくる武士のほうが人間味があって、出世を意識しない
質素で純朴な武士が多いような感じがします。
さわやかに生きたい・・・・
見た目はぼろぼろで仕事もぼろぼろでも
心はさわやかに生きたい
出世には縁がありませんが
それでよかったと思うこのごろ
本を読めばそれでいいと思う。
人間ラシクイキタイ
今日は一日千葉は雨、今日も山に行きたかったですが
ゆっくりマイルスとパットメセニー聴きながら本を読んで
過ごしました、少々3連休不完全燃焼。
最近山の高さを気にしないようになりました、高くとも低くとも
山は同じと思うようになりましたね
地図を見ながら山に入るのは高くても低くても同じです
400山まであと34山、来年の夏までに登りたいですね。