作家の林芙美子氏が、小説浮雲の中で「月に35日雨の降るところ」と書いている「屋久島」。
たくさんの雨は、豊かな自然を育んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/94/71515016fd8d0db73592a8cc8aa989aa.jpg)
「岳参り」の幟がたくさん・・・。
『九州最高峰の宮之浦岳をはじめ屋久島の中心に高く聳える山々は、古より神々の宿る聖なる山とされてきました。
それぞれの集落は、流れ込む川の上流に位置する山の名を拝し、山を“御嶽(おたけ)”と呼び、彦火々出見尊(山幸彦)を祭る益救神社の奥宮として崇め、「嶽神に参詣する者は不浄を清むる」「婦女十四以上の者は禁制」と伝承されています。
現在ある登山道のほぼすべてが御嶽詣に使われた参道です。』(屋久島Trekking naviより)
私たちの屋久島探訪、メインの二日目は、「紀元杉」・「ヤクスギランド」・「白谷雲水峡」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f7/ebd8a4b65e1e689f1ff99b4e6dd1b5c2.jpg)
バスを降りると、すぐそこに・・・。「紀元杉」
『 紀元杉
樹高 19.5m 胸高周囲 8.1m 推定樹齢 3000年 標高 1230m 』
3000歳って???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/88/48916e467cbeb83110a03c207ebeacd6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7a/9ac56fccc9702a0938610d0f19729477.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d8/74361932e9f14e6642df34f711c10503.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b8/7fcfeee2ce29b2847f254c90b30c96a4.jpg)
木の周りをぐるっと遊歩道が作られています。この大きな木には触れることができます。そっと手をあてて、しばし3000歳のおじいさん(おばあさん)と語り合いました。
ちなみに屋久島に自生する杉の中で、推定樹齢が1000年を超える杉を「屋久杉」と呼び、本州の杉と同じ種類の杉で、屋久杉という種類の杉ではないということです。屋久杉は、栄養分が乏しいところで育つため、成長が遅く、その分堅く、樹脂を多く含み腐りにくいそうです。(バスガイドさん談)
上の方は白骨化(こんな言い方は失礼ですね)していて、老木という感じなのですが、近くで見ると苔むして太い、強い生命力を感じました。色々な植物が着生していて、お花を咲かせたり、紅葉したりするそうです。
つづく
たくさんの雨は、豊かな自然を育んでいます。
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「岳参り」の幟がたくさん・・・。
『九州最高峰の宮之浦岳をはじめ屋久島の中心に高く聳える山々は、古より神々の宿る聖なる山とされてきました。
それぞれの集落は、流れ込む川の上流に位置する山の名を拝し、山を“御嶽(おたけ)”と呼び、彦火々出見尊(山幸彦)を祭る益救神社の奥宮として崇め、「嶽神に参詣する者は不浄を清むる」「婦女十四以上の者は禁制」と伝承されています。
現在ある登山道のほぼすべてが御嶽詣に使われた参道です。』(屋久島Trekking naviより)
私たちの屋久島探訪、メインの二日目は、「紀元杉」・「ヤクスギランド」・「白谷雲水峡」です。
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バスを降りると、すぐそこに・・・。「紀元杉」
『 紀元杉
樹高 19.5m 胸高周囲 8.1m 推定樹齢 3000年 標高 1230m 』
3000歳って???
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木の周りをぐるっと遊歩道が作られています。この大きな木には触れることができます。そっと手をあてて、しばし3000歳のおじいさん(おばあさん)と語り合いました。
ちなみに屋久島に自生する杉の中で、推定樹齢が1000年を超える杉を「屋久杉」と呼び、本州の杉と同じ種類の杉で、屋久杉という種類の杉ではないということです。屋久杉は、栄養分が乏しいところで育つため、成長が遅く、その分堅く、樹脂を多く含み腐りにくいそうです。(バスガイドさん談)
上の方は白骨化(こんな言い方は失礼ですね)していて、老木という感じなのですが、近くで見ると苔むして太い、強い生命力を感じました。色々な植物が着生していて、お花を咲かせたり、紅葉したりするそうです。
つづく