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柳川、筑後吉井へ行く・・・1

2014-08-31 | 旅行

予約していたので、出かけました。

柳川です。福岡県南部、有明海に面した柳川藩の城下町です。ふたつの一級河川に挟まれた市街地はクリークになった支流が多く、人工の掘割もあり、水郷と呼ばれる独特の景観を作っています。

30日、午前中の仕事を終えて、九州へ。柳川の宿、「御花」に着いたのは17時頃です。宿から直接、川下りの船に乗れます。客待ちをする船頭さん二人。

宿は旧柳川藩主立花家の別邸でお花畠と呼ばれていたそうです。戦後、立花家が建物を利用して料亭と旅館を始め、今に至る。庭と建物、敷地全体が「立花氏庭園」として国の名勝になっているそうです。

今夜泊まるのは向こうの鉄筋コンクリートつくりのの建物四階。私はまた、てっきり手前の旧邸宅とばかり。。。。

人間は自分の見たいようにしか物事が見えないという好例ですね。

庭は松だけですが、それぞれが表情豊かで、見事です。亀、シラサギ、野良ネコの赤ちゃんなどの動物もいます。夜は虫の音に混ざってカエルの鳴き声も。

食事の前に付近を散歩します。塀のすぐ外は船着き場。今夜はここから夜の川下りに行くことにしました。

邸内の洋風庭園。広い池があります。

小さな橋を渡って外へ出て屋敷を眺めます。邸内古いたくさんの木があります。

部屋は8畳と6畳の二部屋です。窓を開けると風がよく通って涼しいです。

部屋から庭を見ます。ビアガーデンもあるようです。さすがの多角経営。元はお殿様の屋敷というところに付加価値があります。世が世なら・・・というあの気分です。

敷地の向こうも川、その向こうにかんぽの宿柳川が見えます。お風呂はあちらがいいそうですが、遠いのでパス。

食事は立花家の人たちが私的に利用していた部屋の一つでいただきます。

縁側から庭に出られます。庭を眺めていたら食事が来ました。

有明料理だそうで、シャコ、ムツゴロウ、イソギンチャク、クラゲ、メカジャと言う小さな貝などです。うーーーむ。。。。食べなれないものばかりです。

舌平目はクチゾコというそうです。から揚げです。

鰻です。

普通の料理と有明料理のどちらかを選べます。今度来るなら普通でいいかな。量は多くないですが、なんとなくお腹はいっぱいに。器はどれも立派です。


 

食事が終わって7時半ロビー集合、夜の川下りに行きます。約20名のお客さんは2,30代中心、私たち二人で平均年齢をぐっと上げています。私たち以外は別の宿に泊まっているようです。

船頭さんが川底に長い竿を突き立てて進みます。一時間余りの行程で、ずっと観光案内、時に歌って客は飽きることがありません。とても楽しめました。

柳川橋まで行って、そこからはタクシーで引き返します。料金はタクシー代込で一人1,200円とリーズナブルです。

宿に帰ってあとは寝るばかり。一人一部屋、古くてもいいので、広いのが好きです。窓開けて寝たら寒くて目が覚めました。

昨夜は、10年くらい前に亡くなった、ママ友の夢を見ていました。とってもリアルな夢ですが、夢の中で、「ああ、これは夢なので、この人はいなくなるんだ。今のうちによく話しておこう」と思っていました。最後の方は少しずつ形がぼやけて消えてしまいました。夢だったけど、出会えてよかったかも。

もっといろいろなこと話したかった…彼女はそう思っていたのかも。以上、晩夏の短夜の夢でした。

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広島土砂災害

2014-08-30 | 日記

こんな時期に普通の生活しているのが申し訳ない気がします。

ボランティアは土砂の撤去が主な仕事のようですね。今は何よりもそれが優先と思います。大学生など、若い人たちが頑張っているのをニュースで見るようになりました。

http://hiroshimavc.jp/ ボランティアセンターのリンク付けておきます。

子守りやお弁当配りならできそうだけど、力仕事はちょっと自信がありません。我が身が情けない。

避難所も新学期に向けて、縮小閉鎖し、ホテルなどへ移ったり、公営住宅の空き部屋は割と長く滞在できるらしい。

地元大手不動産業者が、マンション、アパートなどを無償で提供、光熱費も無償、電気製品は退去の時に提供するというニュースも見ました。企業の社会貢献ということでしょうが、それぞれの立場でできる支援をするのは大切なこと。

