物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数学・物理通信12巻3号と4号の編集にとりかかった

2022-05-31 15:00:11 | 数学
数学・物理通信12巻3号と4号の編集にとりかかった。昨日は3号の編集にとりかかったが、今日は4号の編集にとりかかった。

もっとも今取り掛かったとしても発行できるのは2週間後くらいであろうか。

気が長くないとこういう仕事はできない。

続けてだが、

2022-05-31 11:16:17 | 本と雑誌
続けてだが、今日も多和田葉子さんの朝日新聞連載の小説の今日の掲載分から。

主人公が学んでいる、太極拳のレッスンで先生が指導の文句として「野生の馬のたてがみをわける」ように手を挙げてとかなんとかあるところにドイツ語で
 Maehnen des Wildpferdes teilen (メ―ネン デス ヴィルドプフェルデス タイレン)
というのが出て来た。Maehneというのは辞書を引いてみたら、これが「たてがみ」であった。もちろん、馬のたてがみは複数だから、Maehnenと複数の語尾 n がついている。

今日は他にもピータンという中華料理の卵も出て来た。これは「千歳の卵(たち)」というドイツ語では呼ばれているらしい。tausendejaerige Eierとあった。

ちなみに「千歳の卵(たち)」の訳でわざと(たち)とつけたこれは日本語では複数と単数との区別がないので、ときどき数学の本の中などで複数を明示するために複数には(たち)という語をつける人があるのにならったものである。




肘社会とは

2022-05-30 10:45:43 | 本と雑誌
朝日新聞に連載の多和田葉子さんの小説で「肘社会」という語が出てきた。「競争社会」という意味らしい。ところが肘(ひじ)というドイツ語を知らないと大きな独り言を言ったら、すぐに妻がスマホで調べてくれた。

Elbogenだという。発音もスマホだから聞くことができる。拙くカナで発音をつけるとエルボーグンと聞こえる。文字をそのまま読むとエルボーゲンだが、明らかにエルボーゲンではない。

体の部位の名前は初歩のドイツ語の範疇に入るのだろうが、何回かそういう体の部位を学ぶ機会があったにせよ、頭には残っていなかった。

「お前のドイツ語の力など大したことないね」と言われれば、その通りである。









今日は雑談会の日だった

2022-05-28 17:08:25 | 物理学
今日は雑談会の日だった。

仕事場に来てから、メールの返事を一つ書いた後は、掃除をして、机の上をきれいにして、それで1か月ぶりの雑談会である。

それを先ほど終えて、後片付けのお手伝いをした後で、ようやく今日のブログという訳である。

その前にどういうブログがアクセスされたかを見て、「オッシロスコープ」というもう10年以上前に書いたブログの小さな修正を行った。

このブログはもう何十年も昔の私の若いころの大学の物理実験のカリキュラムを変えたという実体験を書いたものであった。

実際に手を下して装置をつくってくださった方は同僚のHさんであったが、指導書は自分で夏休みを返上してつくったという話であった。2回ほどそういう指導書をつくるという、夏休みをもったのであった。一度は真空管を使った回路の製作であり、もう一度はダイオードとトランジスターを使った、簡単な回路の製作であった。

これは実は大学時代にラジオ製作をしたことがあったが、そのときに使ったラジオ製作の手引書をもとに実験のカリキュラムと指導書を書いたのであった。
 
実は、2極管、3極管という学生実験がどういう意図で私の学生時代にされていたのかわからなかったので、その意図がわかるようにとの意図をもったカリキュラムの変更であった。

この時代の当時の学生がどう感じていたのかをできれば知りたいと思ったりするが、それはかなわぬことであろう。





理髪店に行った

2022-05-27 14:09:45 | 本と雑誌
理髪店に行った。行こう行こうと思い出してから、いつも一月ほど遅れるのが私の理髪店行きである。

理髪店はそれほど遠くにあるわけではないが、それでもあまり外出をしない私は
どこかに行くのはいつも遅れ遅れになる。

フットワークがいつも軽い妻とは私とは全く正反対である。それでも何とか50年ほど連れ添っているのだから,まあお互いに我慢強いものである。

およそ人とつき合うのが苦手であるのだが、それでもなんとか今まで生きて来られた。今日は誕生日であるが、何歳になったかは言わなくてもおよその見当はだれでもつくであろう。

今日は金曜日であるので、週末である。午後になったので、Schoenes Wochendeと言ってドイツなら勤め人が帰宅するころであろうか。

しかし、私は休みを日曜しかとらないことにしている。



「三角関数の還元公式3」図の入力(つづき)

