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藍大島を着てみる

2020-11-27 | きもの

昨日届いた藍大島、着物と羽織のセットは男性用生地を女性用に仕立てたもの。

元々の好みで着る人と、親や夫の形見として仕立て直す場合もありそうですね。

さてどちらでしょう。

また、着てどんな気分になるかなあ、落ち着かないかなあと。それも確かめたい。

帯は縮緬の染帯。帯締めは鬼縮緬の飛び絞り。横綱にならないよう、しっかり締めます。

着物10分、帯5分~という無料着付け教室があったけど、最近とんとCM見ませんが、それもコロナの影響?

垂れがゆがんでいます。粋ではなくてただのミス。最後の詰めが甘い私。

羽織着てみます。

うんうんご隠居さんみたい。

髪はもういつからか伸ばしっぱなし。パーマ掛けるとすぐバランス悪くなるし、髪が傷む気がして。

たまに千円カットに行き、間で自分でテキトーに切る。髪も自分で染める。

着物の時はねじって留める。これで済ませる。

訪問着などの時は昔買ったウィッグで。誰も何も言わないのに、孫に指摘される。「おばあちゃん、それカツラでしょ。すぐわかったよ」って_| ̄|○

ああ、なんか節約自慢しているかも。

着物も、見る人が見たら身幅が・・・・

でも気にせずどんどん着ていく。意地悪言う人は相手にしない。

羽織脱いで、木綿のハーフコート着て、この後買い物に行く。

柄のない着物なので完全に普段着。心も平常心。着ていて気持ちがとても楽でした。普段着物はすべからくこうありたいもの。

自分を写しているのか、部屋を写しているのか・・・

鏡の中なので左前はお許しを。

少しでも赤い絞りを見せないと、明治神宮奉納土俵入りみたいになりそう。

結論。

着物着てとても楽しかった。

明日もまた着よう・・・と言いたいところだけど、明日は友達に会う。居心地悪い思いしたら行けないので、洋服着ていくけど、ほんとは和服を着たい。

 

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着物が増える。付け下げに大島紬

2020-11-26 | きもの

向こうは、はんなりしたピンクの付け下げ。

手前は女仕立ての、大島紬の羽織と着物のセット。

姑様の着物は全部捨てて、タンスは分解してそれも捨てると夫が言います。

その前に要る着物、取っておくようにと言われました。

古いのばかりでしたが、唯一、これだけは比較的新しいもの。新品ではなく、手入れして仕付けが付いています。

寸法は見ていませんが、合う帯が見当たらないので、たぶんの貰い物ではと思うのです。

形見分け?

10年くらい前、60代で亡くなった夫の従姉のものでしょうか?

花は何かなあ、夾竹桃のようにも見えます。

私が広島へ来た53年前、川岸はどこも夾竹桃がたくさん植わっていました。早く大きくなる木だそうで、原爆被災後の緑化に使われたそうですが、今はほとんど見ません。川岸はクスノキなど、本来の植生にあるものが植えられています。

木は大体どれでも好きなのですが、熱帯や乾燥地帯の外国の木は見ていて心が休まりません。子供のころに見なかったからでしょうか。

夾竹桃の付け下げ・・・胸の途中にある塊を飲み下すような違和感が。

夫の従姉のものと仮にするならば、本人を知っているだけに着物が身代わりのような気がして、触るのも躊躇する。

被爆者でした。学齢期以前に被爆。近所にお手伝いで買い物に出て、たまたま細い塀の間を歩いていて助かったそうです。被爆地は平野町付近。

母方の祖母、母、弟は建物の下敷きになり、焼死。父(夫にとっては伯父に当たる人)は勤め先にいて無事。家の焼け跡に三人分のお骨が見つかったそうですが、従姉だけがなくて、やがて救護所にいるのを知らせてくれる人がいて、無事家族と再会。

何歳だったのでしょうか?4、5歳?