なんて第三者的に論評している場合ではありません。私も何かする予定でいます。取り敢えずは義援金ですかね。

日赤もいいけれど、今回はこんな感じで。広島市役所の義援金振込窓口

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1408607160410/index.html

追記:パソコン立ち上げてるついでにネットで義援金を少しだけど振り込んだ。同じ広銀同士で、振込手数料も無料だった。数分でできる支援。被災者の皆様、こんなことで申し訳ありません。早く元の生活に戻れますようお祈りしています。

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「観光の哀しみ」 酒井順子

2014-08-29 | 読書

 

写真は奥日光のとあるペンション。ペンション宿泊は多分初めて。でも楽しめました。

http://blog.goo.ne.jp/samubuto/e/019058d2b9d2ed276e8e2e1ba22e3ad7


最近、急に面倒な旅行がしたくなくなった。荷物持って駅行って切符買って、行った先でバスに乗り換えて、観光地へ着いて、見学して、またバスでホテルへ行き・・・という頭も体力も時間もたんと使う個人旅行である。

車で行くならまあいいかな。でも一人で全部運転は近場以外はちと辛い。ということで寄る年波はいろんなところに押し寄せてくるのでありました。

この本は観光旅行を著者らしいいろんな切り口で、解剖してみせる、ちょっと辛口のエッセィ。

人はなぜに旅するか・・・知らない土地に入って新しい体験をしたい。しかし観光客にとって観光地とはあくまでもよその土地、ふとした時に、何でこんなところにいるんだろうと我に返る。

あるいはまた、どんなところへ行こうと、日本人としての容姿、自分の教養、センスなどを感じてしまう居心地の悪さ。

人間はたぶん、新しい物を見つけ、今までと違う自分になりたくて旅に出るのだろうが、自分の理解の範囲でしかものごとを見られないし、そうそう人間が変わるわけでもない。

それでも出かけてしまう姿に漂うそこはかとない哀愁ということかな。ずいぶん前の本で今は絶版。


 

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下描きなんとか完成

2014-08-26 | 日記

こちらでございます。これだけで1.5時間×2回もかかってます。

見るのは何でもないけどいざ描いてみると屋根の連なりがうまく合わなくて苦労しました。

元の写真はこちらでございます。

ドイツのバンベルク、2012年11月、雨。昼過ぎというのに暗くて車はライトをつけて走ります。

暗鬱な北ヨーロッパの晩秋、毎日雨で気分もイマイチでしたが、人の少ない静かなヨーロッパも今となれば懐かしい思い出。

これは教会横の司教宮殿前広場から旧市街を見下ろしたところ。

右下の門の上にはキリスト教の聖人の像でもあるのでしょうか。

で手前の家と木日本が描きたくて本日下書きのみ完成。

でもこちらも描きたい。手前の家の構造がよく分かるし、この場面では初めは木に目が行くけれど、面白いのは少しずつ形と色の違う屋根の連なりと気が付く。うーーーん、どうしようかな。消そうかな。


広島の今日の天気、曇りのち晴れ、また曇り、昼過ぎ雨、また晴れたり曇ったり。

地方紙には、毎日今回の土砂災害の記事があって胸がつぶれそう。

11月出産予定の新婚夫婦が、アパートもろとも流され、三次と四国から駆け付けた親御さんが捜索を見守っているとか、意識のある老夫婦を消防署員と近所の人で必死に掘り出して病院に運んだけど、ご主人は亡くなられたとか、逃げるときにこの子だけでもと三歳の子を消防署員に投げて渡したのに、その二人が亡くなったとか。。。。

家が壊れ、壊れなくてもライフラインが断たれては住めないし、どうもない場所でもいつまた崩れるかと思うと取り敢えずは避難しておられるのだろう。

旅行などでたまに家を離れるのは気晴らしになるけど、私たちくらいの歳になると自分の家の自分の寝床、慣れた布団と枕がやはり一番休まる。被災された方が一日も早く落ち着いた暮らしを取り戻せますように。

今回の被害の地域は高度経済成長時代以後、広島市の人口が急増し、郊外へと市街地が伸びて行ったその先端部分。街から行くと街の続きだけど、山から下りて行くといきなり市街地になるので何度びっくりしたことか。

阿武山は昔は尾根伝いの険しい山道しかなかったけど、最近行くと八木側の山頂近くに巻き道としてきれいな遊歩道が整備されていた。山を削ったあの道が保水力を弱めたということはないですよね。山はあれこれいじらない方がいいと思います。

