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仲良しkaoとの屋久島探訪 二日目 その1 ( 紀元杉 )

2017-06-24 09:15:14 | 不思議紀行
 作家の林芙美子氏が、小説浮雲の中で「月に35日雨の降るところ」と書いている「屋久島」。 
たくさんの雨は、豊かな自然を育んでいます。


「岳参り」の幟がたくさん・・・。

『九州最高峰の宮之浦岳をはじめ屋久島の中心に高く聳える山々は、古より神々の宿る聖なる山とされてきました。

それぞれの集落は、流れ込む川の上流に位置する山の名を拝し、山を“御嶽(おたけ)”と呼び、彦火々出見尊(山幸彦)を祭る益救神社の奥宮として崇め、「嶽神に参詣する者は不浄を清むる」「婦女十四以上の者は禁制」と伝承されています。
現在ある登山道のほぼすべてが御嶽詣に使われた参道です。』(屋久島Trekking naviより)

私たちの屋久島探訪、メインの二日目は、「紀元杉」・「ヤクスギランド」・「白谷雲水峡」です。


バスを降りると、すぐそこに・・・。「紀元杉」

『 紀元杉

樹高 19.5m  胸高周囲 8.1m  推定樹齢 3000年  標高 1230m 』

 3000歳って??? 









 木の周りをぐるっと遊歩道が作られています。この大きな木には触れることができます。そっと手をあてて、しばし3000歳のおじいさん(おばあさん)と語り合いました。
ちなみに屋久島に自生する杉の中で、推定樹齢が1000年を超える杉を「屋久杉」と呼び、本州の杉と同じ種類の杉で、屋久杉という種類の杉ではないということです。屋久杉は、栄養分が乏しいところで育つため、成長が遅く、その分堅く、樹脂を多く含み腐りにくいそうです。(バスガイドさん談)
 上の方は白骨化(こんな言い方は失礼ですね)していて、老木という感じなのですが、近くで見ると苔むして太い、強い生命力を感じました。色々な植物が着生していて、お花を咲かせたり、紅葉したりするそうです。

                                               つづく