救護所の外には、収容されている人の名前が貼りだされていて、たまたま通りかかった父親の同僚の方が会ってみると、「おじちゃんの帽子の印はうちのお父ちゃんのとおんなじ」と言って、身元が分かったと、これは夫の祖母(故人)から、私が直接聞きました。

聞いたのは一度きりですが。

夾竹桃から思い出した従姉のこと。その人の着物かどうかはわからないけれど、生きて何か語り掛けてくるような気配・・・こちらの勝手な妄想ですが。

義妹に、持って帰ってと三回くらい頼みましたが、要らないそうで。とは言ってもあとで気が変わることもあるので、それまで預かっておくつもりです。

藍大島は百亀甲の男物の生地。それを女物に仕立てています。

羽裏は花柄。

八掛は抑えたえんじ色。

織り目は揃ってないところもあって、手織りだから?

というか、染めの段階でラフがある。それを手仕事と有難がるか、熟練してないと感じるかはそれぞれ。

夫はやはり大島の羽織と着物のセットを持っている。着たのはこの47年で3回くらい。縫ったのは私の母親。裄が長いので、広幅一匹分使ったと思う。隣のD井さんのおばさんに嬉しそうに見せていて、あれが母の人生の山場だったのかな。いえいえ、まだまだ山場はあったと思いますが。

花柄の苦手な私は、自分用に、ずっとシンプルな紬の着物探していた。時々立ち寄る和服のリサイクル店(広島の本通りではなくて、パソコンの中に店があります)で7割引きセールをしていて立ち去りがたく、ついクリック。はい、お財布に優しい着物です。

10月に一緒に旅行した人は、昔、娘に100万円の振袖買ったそうですが、この紬なら何枚買えることやら。

いえいえ、節約大好きな私はひそかに満足していればそれでよし。


姑様の引き出しから。

縮緬の戦前の留袖。袂が長く、寸法は全体に小さい。紋が大きくて、手芸の材料としてならまだ使えるかなあと。

私はしません。黒字にエッジの立った柄がきつすぎる。これも義妹に聞いてみる。

胴裏、未仕立ての帯地、ポリの長襦袢地。

ポリは、裏地などに使えるかなあ~

私のじゃないのに持って帰って、置いているのが気にかかる。


着物は女の自己表現、センスも財力も着物を通じてわかるという。

執着や嫉妬や虚栄心や、いろいろな気持ちを引き起こしていたのもつい最近まで。

だから人が着物着ているの見ると、つい気になり、自分が着ると、人にどう見られるかつい気になる。それを押しのけて平常心で。なんたってもうこの歳ですから、怖いものは何にもないはず。

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母の小紋、縮緬の染帯

2020-11-19 | きもの

新緑のころと、紅葉のころと二回着られる・・・母がそう言っていた小紋。

紬に見えますが染の着物です。

帯は縮緬の細かな柄。

おや、靴下が。

細部。

上半身の背縫いは真ん中に、帯の下からは着付けの都合で多少左右にずれても、という気持ちで着ます。

寸法いろいろの古い着物、きちんと教本通りにはいかない。でも気にせず、着て楽しくなることが大切。

小物も最小限で。当たると痛いコーリンベルト、却って襟の収まりが悪くなる合成樹脂製の襟芯などは使いません。

留袖は人に着せてもらうのでお任せですが。

と言っても、昔の結婚式、花嫁さん以外はみんな自分で着ていましたよね。親せきの女たちが集まり、着せたり、着せられたり。。。男たちはすることないので家の周りにいてお嫁さんの到着、待っている。

昭和30年代でしょうか。

せっかく着たので脱ぐのがもったいないけど、午後は車運転して外出予定。残念。

 

