現在、また電磁気学の単位系の変換が気になって調べている。ところがインターネットでもこのことを書いたサイトはたくさんあるのだが、どうも満足できない。結果は間違っていないのだろうが、どうも気に入らない。
熊谷寛夫さんの書「電磁気学の基礎」にもこのことが書いてあるのだが、はじめ読んだときはなるほどと思ったのだが、電荷の静電単位系とSI単位系の電荷の換算の導出をはっきりと書いていない。別にこれを既知の知識としているわけではないのだろうが、どうもすっきりとしない。
世にはたくさんの電磁気学の書があり、Kさんの書いた本には、「SI単位系がとてもよくできているのだからそのほかの単位は気にしなくてもいい」と書かれているが、そうもいかないのではないかというのが私の個人的な気持ちである。
そのほかいろいろみなさんが書かれており、その内容はそれぞれ学ぶところが多いが、それでもまだ十分に納得できないような気がする。だが、多分にまだ私の理解が十分でないことが原因なのであろうとぼんやりと考えている。