2022-05-26 12:29:36 | 数学
昨日のブログを書いてから、「三角関数の還元公式3」図の入力でcosとsinの関数のグラフを描いた。うまくいった。

その後に、\cos (\pi +x)と\sin (\pi +x)とのグラフに挑戦した。これはそれほど簡単ではなかったが、いろいろ工夫してうまく描く方法を見つけた。

一時これはどうしても描けないのかと思ってBasicか何かで描かなければならないかと悩んだが、結局描けることがわかった。めでたし、めでたしである。

これはうまくいけば、「数学・物理通信」12巻5号か6号に発表するかどうか決めかねている原稿である。

すでに私も2つの原稿を書き上げているが、6月発行分については、投稿も多いので、私のいま用意しているこの原稿の掲載は9月にもちこしとなるかもしれない。

「三角関数の還元公式4」の方は前に書きかけてそのままになっていた原稿だが、意外に完成度が高かったので、少し手を入れたら、完成しそうである。

いまのところこの「三角関数の還元公式4」でこの還元公式シリーズはおしまいになる予定である。これが終わったら、再度「三角関数の加法定理の導出」にとりかかる必要がある。


「三角関数の還元公式3」図の入力

2022-05-25 11:58:01 | 数学
一昨日ぐらいから「三角関数の還元公式3」図の入力をはじめたが、昨日はcos関数とsin関数のグラフをTikzで描き始めた。

ところがそれぞれの関数が、あまりひどくはないが、折れ線でつないだようにも見えるのだ。だから今考えているのは、この具合の悪さをどうやって回避するか。縦のスケールを小さくして、その折れ線の状態を目立たなくして、それから、それを拡大するかどうかである。

さてうまくいくか。

ブログの記事も書くが、

2022-05-24 10:24:32 | 本と雑誌
ブログの記事も書くが、アクセス解析とかで自分の書いた記事で、どういう記事が読まれたかがわかるので、それを読み返すのも日課である。これも私の楽しみの一つである。

そして、まちがったいい方とか誤解を招きそうな箇所があれば、修正とか補足をしている。また場合によってはその読み返した時点で付け加えるべきところがあれば、付記をすることもある。

だから私のブログは常に進化している。だから場合によっては当日に書いた箇所の分量よりも後から書き加えた部分の方が多くなっているブログもある。

しかし、世の中には私のもののようなブログでも関心があって読まれたりするのだと思えば、おろそかにはできない。

このブログを書く前にブログの数の記録を見たら、6234回とかとあった。我ながらよくも続いたものだと思う。

先日英語とドイツ語で書いたことわざは

2022-05-23 19:04:24 | 本と雑誌
先日英語とドイツ語書いたことわざはフランス語でどういうふうにいうのか知らなかった。

それを今日知ったので、ここに書いておこう。

まずは復習として英語の表現から

 All is well that ends well.

だった。これをドイツ語では

 Ende gut, alles gut

であった。これに対応するフランス語は

 Tout est bien qui finit  bien.

訳は「よく終わるものは、みなよい」である。

ちなみに発音をカナでつけておくと、
 トュ エ ビャン キィ フィニ ビャン
である、と書いた。が、再放送を聞いたら、上のカナの発音はちょっとちがっていて
 トュテ ビャン キィ フィニ ビャン
であった。tout とestとがリエゾンされて読まれていた。

それぞれの言語に対応した言い回しがあるものだ。


久万高原町の道の駅に

2022-05-23 15:37:04 | 本と雑誌
昨日の日曜午前中に妻から、久万高原町の道の駅に行こうと誘われたのだが、「遠山啓博士の著作目録」の残りの半分を点検すると言って断った。

それで昨日私の持っている遠山さんの本の点検をしておよそ私の持っている本はほぼ点検が終わった。たぶん私の持っている遠山さんが著者または寄稿している本は、100冊は越えているだろう。

いま改訂している、この著作目録にはたぶん400冊を超える本がリストに挙がっていると思う。それでもまだ調査は終わらない。

もっとも妻の誘いを今週の日曜日は退けたので、来週の日曜日には何が何でもつきあう必要ができてしまった。

まあ、仕事の順序はしかたがない。


5月の子規の俳句

2022-05-21 14:02:27 | 本と雑誌
5月の子規の俳句をまだ紹介していなかった。

  薫風や千山の緑 寺一つ    子規
  May wind
       a temple in the green
       of the mountains   (Shiki, 1900)