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母の紬に名古屋帯

2020-11-18 | きもの

15年くらい前に貰いました。たぶん60年くらい前の着物と帯。

紬につづれ織り?の名古屋帯。

秋の組み合わせ。着物は単衣。色が濃いので暖かい今日、着てみます。

顔を出さずに自分を撮るのは難しい。

帯揚げは別のにしてしまった。。。。

足元。

着丈が短く、バチ襟。帯は短くて硬くて締めにくかったので、前で結んで後ろへ廻した。

お腹周りにたくさんの布があるので、着物は暖かい。

もうしばらくの間、家での着物、楽しみましょう。

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白大島に紬の帯

2020-11-16 | きもの

暑くなく寒くなく、いいお天気が続きます。

本日はこちらを。

白大島は単衣仕立てにすることも多いそうですが、袷です。

八掛の色に合わせて緑の色のある紬の帯を出してみました。

大島は細かな柄があるだけで、柄がありません。

柄がない方が帯を選ばすいいかなと。

着てみました。

チェック柄は歪みがすぐわかるので、難しいです。

お太鼓はなるだけ小さく。

開き仕立て、芯なし、本日は締めやすいはずだけど、形を作るのが時間かかりました。

午後から外出予定だったけど、本日は着物はやめておく。

上前の裾に変な皴が寄っていたので、直してまた片付ける。

毎日一枚、着て確認。いいもの全然持ってないので、恥ずかしいのですが、なかなか外へ着ていく場所もないので。

解いて服にするのも面倒、着物は着物のままで寿命全うさせるのもいいかも。

本日の柄足袋。

何度かネタにしましたが、間違い一つ。さて何でしょう?

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間違いは・・・左足のこはぜが外側についていること。初めは履けずに焦った。あれ、あれ、あれぇ~

母が来たときに見せたら、「足袋や知らん東南アジアの人が作ったんやわのう」と言うことでした。こちらは15年くらい前、ネットで買った。

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大島紬を着てリヒテンシュタイン展に行く

2020-11-15 | きもの

さて、本日夜まで一人なので、時間が全部自分のために使えます。ずっと続くと寂しいけど、たまにはね。

ああ、この解放感。

午前中、次に織る保多織りの機ごしらえ。粗筬に通す。

綾を4本ごとに取っている。なんで????意味わからん。

ここで天からの(亡くなってないけど)先生の声。もうお、**さん、あんたあ、いつになったらきちんとできるんね。よいよーー

何歳になっても叱ってくれる人のいる限り、成長できるはず。この失敗を次の糧にしたいものでありますって、こんなんばっか。しかし辻褄合わせもできるようになったので、多少成長したかな。綾の間違い、途中でどうにでもできる。130㎝と短い整経、織るところより、捨てるところが多いようで。やれやれ。


昼前、着物着ます。

本日は藍色の大島紬。

白い帯、三本出してみました。

結局、一番地味なのに。

帯締、帯揚げも出す。

着付けは二枚の鏡を斜めに向かい合わせて、背中をしっかり確認。

着物の背中の皴を両脇に寄せ、帯の歪みを直す。

小さい鏡は引き出しの中に置く。古い帯で硬くて締めにくかった。


すぐに脱いで服に着替えて美術館行くつもりだったけど、せっかくなので着たままでかけることにする。

電停八丁堀から白島線待たずに歩いて行く。ショーウィンドウに映る着姿、実母にそっくり。着物着たからと特に美人になるわけではない。それなりの人が着物着て、それなりのまま歩いている。

