野にでれば
人みなやさし
桃の花
これは多分俳句なのだろう。いままでこの句を聞いたことはなかったが、名のある俳人の句かもしれない.。
実はこの句を知ったのは、妻が最近習いに行き出した書道塾で先生が書いてくれた句だった。
書道塾の先生は実は私も存じ上げている方で、むかしテニスを一緒にしたことが何回もあった。
家や社会では人間関係がぎすぎすしているのかもしれないが、野外に出かけると人はやさしくなれるとでもいうのだろうか。自然は時に過酷だが、それでもやさしいときもある。
すくなくとも人間とちがって他人に意地悪しようという意図はないだろう。この句を妻が書道の練習のためなのか、色紙に書いてその色紙をテレビ横の机の上に飾っていたので知った。
(2021.5.1 追記) 本来、私の妻は強烈な性格だと思われているし、そういう一面が表に強く出ることもあるが、この平かなまじりの色紙の書体を見るとと、性格的にやさしい側面も十分あることがわかる。