物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

昔のブログ

2020-10-24 13:37:31 | ブログ
昔のブログを誰かが読んでくれたらしい。それでそのブログを自分の書いたブログだが、なかなか文章もしっかり書かれているし、それにトピックもなかなか自然科学者としてしっかりした議論をしている。

自分が書いたものを自慢するようで申し訳がないが、もっとも気がついたときには前のブログでも断りなしに修正をしている。

文書の修正ということでいつも私が引き合いに出すのは毛沢東は記録文書を修正したという話がある。これは記録された文書を最近のように文書がなかったことにするという話ではない。



新年にあたって

2020-01-10 12:11:37 | ブログ
新年にあたってドイツ語でどういう風なあいさつ表現をするか、 R 氏に聞いてみた。

まずは時間的に年末の挨拶は

Guten Rutsch (ins neue Jahr).  カッコ内は口語(話ことば)では省略される

である。 ちなみにdie Rutschbahnは滑り台のことである。

つづいて、新年のあいさつだが、

(Ich w"unshe Ihnen ein) sch"ones neues Jahr. 

(カッコ内は書き言葉の場合である  (日本語訳: すばらしい新年を祈ります) 

sch"onesは美しいsch"onの付加語的用法であるが、das Jahrにかかる形容詞である)

というのが普通だとのことである。 

gutes neues Jahr

というのもありそうだが、あまり聞かないと言われた。

書き言葉にしろ ein sch"ones neues Jahr と ein という不定冠詞が入る理由が知りたかったが、それぞれの人にそれぞれの新年があるためかと食い下がって尋ねてみたが、あまりそういう風には考えたことはないらしく、新しくはじめて出て来た概念の場合には不定冠詞を使うと説明された。

したがって、こういう場合に定冠詞を使うという考えは全くないようである。

こういう話から、さらにいろいろなお祝いのいい方へと話は広がっていったが、それらはまた別の話になるだろう。

(2020.1.11付記)  また知ったかぶりで1,2を書く。

Guten Rutsch (ins neue Jahr). の ins neue Jahrの箇所だが、ins=in dasと定冠詞dasがついている。それで形容詞はいわゆる弱変化でneuに変化語尾eがついている。

一方、ein sch"ones neues Jahrでは不定冠詞のeinがついているので、混合変化でneuに語尾esがついてneuesとなっている。こういうところがドイツ語のいやらしいところである。

ところがドイツ語を少しかじった人なら、逆に奥深いドイツ語らしさという話になるのだから。ものは一筋縄ではいかない。


ブログの休み

2011-11-04 17:10:48 | ブログ

義父の法事で上京するために、明日の11月5日(土)から数日ブログを休みます。旅行中に事故等にあわなければ、予定では11月8日(火)から再開します。

土、日にはこのブログを見る人は少ないのですが、それでもブログを楽しみされている方もおられるかもしれませんので、あらかじめお断りを致しておきます。


アクセス解析

2010-04-24 13:50:41 | ブログ

サービスでアクセス解析を見ることができるようになった。それを見たら、一週間の内でときどきだが、他の日と比べてアクセスが多い日がある。何か変わったことを書いたのかなと思ってその日のブログを出して見ても特に変わったことを書いているわけではない。

ただ、私にとっては変わったことではなくてもこれを見る人には関心のあるテーマだということだったのだろう。別に人気を気にしているブログではないので、どうでもいいことではある。

それに自分で前のブログを見て、言葉が欠けていたりすると補ったりするので、自分で自分のブログのアクセスをしているということもある。でも自分以外にたくさんの人が見てくださっていることは間違いがない。


ブログの休み

2010-02-20 18:00:53 | ブログ

ブログを休んだことの説明をする必要はないのだが、2日ほど休んだので体でも悪くなったかと思われた方が居られるかもしれない。だが、そうではない。翻訳の仕事でブログを書くことに思いが及ばなかったのである。

昨夜、夜の11時前に自分の担当部分を訳し終えて、その後Yさんの担当部分を一通り読み終えたら、2時を過ぎていたが、脚が冷えていたのでそのままでは眠れそうになかったので、お湯に浸かって寝たら、すぐに眠れた。

