約1週間にわたって我が家に滞在していたドイツ人の2名のお嬢さん方が昨朝早く発った。妻は彼女らが滞在中には大忙しであったが、それなりに楽しんだようである。
その内の一人のLさんは日本人ならそれほど小柄という訳ではないが、ドイツ人としては小柄でなかなかかわいい人である。実現するかどうかは知らないが,息子の嫁に来てもらえないかとひそかに考えている。ドイツ文学語学を専攻しており、 いまフライブルク大学に勤めている。
私たちの長男は今年やっと学位をとったと彼女に空港からの帰りに車中で話したから、彼女も少しは関心を持ったようだ。やはりかなり家柄のいい育ちのようである。彼女の祖母が女学校をボンに昔創設したと聞いた。すてきなお嬢さんなのですぐにでも彼氏を見つけそうだが,やはり自分と同じくらいの学位をもった男性を見つけたいと思っているようだ。
妻も彼女に好意をもっていることは確かだが,まあこれは本人たちの気持がまず大切なのであろう。ちょっと最終日の昨日のパーティではLさんが引けているようにも見えたのでどうだろうか。年の差もあるし、長男には皮膚のアレルギー性の病気もあるので,進展は楽観を許さないがいままでそういう気に私たちもなったことがなかったので希望としてそんな考えまで起こしてしまった。
台所まで自分たちが食べた食器を運んだり、妻と一緒に天ぷらを揚げたりした、ドイツ人女性はLさん以外にいままでいなかった。多分家庭のしつけがいいのだと思われる。
一緒に滞在したBさんは弁護士さんだったが、ドイツ人は日本に憧れをもっているというようなことを最後のパーティで話してくれた。また、彼女自身は同じStuttgartの出身の同級生と結婚してあまり面白みがないのだがと断って、自分の家族とか親戚はいろいろなところの人と結婚していて広がりがあると話してくれた。ひそかに応援をしてくれているかのようだ。
そういう観点からは全く望みがない訳ではない。