行方不明者の数が確定するのも手間取った印象。どこに誰が住んでるか、その人の連絡先など、今はなかなか分かりにくいご時世。非常時にそんなことでいいのかなあと思ったりしますが。


15年前の水害も、「お父さん、今まで有難うねーーー」と叫びながら流されていった女性の話を聞きました。まさかの時にこそ、その人の人間性が凝縮している。何度思い出しても涙が出ます。

私なら「私だけ死ぬなんて悔しいーーーー再婚したら承知せんけんねッ!!!」と、きわめて往生際が悪いと思う。それともやっぱり有難うかな。人生の最後に、ありがとうと言える人になりたいもの。

 

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WIFIは先送りということで・・・

2014-08-24 | 日記

近所のAUショップへ聞きに行く。ルーターは貸し出し、すぐ使えて回線料は4,600円、本日中なら10,000円のキャッシュバックだそうで。

そもそもWIFIとは・・・と若いスタッフが説明してくれた。今は携帯はパカパカですか。と聞かれたので、料金通知のはがきも見てもらう。

この料金ならWIFIと柄毛糸(何と言う変換だ!)でいく方が安いですねとのこと。即日キャッシュバックなんて何か怪しい。と私は思い、とりあえず帰る。

NiftyもNTTもやっているし、UQコミニュケーションが月額料金は少し安いけど、初期費用とか25か月の縛りとかあって、結果としては不透明。

で、おばあちゃんもつらつら考えるに、出先でネットしなくてもこの歳まで生きてきたんだから家のパソコンで充分パソコン端末はカメラとアルバムの機能に、とりあえず特化して、回線料の安くなるのを待つ。

スマホはまた別の料金だそうで、今のままの携帯でいいことにした。私はともかく夫はほとんど携帯使わない。女性とメールなんて全然していない(筈)。夏場は、屋上で野菜の水やりしているときに呼び出すくらい。

月に4,600円でも一年では55,200円、10年では552,000円ですからね。生きてるかどうかわからないけど、とりあえず節約、節約。

同世代の人でもスマホの人もちらほら。パソコン端末持つ人も知り合いでは二人いる。みなさん、料金などは必要経費と割り切っているのかな。

 

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Wi-fiって何よ???

2014-08-23 | 日記

写真を持ち運ぶだけのつもりで購入したパソコン端末、インターネットしないのは勿体ないと欲が出てきたけど、どこへどう頼めばいいかイマイチ分からない。

プロバイダーに申し込むとルーター送ってきて、自分で設定するらしい。

NTTに申し込むとルーター送ってきて、自分で設定するらしい。

auに申し込むと、ルーターは無料?またはレンタル、携帯料金とセットで割安プランがあるのかな。というか、スマホに誘導されそう。柄毛糸(なんという変換だ!!)ガラ携とWifiなら無駄なような気がする。

ああ、訳わからん。auショップに聞きに行ってもいいけれど、何をどう聞いていいのか、息子よりまだ若い窓口嬢に高齢者扱いされるのも情けない。

この私だって昔は若かったんだから。当たり前か。


取り敢えず手持ちのパソコン類を前に泣く。

左から黒パソコン、チビパソコン、白パソコン。Surfaceがi-Padより格安なのはアプリが少ないからだそうで。

でも私は動画なんか見ないし、kindlはちょっとやりたい気もするけど、ダウンロードすると安心して読まないかも。

そう、布を買う時がいちばんやる気があって、買うといつでも縫えるからと安心してたくさん溜めこむのと同じ。

それやこれやで、歳とってからもあれこれ忙しい。縁側でお茶飲みながら行く雲を眺めるという境地にはまだまだ遠いようで。

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縫いものに頑張る

2014-08-22 | 日記

今朝も朝は雷鳴、関東以外は各地お天気悪そうです。出かける用事もないし、その気持ちにもなれないので、きょうは二階の裁縫の部屋の片づけを兼ねて縫い物いろいろ。

テーブルクロスは、夏物の布の縁をミシンで縫っただけ。こんなのは縫い物と言わないかも。

孫娘用巾着。時間がかかった。

4年前、倉敷で購入、持ち手の表面が古い布で擦り切れたので、全部はがし、中の木綿の布を綴じなおした。

こんなことしていたらもう夕方、縫い物と言うほど立派なことでもなく、一日が終わった。年寄りの暮らしはゆるゆると。


大雨被害は実態が分かるにつれ、行方不明者が増え、避難所に避難している人も2,000人を越えているようです。

亡くなった方のご冥福をお祈りし、被災された方は一日も早く元の暮らしに戻れますようお祈りします。

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パソコン端末のset up

2014-08-21 | 日記

マニュアルなんて同梱されてないので、先日買った本でセットアップする。ネットはまだ繋いでない。必要になれば繋ぐけど、今はパソコンと携帯電話で間に合っている。もう余計なお金使いたくないし、人生の後始末を考える時期、自動引き落としもあれこれ増やさない。