がしかし、本人は別人になっているようで、昭和30年代でも通用する姿で、密かに楽しい。まだまだ、歩けるうちは着物着てどんどんお出かけしましょう。

県立美術館。

全国6か所かを巡回中。

リヒテンシュタインはスイスとオーストリアの間の小さな国。

昔から美術品を集めるのが家の掟、その収集で有名になった侯爵家はのちに王家としてブルボン朝から認められ、国を建てる。

第二次大戦中は、ナチスドイツから美術品を守るのに苦心したそう。収集は今も続いています。

三階が会場。ロビーから隣の縮景園。大名庭園。桜の葉が色づいています。


会場は王家の歴史とコレクションの説明から始まり、肖像画、歴史画、宗教画、風景画、陶器など、分かりやすく展示されていました。

最後のコーナーは撮影自由。ここは静物画のみでした。

本物のようなみずみずしい油絵。

花と静物など。

花。

中国風の壺やサテン地のリボンの表現。

東洋の絵付け磁器には金で取っ手や蓋を付けて豪華にバージョンアップ。

大型の花瓶。

食器セット。

王家のお宝は豪華で、優美でした。しばしその世界に酔いしれて、帰宅。

会期は29日まで。お天気のいい日に思い切って出かけてよかったです。

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写真整理、着物とその他

2020-09-02 | きもの

今年になって数回着物着たのかな。お茶会とか、着物友達でランチとかないので、一人で美術館など。

呉服屋では半襟くらいしか買いません。親のお下がり、リサイクル、フリマ。寸法直してもらったり、染み抜きしたり。

長男の高校卒業式に着た訪問着。親は約250人、和服は私一人だった。

制服のない学校で、生徒で藤井翔太二冠みたいな、紋付の羽織に袴の子はいた。

次男、三男の時も着たかな。いや着ていない。

次男は公立、三男はセンター国語が95点で、限りなく一浪確定。いずれも親ばかりが目立つのも如何かと。

長男の時は迷っているうちにオーダーする時間が無くなり貸衣装。三男の時、ゆっくり作ってもらった。

ネットで買ったので安かった。呉服屋行かない。呉服屋怖い。

黒が多くて地味なので、このあと何度でも着たいものです。

私のお宮参りの衣装。孫に着せるようにと母が送ってくれた。

ひな祭りには毎年着て遊び、弟も着て、袖がちぎれそうになっている。

一つ身で、さすがに今はもう着ない。

長じゅばんは材質分からないけど、滑りのいい化学繊維。

紐はちぎれかけていたので、母が付け替えた。

それにしても、1948年ころ、伯父も手に入れるのが大変だったと思う。親が早く亡くなって、伯父が親代わりでした。伯父さん、ありがとう。

孫のお宮参り兼七五三。

弟ばかり抱かれて不満な三才です。

お宮参りの衣装の袖を直して、帯は従姉のお下がりだそうです。

ヘアーピースと簪で。

まず頭をしてもらって着付けのところへ走っていく。上半身裸。

自分の結婚式では、花嫁だから着付け会場、裸で走らないように。

孫八か月くらい。法事のあとの会食で。

私は紫の江戸小紋に黒白昼夜、地紋入り袋帯。帯締めがーーー)))

孫のウールの着物は私が買ってプレゼント。

先日、島のホテルで孫、お嫁ちゃん、私、夫で朝食食べていたら、

「私たち女子トークしておじいちゃん詰まらなさそう~」と四年生は申しておりました。

大きくなったね。この時は離乳食。

これは15年くらい前のお正月に。

淡いオレンジ、ぼかしに細い線描きの小紋。

全然着ていない着物、300円で売っていた。あんまりなので、着物が気の毒で、連れて帰った。寸法はまあまあ合うので良かったあ。

今はちょっと派手かなと思い着なくなったけど、帯替えてまた着てみましょう。

なにしろこの値段ですもの。ハンカチより安い。


15年前くらい。佐賀県有田で。

水槽。

柿右衛門だけ、街から外れている。バスで行くのが早そうだけど、歩いて行った。

このころは日帰りで有田まで行く無理なスケジュールの日帰りツアーもあったけど、今は法律が変わってなくなったのではないかと思う。ドライバーと乗客の安全のため。

12年前、ロンドンで。地下鉄の駅下りて、元貴族の館、建物と美術品のコレクション見に行った。その途中のカフェ。

梨地の蒔絵のチェストなど、東洋趣味の家具が面白かった。どこだったかなー、ガイドブック見たら思い出すけど。入場料は無料、志納金置いて行く。

13年前、長男が郊外に勤め先が変わり、マンションを借りた。

ワンルーム4万円、駐車場2台付3DK6万5千円。郊外なので安い。ここは迷わず3DKにしなさいと勧める母。

ついでに「古民家ありませんか」

「???団地の空き家ならいくらでも」と話がかみ合いません。

でももう今になったら古民家もいいわ。管理できないもん。

後ろは大家さんの納屋。納屋に息子さん一家が住むようでした。庭に草の一本もなく、篤農家の感じ。

そのころエクストレイル乗っていた。これで信州から九州まで、いろんな山へ行った。

15年くらい前、当時の県緑化センターのキノコの観察会に一人で参加。取材が来ていて、あとでローカルニュースで流れたのでびっくり。

この時は「***モミウラ***」って、なぜそう言うかわからないと指導員の方が言われるので、「紅花で染めた、着物の赤い裏地」と教えてあげた。傘の裏が赤いキノコでした。