それで今日は1週間ぶりに仕事場から自宅に帰り、着替えをして13時過ぎにまた仕事場へやってきて、14時頃から翻訳の仲間と検討会を行い、先刻それが終わった。

昨晩ようやく仕事が期日までに何とかなりそうだという気がしてほっとした。それまでなんとかしなければならないのだが、どうなるか見当がつかなかった。しかし、まだ今日と明日のハードワークが残っている。


China Blog Media

2010-01-15 12:54:18 | ブログ

以前、楊逸さんが芥川賞を受賞されたときに以下の日本文をこのブログに書いたが、それが標記のChina Blog Mediaにこれが英訳されていることを知った。それでこの英文がすばらしいのでここに載せておく。

日本文の前にあるBlogger physicomathとは私のことである。「評価されて」をwell-receivedとか「すばらしい」をincredibleとか訳されている。こういう英語を書けるようになりたいと思うが、とうてい私には無理である。

一つだけ注意をしておくと私は「母語」といって「母国語」とは書いていないことである。言葉には国は関係ない。私が母語という言葉を母国語の代わりに使うようになったのは田中克彦「ことばと国家」(岩波新書)を読んでからである。みなさんにも母語という言い方をお勧めしたい。

そういう意味では「国語辞典」という言い方にも心理的な違和感がある。「日本語辞典」というべきではないかと思う。また、どこの出版社だか覚えていないが日本語辞典という名の辞典が出ているのはそういう配慮がすでにされているのかもしれない。

ちなみにドイツ語はドイツという国だけで使われているわけではないのだから。ともかくも理屈は抜きに以下の英文を楽しんでください。

Blogger physicomath was also impressed:

日本人でも多和田葉子さんだかがドイツ語で小説を書いてドイツ語圏で評価されて何かの賞をとったというので評判になったが、それでも母語でない言葉で書いて文学賞をとるというのはすばらしい。

Among Japanese, there was also Yoko Tawada, who wrote a novel in German that was well-received among German-speaking countries, and won some kind of prize. But even so, to write in a language that is not your mother tongue, and win a literature prize, that is incredible.
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明日からブログはお休み

2009-12-18 13:20:34 | ブログ

明日から数日の間ブログを休みます。これは旅行で不在にするためです。飛行機に乗るということはいつも事故を考えなくてはいけないと思っています。飛行機の事故はこのところ日本では起こっていないが、事故はいつでも起こりうる。そのときは自分が乗る時かもしれないといつも思いながら、乗っています。

だから、いつも無事に松山空港に帰りついたときには、今回もなんとか生きながらえた。この生を大事にしなければと思うのですが、そのうちにそのことは忘れてしまって安穏に暮らしてしまう。もっとも事故にあう確率が大きいのは飛行機事故ではなくて、車の事故だといわれているので、実は車の事故で死亡するのかもしれない。

昨日、ドイツ語のクラスの忘年会でクラスの方の以前のドイツ人の先生が観光のために訪れたアルゼンチンで交通事故のため10月に亡くなったということを聞きました。だから現実には車の事故の方が多いのでしょう。だが、車の事故は自分の注意で防げると思っているのです。これが本当に正しいかどうかはわかりません。

数学・物理通信は編集後記等も書き終わり、もう一人の編集者N先生に午後もっていて点検をしてもらい、今日の夕方発行の予定です。


ブログにも飽きが来た?

2009-12-03 12:38:39 | ブログ

ちょっとブログを書くのも面倒になってきた。どうも不熱心になっているように思われる。なんでも飽きが来るときがあるもので、このブログを書くこともそうかもしれない。

しかし、ブログを書いていると子どもから見たら、おやじなんとか元気にしているらしいとかわかると思うので、ブログの効用もないわけではない。人間70歳をこえるといつどうなっても不思議ではない。だが、いまのところはなんとか元気でやっている。

来年の5月までは医療の負担が一割になっているので、病院にいっても負担は軽いのだが、現在は眼科に一月に一回眼の検診に行き、眼圧を測ってもらい、眼圧を下げる目薬をもらって帰る。それくらいである。

円高なので外国から本を買うチャンスなのだが、なかなかポケットマネーがなくて買いたい本にも手が出ない。よく本を買っていたWorld Scientificというシンガポールの出版社から先日クリスマスセールとかで25%引きとのdiscountのお知らせが来ていたが、先立つものがないので、思うにまかせない。