Surfaceを買った目的は、ただひとつ。水彩画のサークルで、写真に撮ったモチーフを見るため。デジカメでは小さいし、ノートパソコン持ちこむのは大袈裟。

きょうは写真を取り込むのと、写真を撮るのはなんとかできるようになった。追々に使いこなしていこう。

午後から絵を描くつもりだったけど、構図がなかなか決まらず、まだ取り掛かっていない。

朝、実母から電話。広島の水害の見舞い。我が家とは20キロ以上離れているので、大丈夫だけど、よく雨が降りました。

本当に変なお天気ですね。皆様のところもなにとぞお気を付け下さい。

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絵になる景色・・・

2014-08-20 | 日記

ってそうたくさんあるわけではありません。特に海外旅行ツアーの場合、人に遅れないように歩きながら撮ることも多く、それをそのまま絵にするのも難しいことです。

千枚以上とっても、なかなかいいのがありません。

2012年秋、ドイツのバンベルクで。うーーーむ、もう少し左右に広い方が絵になりそう。

ミュンヘンで。あの自転車の後ろへ行って、ビルを背にして通りを写せばよかったけど、列を作ってレストランへ向かう身。団体行動がツアーの基本。残念。

教会の塔に登り街を見下ろす。遠くは霧。絵としては遠景が欲しいところ。ネルトリンゲンで。

秋の日差しが気持ちいい。街燈は移動するとして、これも木がもう少し右にあればよかったかも。デュンケンスビュールで。

ドレスデンの通り。暗いなあ。

きょうは午後から絵になる写真を探したり、加工したりで夕方になってしまった。

広島市の土砂災害、たくさんの人がなくなって、たくさんの人が家を流されて、お悔やみの言葉も見つかりません。

幼い子からお年寄りまで、犠牲者がたくさん。心からお悔やみ申し上げます。助かった方も、早く元の暮らしに戻れますように。


夜、パソコン端末届く。あまりに軽いので拍子抜けした。きょうはもう遅いので、立ち上げは明日以降。いやはや、コンピュータもhandyになったものです。

使い心地などはまたここで報告します。


昨日の絵、バッタはわざとらしいので消しました。軒下と石垣、同居人のアドバイスに従って直しました。そうこうするうち、お見舞いメールが来て、私も出して、きょうは胸の塞がるようなニュースが続きました。もうう雨は懲り懲り、夏らしい夏になってもらいたいものです。

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絵を描いた

2014-08-19 | 日記

今朝起きたら6時前だった。とりあえず書きかけの絵を仕上げる。朝は他のことを気にせずに落ち着いて描ける。

 

カシワバアジサイ、エノコログサなど。バッタは描きたした。

 

昨日は写真をもらって田舎の景色を描く。家を分断する電柱省略。向こうは新幹線の線路です。

昔から私の絵をほとんど褒めない同居人、真中の白っぽいのは何?と聞くので石垣と答えました。

石垣は茶色、灰色ではないそうで。確かに。

田舎の景色、そう描きたくなかったので、早く終わらせたくて、一時間半くらいで仕上げる。

手前の荒れ地、雑草、石垣、ネギ畑、カイヅカイブキの生垣、マツの庭木、大きな農家、新幹線の線路、家の後ろの竹藪、遠くの山など。

しばらくはちょっと本気で絵を描くつもりで、午前中に買ってきた。

携帯用の絵具とパレット、筆など。午後、Surfes2を、価格コムで一番安い店で買う。明後日くらいには届きそう。写真を入れておいて、公民館で絵を描くときに見るのが目的。ノートパソコンは大袈裟。端末なら軽そう。700gくらいかな。

Microsoftなので、ウィンドウズ8.1搭載。追々使いこなす予定。

しっかり話を聞いて、パンフまで貰って、結局店では買わないのだから、申し訳ないけど、送料込でも6,500円くらい安いので、ごめんなさい。地元店さま。

 