わあ~自慢話みたいで、ごめんなさい。植物の名前に、思いがけずに古い言葉が隠れていると言う話でした。

殆どが毒キノコではなく、殆どは食べられないキノコと答えるのが正解でしたね。何聴いてたんだか・・・

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着物あれこれ

2020-08-30 | きもの

大東亜共栄圏帯の持ち主の方に、着物コレクターの方の論文、送ってもらったんだった。そのあと、美術展の図録も買う。

ブログはもうないけれど、写真倉庫の一部が残っていた。

http://www015.upp.so-net.ne.jp/sanpokimono/

とても楽しそうに着ておられるのが印象的で、私が着物の楽しさに目覚めるきっかけになったのもこちらのブログ。

着物ガラケー女。県立美術館で2011年。

下は大島着てるけど、その上からウールのコートに毛糸のキャップでは洋服か和服か分からない。

でも自分の着るものですからね、誰にも遠慮せず、自分の好きなものでよし。

このころ、冠婚葬祭がいろいろあり、和服はたいそう役に立った。

三男の結納、尾張徳川家から家紋の使用を許されたという名古屋のさる料亭でしていただいた。

こんな時、デパートへ洋服探しに行ってもたいてい気に入ったのに出会わない。出会ったとしても高い。洋服だと宝石も要るし、結局、色留袖に。

浅野内匠頭の違い鷹の紋が付いていた。あとで紋替えしたけれど、しなくても誰にも文句言われない筈。実家の紋ですと言えば済むこと。要らんお金使ってしまった。反省。着物はお手頃だったけど、京都へ頼んだ紋替えがーーー。

ホテルに前泊、部屋で自分で着る。二重太鼓も何とかなった。何とかした。

上半身柄がないのでおかみ風。

ホテルから河文までは羽織着た。これは母のお下がり。

母も高松空襲で亡くなった芸者さんのを買ったと言う。

リサイクルのリサイクル。細かなちりめん地で、正攻法の古典柄。子供のころは柄のあしらいの源氏香の意味が分からなかった。

解いてスカートにするつもりだったけど、しなくてよかった。80年は経ってる羽織。しみじみと着物は長生き。

帰りは着物着たまま新幹線で広島まで帰る。

途中の伊吹山が、着ている着物と似た色合いで、嬉しかったのを憶えている。

こんな裾模様の着物、いいですよね。

やれやれ、着物でよかった。何よりの効能は、金額の多寡より、気後れせずに済んだこと。着物の効用、ここにあり。

改めて、楽しく着物を着ている方にネット上とは言え、出会ったことに感謝。着る楽しさがうんと広がった。


昨日は駅中の「和久バル」というカキ料理の店で友達と会食。本店は平和公園近く、元安川に浮かぶかき船「かなわ」。真夏のカキ料理、おいしかった。

ホームページより。

ご飯は白ではなく、カキ一個丸ごとゴロン乗せの炊き込みご飯だった。

そのあと、新幹線口が見えるカフェでお茶飲んで解散。次は年末にと言うことになった。

久しぶりに、広島駅へ行くと、表口は工事中だった。最近遠出しないので、広島の田舎者になっている。

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和服の柄、タケノコではなくて網干あぼし

2020-06-26 | きもの

先日のこの雑誌・・・

大きな波のようなのは何かなあ~???

