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海は荒海・・・。 その11 ( 宿根木を歩く 後編 )

2017-06-12 13:51:50 | 不思議紀行
 さて「宿根木」での町歩き(路地歩き?は続きます。


安永2年(1773)に建立された御影石製の鳥居のある「村社 白山神社」

 
強面、逞しい体つきの狛犬



貞和5年(1349)開創と伝わる「時宗」の古刹「称光寺(しょうこうじ)」

 この山門は、享保2年(1717)の棟札が残っているそうです。
宿根木は一村全戸がこのお寺の檀家だということです。


 
人口が増えた時に主に高台の人々が利用したという「共同井戸」


高台へ水を汲み上げたため中央がすり減ってしまった「方岸坂」

 






独特な雰囲気を醸し出している「軒下飾り」


日本海からの風が吹き込んでいる「宿根木海岸」

 肩を寄せ合うようにして建てられた家々は、そこに住む人々の生活をそのまま反映したように見えました。厳しい環境の海へ出ていくことを仕事にしたからこその集落の在り方を垣間見たような気がします。ここでも新潟県佐渡市というくくりではなく、「佐渡島」という特別な場所としての「佐渡島」を感じました。

  集落紹介   宿根木  新潟県佐渡市宿根木

 ブログ内の説明などは、宿根木 「歴史的な町並み探訪マップ」 「千石船の里探訪マップ」 「千石船の里 宿根木」(佐渡市教育委員会) 案内看板などを参照しました。
 私たちは、宿根木海岸の向かい側の駐車場に停めさせて頂き、「宿根木町並み案内所」で、上記資料を頂きました。

                                                      つづく