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津和野へ日帰り旅

2014-08-18 | 旅行

お盆休み最終日、山陰の小京都、津和野へ行きました。

我が家からは中国道経由で約3時間、途中事故の通行止めで、戸河内~吉和は一般道を。田舎の風情ある道で、これはこれでよし。

着きました。山間の小さな街です。駅前にJRバスが停まっています。JRは津和野線だったかな。春秋には京都の梅野小路機関区に動態保存された蒸気機関車が走ります。

今は夏で人少な目。

本日の目的はこちら。駅から徒歩2分くらいの安野光雅美術館。今の時期は平家物語の原画を展示しています。

ロビーの額。津和野の風土が画家の感性を育んだのでしょう。故郷のあるものこそ幸いなれ。

絵は当然のごとく撮影禁止。

その他、現皇后の歌集の挿絵の原画もありました。絵は上品で温かみがあり、皇族の歌集にふさわしいと思いました。ここでは間違っても前衛画家を起用してはなりません。

歌はほとんど知らないのばかりでしたが、皇族の生活や考えていることの一端が伺えてなかなか興味深かったです。

中庭を挟んで裏手は、昔の学校をリニューアルした図書コーナーなど。

楢の無垢材で再現された昔の机と椅子が教室いっぱいに。壮観でした。いい木で作ったものにはなぜか癒されます。

美術館の裏から近道をして駅前通りに出ます。

このお宅の板塀や家の構えもいい感じ。朝顔を作っていました。元気いっぱい、時には猛々しい琉球朝顔ではなく、昔からの朝顔。ゴーヤばやりの昨今、それさえ懐かしい眺めに。

来年は朝顔作ろうかな。

民宿兼食堂でお昼ご飯を食べる。うずみ飯だそうで。わさび入り冷たいお茶漬け。小さなかまぼこなども入っています。向こうはこんにゃくの刺身で酢味噌でいただきます。

ブルーの器が涼しげ。けつこうでした。

続いて板橋アンティークドール美術館へ行きます。8年前にはたくさんのお人形がありましたが、今はオーナーのお嬢さんでパリ郊外に住む人の描く油絵とアンティークレースの展示が中心。

以前いたマダム風の方は本日不在。お人形もほとんどなくなって、どうしたのでしょう。

ちなみに個人の方のコレクションで開いた美術館です。集めるのは大変で、それを見せていただくのはありがたいことです。何事も所有するのは大変です。

我が家の近くにも船会社の経営するアンティークドールの店があります。こちら人形たくさん。興味のある方はぜひどうぞ。

 

森鴎外の生家が移築保存されています。森鴎外は津和野藩主御典医の家に生まれながらも、幕末には家は足軽格、東京へ出て家運を開くのが一族の悲願でありました。

今は夏、雨の予報が外れいいお天気に。名残の蝉の声しきり。

正面、玄関。右、台所の入り口。

家はそこそこ広い。毎日、隣接する記念館職員が開け放して風を通すのでしょう。日本家屋は風を通すのがいちばん。

 

南側に立派な記念館ができていました。資料もたくさん。記念館から生家を見る。

陸軍軍医総監にまで出世した鴎外も、出世のために捨てざるを得なかったものを思うと心が引き裂かれる気持ちもあったのでしょう。文学はもう一方の思いを表現する手段でした。

ドイツから二日遅れで追ってきたエリーゼのモデルの女性。二人の間では将来の約束ができていて、親に引き合わせるつもりだったのかな。研究書もたくさん、きっとそんな説もあったはず。