と、引っかかっていました。

タケノコみたいだけどオシドリがいる水辺にあるのがおかしいし。

で、昨年自分で縫った雛飾り用の布団に同じものがありました。

手前の方に一つ見えますね。

これは網干あぼし紋と言って、昔からある着物の柄のようです。

竹を円錐状に組み、網をひっかけて干している様子だとか。うーーーむ、納得。

夏の着物に使うことが多いそうですが、留袖にしているのもあります。

https://kimono-pro.com/blog/?p=1590

知らなかった。

涼しく見える和服のお約束なんですね。

網干見るだけで、砂浜に網干して、漁村で砂浜が広がって自然がいっぱいっでって、昔の人は瞬時でリゾート気分になったのかもしれません。

私はこの年までそんなこと全然知らず、やっと一つものを知りました。

そいえば兵庫県内の赤穂線に網干という駅名がありますよね。山陽本線が分岐して赤穂へ。向こうは明石?から来るのかしら。そこで両側へ折り返すはず。

のんびりとローカル線の旅もしてみたい夏の初めです。

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縮風の涼しい着物

2020-06-22 | きもの

本日はこれを着ます。

こんな感じで。

二階であれこれしていたら、夫が起きてきた。

月曜日、梅雨の晴れ間のいいお天気です。

きょうは温泉旅館の先割れソックスからグレードアップして、伸びる足袋。

考えてみたら、もう長い間ちゃんとした足袋、履いてない。

足袋だって、正規に呉服屋さんで買うと高い。

本当は公開したくないけど、着た記念に。

今度何かの時にはまた別の着物着て、出かけたいものです。

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3か月ぶりに着物着た

2020-06-20 | きもの

今朝、涼しかったのでそこら辺の着物着た。

ほらね、ちゃんと着てるでしょ。

足袋は温泉旅館でもらってきた。

単衣の紬。名前不明。

10年くらい前、京都でリサイクル品買う。

普段着の常として、全然着てなかった。

仕付け糸ついていたかも。記憶喪失。

帯は半幅帯。奴結び。

長じゅばんは襟付きの肌襦袢に、娘時代の絽の着物の半襟着けて、着け袖は同じく麻の長じゅばんから。

一枚で肌着と長じゅばんを済まそうという手抜き。

きょうはこれで外出予定。草履は歩きにくいので、スニーカー型のサンダルで。

世間には着物警察や着物憲兵という怖い人がいるらしい。

そういう人はおそらく着物着付け教室に通って、しっかりした方法習い、人のいい加減さが許せないのでしょうか。

私はこんなに時間とお金かけてきちんと着ているのにって。

知らない人に文句言われたらきっちり言い返そう。私は何かあなたに迷惑かけてますかって。

おやおや、出かける前から闘志満々。着物はちょっとハイな気分にさせるのかも。

髪が長くなったので着物の時は結びやすくて楽。

美容院は4か月以上行ってない。前髪は自分でテキトーに切る。白髪も自分でテキトーに染める。

メッシュにしたいけど、素人は無理と美容院で言われた。でも今度やってみる。

何でも自給自足。できることは自分でする。自分でするのが楽しいのです。

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着物追加

2020-03-27 | きもの

夫に撮ってもらう。ピンボケ。

なんでマスクするん?