  くんぷうやせんざんの緑、寺一つ

と読むらしい。

今日はすでに5月21日(土)で5月も半分以上過ぎている。

三角関数の還元公式の導出 4

2022-05-21 12:11:38 | 数学
昨日、「三角関数の還元公式の導出 3」の文章の入力がほぼ終わったと書いたが、実は「三角関数の還元公式の導出 4」ともいうべきエッセイを書いていたことがわかった。

昨日プリントして読んでみるとなかなか優れモノの文章であり、これがどうもこのシリーズの最初に書かれていたのだが、どうも何らかの理由があって、放置されたままになってしまったらしい。

少し書き直しが必要だが、それほどひどく書き換えなくてもよさそうだ。すでに「三角関数の還元公式の導出 1, 2」は発表済みであるので、「三角関数の還元公式の導出 3, 4」を続けて発表したい。それが6月の「数学・物理通信」になるのかそれとも9月になるのかはまだわからないけれども。

昨夜は12時過ぎには就寝しようとしたのだが、寝付かれないので、起き出して「三角関数の還元公式の導出 4」のエッセイの補足の部分の原稿を書いてから、再度就寝したら、いつのまにか寝入っていた。

三角関数の還元公式の導出 3

2022-05-20 10:28:00 | 数学
「三角関数の還元公式の導出 3」という数学エッセイを書いている。三角関数cos xとかsin xとかをπとかπ/2とかだけx軸の右方向または左方向に平行移動するとき、もとのcos xとかsin xでどう表されるかという問題である。
 
普通にはそういうグラフを用いた還元公式の導出はどの三角関数の本にもほとんど書かれていない。1冊そういうことに触れた本があったが、あまり詳しくは書かれていなかった。
 
普通にはどうしているか。原点を中心にした半径1の円を描いてその円内に三角形を描いてそれをπとかπ/2とだけ原点の周りに回転する。そこでの円上の点の座標から、三角関数の還元公式を導出する。
 
もっとも私がこの方法でないグラフの平行移動による三角関数の還元公式の導出を知ったのは、大学に勤務していたときの同僚だった、Kさんに教わったことである。それも「直接こうやるんだよ」と教わったわけではなく、Kさんが学生を指導していたのを、聞いて知ったのである。
 
(2023.2.26付記)
 
「三角関数の還元公式の導出 3」は「数学・物理通信」12巻4号に掲載してある。インタネットで「数学・物理通信」で検索をしたら出てくる。
名古屋大学情報工学研究科の谷村先生のサイトに「数学・物理通信」のすべてのバック・ナンバーはあります。谷村先生いつもありがとうございます。

毎日が忙しい

2022-05-19 13:12:13 | 本と雑誌
毎日が忙しい。別にどこからも何も頼まれたわけではないが、毎日が忙しい。

世の中の退職者は暇にしているのかもしれないが、私はそこそこ忙しい。

昨日と月曜日に歯科へ行ったついでに、ちょっと足を延ばして、E大学の図書館に行った。昨日はさきほど出来上がったエッセイの文献のページを確認するために行った。

筆記用具を持っていったつもりだったが、カバンの中に見つからなかったので、そこにいた学生さんにちょっと筆記具を借りようとしたが、彼も持っていないということで、仕方なく該当箇所のページ数を記憶して帰るつもりであった。

記憶して帰ろうとしたら、閲覧室の出入口近くのOPACのところにボールペンがあったので、記憶がなくならないうちに持っていた紙に筆記して帰った。

家に帰って、よくかばんを調べたら、なんのことはない、フリクション・ボール(こすって字を消すことができるボールペン)はカバンの中に入っていた。でも探したときにはすぐには見つからなかったのだけれども。

グラフを使った三角関数の還元公式の導出のエッセイを昨日から入力し始めた。






歯のクリーニング

2022-05-18 10:59:40 | 本と雑誌
半年に1回毎年歯科医院に通って、歯をきれいにしてもらっている。

何本かは虫歯で奥歯を抜いたが、その後はなんとか歯磨きで歯の老化を防いでいる。80歳で20本の歯を残す運動があるが、それを私は十分にクリアしている。

午後には、先日に続いて、2回目の歯のクリーニングにでかけることにしている。

コロナ禍のためだろうか、歯科に来る患者が少なくなっているのか、5月16日の月曜日の午後に続いて2回目の診療である。

月曜にはマスクをして出かけたが、「マスクをしては歯の治療はできないのでしょうね」と冗談を言ったら、「歯科ですから」とまっとうな返答だった。