しかし、一族の希望の星にして陸軍軍医のエリートはドイツ女性に会うことなく、親族が説得してドイツへ追い返します。

なんかねえ・・・でも後に女性はドイツ人と結婚し幸せに暮らしたらしいからよかったと思います。

だいぶ前、歌手の郷ひろみ主演で映画がありましたよね。見てませんけど。

鴎外の墓は津和野の菩提寺にあります。遺言通り、森林太郎之墓とだけ刻まれています。魂は故郷に帰り、安らかに眠っていることでしょう。

ドイツではベルリンに一番長く滞在し、ドレスデン、ミュンヘンにもいたらしい。19世紀にはドイツが学術の水準が高く、アメリカからも多く留学生が行ったらしい。

「私、全部行ったことあるう~♪」と夫に自慢すると「またドイツ風吹かす」と嫌われるので、ここは黙っています。

ってここで書くのだからもっと嫌味ですね。皆様、平にご容赦を。

昨日のパンフ各種。津和野は狭い範囲に記念館、美術館が多く、1,000円のチケットで三館まで見られます。

昨日は人が少なく、静かでした。駅横に一日500円のPがありますが、各施設は駐車無料です。

昨日のお土産。ミュージアムショップで。

お墓参りも息子たちとの再会も果たし、最後は老夫婦で近場の小旅行、いいお盆休みとなりました。

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お盆なので

2014-08-17 | 日記

、昨日は息子たちが来る。遠くの息子は来月帰省の予定。

朝から準備いろいろ。ワインは六月のフランス旅行でお友達になった人がお礼に送って下さった。

お礼って・・・カメラお貸ししたことと、ちょっと荷物持っただけです。大したことしてません。ありがとうございました。

濃厚でおいしいワインでした。赤は次男が六月に持って帰った。

またまたビーズで遊ぶ

タオルで完全武装して西瓜を食べる。皮もかじる。

何が入っているか確認。何でも確認。

お姑様も来てみんなで遊んで夜10時ころ解散。

孫娘は、三男のお嫁さんが大好き。

「何で?」

「可愛いから」

「そうかあ、おばあちゃんも若い時はあんな感じだったんだよ」

「がっくり」

「あら、どうして」

「冗談じゃないよ」と孫娘。

すんません。冗談でした。私も四歳の子供に可愛いと言われてみたいもんです。

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ガラスの器が好きで

2014-08-15 | 日記

出かけたついでについ買ってしまいました。

ブルーのグラスです。先月、駅ビル内の雑貨屋で一客432円で購入。四個パックは、本日シャレオの百均で四客540円で購入。フランス製。ブルーが涼しげ。

これは以前ゆめタウンその他で購入。色が秋っぽいかな。

夫婦二人、口は二個、グラスたくさん。断捨離の道険し。というか、ものがどう見ても増えている。

ついでに、お姑様からもらったセット。何に使う?

ブランデーみたいなのを呑む?ちなみにお姑様も家を畳んで老健施設に入る人にもらったらしい。

洗うのが難しそうで使ってません。でもきれいなので捨てない。断捨離への道険し。

ネツクレス、作り直しました。四角なビーズがプラスティックの素材感いっぱいでチープな感じ。いいもん、私もチープな女でございます。

2007年7月、旅行中の兵庫県の田舎で。骨董屋さん併設のカフェで。懐かしき昭和のガラスのコップ。食器棚の隅に何個か残っているような気がするけど、いつの間にか思い出の中にしかない郷愁の器たち。

物に宿る思いいろいろ。紫は二番目の叔母の家のイメージ。涼しい家で、庭木たくさん、降るような蝉の鳴き声。庭の角に大きなムクノキがあった。

昔の大人の楽しみは久しぶりに会う身内と話をすること。特に今の時期は思いが昭和20年に戻るのは自然の流れ。

こんなコップ、今もどこかでデッドストックで眠っているんじゃなかろか。欲しいなあ~物欲全開の夏。

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あなたの寿命は???

2014-08-15 | 日記

今テレビ見てたらこんなことやっていた。番組のホームページはこちらhttp://www.fujitv.co.jp/kyokun/

試しにやってみると私の寿命は101歳!でした。そんなに生きるのなら、今の無駄遣い止めなければ・・・汗

あなたもよかったらお試しください。まあ一つのお遊びとして。

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絽縮緬のブラウス完成

2014-08-14 | 日記

去年から縫っていたブラウスがやっと完成しました。

冷房除けに羽織るだけなのであえてボタンはつけず、とりあえず竹のブローチで止めてみました。

元は夫の母方祖母の単衣の着物でした。姑様が「何かに使って」とこの私にくれたもの。

絽縮緬の着物は、夏の初めと終わり、盛夏の着物ではちょっと涼しすぎるかなという微妙な時期に着るらしい。水に弱い縮緬なので汗は厳禁、扱いに難しい生地のためか、ほとんど着ていないようでした。

うーーーん、柄は素敵だけどどうすべ?と思案の末、昨夏、思い切って解いてブラウスを作ることに。

袖→袖、身頃の半分の前後でブラウスの身頃全部を作りました。肩で身頃は継いでないので着物みたいなラインが出ます。袖は縦に取ったので縫い目は二か所あります。

型紙はどうしたかな?こんなデザインなので裄だけ合わせて、特に作らなかった気がする。夏は何事もテキトーに。

生地はこちら。絽だけど縮緬。トロンとして体にまつわりつき、あまり涼しくはない。汗厳禁、洗濯厳禁、いったいどうすれば。。。。

持ち歩いて電車の中で着るくらいかな。でもまあ一つ片付いたので一応の区切りがついた。

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