物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ブログのお休み

2010-12-10 23:54:39 | 日記・エッセイ・コラム

明日の11日から来週の月曜日の13日までブログをお休みします。これは恒例の年に2回、子どもたちに会うために2泊3日で上京するためです。

飛行機事故とか東京で交通事故にあわずに無事に松山に帰ってくれば、14日(火)からブログを再開します。

ブログを書くことは楽しみでもあるのですが、いつでも書く話題を見つけなければならないので、つらい作業でもあります。

それでもなんとか私の身の回りに起こったことを書いているだけで話題には一応事欠きません。もっとも私が話題にした人の中には心が傷ついている人も居られるかもしれないと密かに思っています。その節は申し訳ありません。

できるだけ話題にした人たちについてはいい面だけを見て、批判的なことは書いていないつもりですが、それでも私の深層心理が出てこないとも限りません。

もっとも人をあまり批判的に思ったりすることはほとんどなく、自分のもっていない、その人のいいところに素直に感心してしまうのです。

人は本当は十分に何ごとにも批判的であるべきでしょうが、私は頭が鋭くはないのでそれがちょうどいいということかもしれません。(文章を書くことが好きなのは母親譲りの遺伝的な性質だと思っています。別に母が何かを書き残したということはないのですが)

帰ってきたら懇親会と忘年会を兼ねたいくつかの会が待っています。今年も大分残りの日数が少なくなってきました。

少し早いですが、

Frohe Weihnachten und guten Rutsch ins neue Jahr f"ur alle Leser !

すべてのこのブログの読者の方に楽しいクリスマスとよい新年がきますように!

(付記: 2011年1月8日)

上のドイツ語の文でins neue Jahrなのかins neuen Jahrなのかいつもわからなってしまう。それでneuen Jahrとしていたのだが、Yさんから頂いたメールでins neue Jahrだったようなので、修正をした。形容詞の弱変化の場合だが、なかなか覚えられない。形容詞の弱変化は語尾はeかenである。1格、4格は語尾変化はeだったと思う。ということで修正をした。


電磁気学の難しさ

2010-12-10 12:51:10 | 物理学

電磁気学の単位については放送大学の岡部洋一さんのインターネットのサイトに詳しい説明があり、私にも少しづつわかってきている。また、EMANの物理学にも説明がある。それらを総合してわかりかけているが、まだ全部わかったというわけではない。

なぜ電磁気学が難しいのかもそれらのサイトの説明でわかりつつある。以前には本が頼りであったので、電磁気学の単位系についても、なぜ電磁気学がわかりにくいかの分析も明らかではなかったが、それを明らかにしている、インターネットのサイトができている。

これは書籍にはページ数を惜しんで何でも書くことができないが、インターネットでは文を簡潔に書く必要は必ずしもないので、長さを気にしないで詳しく書くことができるから読んでわかる説明に接することができるようになったのであろう。

新しい電磁気学の書籍はSI単位系によって記述されることが標準的になってきたが、場の量子論のテクストは昔からヘビサイド・ローレンツ単位系で書かれることがほとんではなかったろうか。場の量子論の新しいテキストを見ていないので、単位系のことを断言できないが、場の量子論のテキストの単位はいまでもヘビサイド・ローレンツ単位系のままではないかと思う。

これがcgsガウス単位系が捨てられない大きな理由であるような気がする。ヘビサイド・ローレンツ単位系はcgsガウス単位系で有理化だけをした単位系であるから。

SI単位系は物性としての磁性の研究をしている人にはあまり好かれていなかったように思うが、さて磁性の専門家の友人のTさんはどうなのだろう。現在は電磁気学をSI単位系ではない単位系で教える先生は多分一人もいないだろう。だが、SI単位系での磁性関係のいろいろな単位はどうもなじめない。しかし、これは単に自分の歳のせいと慣れの問題かもしれない。