と、ごもっともな質問。

帰宅後、千田わっしょい出身、500円負けてもらって、わずか2,000円の大島紬に着替え、近所のイオンへ徒歩で。

鏡に映して撮るのは難しい。ほとんど室内の写真なってる。。。。_| ̄|○


昔、フリマで300円の小紋買ったけど、それに次いでこの大島はいい買い物。

この私、呉服屋へは絹の半襟買いに行くだけ。着物は買いません。

行くと、値踏みされる感じが何とも。と、ばあちゃんは拗ねてみる。

きらびやかな呉服屋は、私には縁遠い世界で。

着物の来歴はヤフオクなどのネット、あとはフリマとか、貰い物とか。

初めは解いて服縫うつもりでも、ほとんど作らない。作らず着ている。

昨日みたいに気候の変わり目で肌寒い、でも冬服はちょっとという日に、着物は便利。誰が何言おうと、言わないまでも何思おうと、着たもん勝ちですもん。どんどん着ていく。

昨日も会場当番の人が、「私も明日、着物着よう~」と私の後ろで独り言言っているのがはっきり聞こえた。

あらあ、仲間が増えて嬉しい限り。そうしてくださいね。それが絵と先生への敬意になると思うので。

金曜日は私が会場当番、雨なので服着ます。それにほかの人に居心地悪い思いさせても行けないし。

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藍大島に一重の帯

2020-03-07 | きもの

土曜日です。そろそろ機織りしたいのですが、今朝もちょっと寒いので、とりあえず着物出してみました。

帯は松葉仕立てだったので、裏返して好きな方の柄、出してみました。

ミロ風。古き良き昭和の香り。

着物が普段着だった時代は、洋風の柄もたくさんあったようです。

何の柄でしょうね。

こちらも普段着のセット。

おとなしい花柄の名古屋帯。

帯締めは地元の展示会で100円で購入。15万円の白い帯勧められたので、すぐ逃げた。

すみません。買い逃げで。

京都から来た業者さんでした。いっぱい品物が売れて全体としてもうけが出たでしょうか。

友達は「これも大島」と言ってたけど、リサイクル品なので詳細はわかりません。

15年くらい前、よく着た。尾道へ行ったとき、つい長く着て裾が擦れたので、自分で直した。

本当の普段着。

で、結局藍大島を着ました。

寒いので腕抜きに手袋、近所の人からもらった木綿、道中着風の羽織もの着て、今から近所の買い物に。

広島市でも新型肺炎患者さんが出たそうです。症状は落ち着いているそうです。わかるのは時間の問題と思っていましたが。慌てず、自分のできることするだけ。

もうなるだけ人と会わない。人の多いところへ行かない。っていつまで続くのでしょうか。

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大島紬、2セット

2020-03-05 | きもの

今朝は寒くて、また冬に逆戻りした気温。

2月から4月いっぱいの花粉の時期には、変則で木曜日を午後を休み、土曜日午後を開けている。

夫は午後から新幹線で福岡のコンサート行く予定だったけど、今朝、ホームページ見たら急遽中止になった。残念がっていたけど、このご時勢、主催者も用心してのことでしょう。

いったい、いつまで続くのでしょうか。

きょうは着物着るつもりだったけど、寒いので中止。なんちゃってコタツ(ホットカーペットの上に毛布+コタツ櫓)で先月分の仕事するつもりだけど、やっぱり寒い。

泥大島に絞り染めの帯。帯締めは可愛らしく、梅柄の飛び絞り。こちら羽織もついているので、割りと気合入れたとき着る。家では着ない。

数年前、高松で恩師と友達♂に会った時、着ていった。長男の顔合わせも。あの場合、訪問着がよかったかも。

帯結んでいたら、心優しき長男が手伝おうかと言ってくれたけど、「手伝わんでいいから、私と鏡の間に立つのはやめてくれーーーー」と言う母。

着物に思い出あり、歴史あり。

上と同じ帯締め、帯揚げですね。

花柄の藍大島、パッチワークの帯。

そんな生地の薄いの大島と違うと言われて、言った人と喧嘩したんだった。

リサイクルなので証紙なし。寸法直しの時和裁士の方に聞いたら、付き合いのある鹿児島の織元までわざわざ聞いてくれた。

やれやれ。

着物に思い出あり。歴史あり。

新しくちょっと渋めの藍大島があるので、こちらはもう着ないかも。八掛が赤いのがこの年ではもうちょっと苦しい。

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明るい小紋と染帯・絞りの暖かい羽織

2020-03-01 | きもの

本日はこちらです。

ぼかしに、かすかに模様のある小紋、帯はリサイクル品。型押ししたような気軽な染帯。帯締めは少し派手に。

着てみます。久しぶりに出したら変な折り皴が。。。。

二枚の鏡は真正面ではなく、一つを斜めに置き、帯の形を確認する。

形よくお太鼓作るのが難しい。

普段用の名古屋帯はたとう紙から出している。その方が取り出しやすいので。

緑の貼り絵は三男小学時代の作品。題はれいかい。霊界の意味?

ここは元は三男の部屋。今も少しだけいろんなもの残している。

絞りの羽織、タンスから出てきたので着てみる。

暖かい。きょうはこの格好でスーパーとコンビニ、ホームセンター行った。

当地ではマスクしている人は少ない。

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