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クリスマスin横浜 その6 ( ホテル ニューグランド )

2014-12-15 06:22:07 | 建物紀行
 クリスマス気分を満喫し、お腹もいっぱいになった私たちはホテルに戻り、ちょこっと「ニューグランド」の本館を見学させて頂くことにしました。

『   ホテル ニューグランド本館

 1927(昭和2)年11月建築、渡辺仁設計、横浜認定歴史的建造物、近代化産業遺産(経済産業省)。
「AD1927」と記されたメダリオンがある本館。
角部屋には「マッカーサーズスイート」(315号室)が、その隣には大佛次郎が10年間逗留した「天狗の間」(318号室)がある。』(横濱 ハマの建物巡り 神奈川新聞社より)

 渡辺仁氏が設計した建物の中で、現存する物としては一番古いようです。

 渡辺仁氏設計の建物は、以前にもいくつか見ています。興味のある方は、以前のご紹介のページ 1 以前のご紹介のページ 2 を見てね。


     
     ニューグランドのシンボル 「大階段」


     
     歴史を刻んできた時計と「天女奏楽之図」の緞通


     
     向かい側から、時計、緞通、エレベーターを望む


     
     横浜家具を配された重厚なロビー


     
     高い天井は漆喰でしょうか? 四角く太い柱も独特な雰囲気です。

 たくさんの人々がここで寛ぎ、通り過ぎて行った場所。ここに来てみたかった・・・。
残念ながらお泊りは、本館ではなくタワー館でしたが、見学はもちろん自由、かねてからの願いが叶いました。
お部屋に戻って、二人でおしゃべり・・・、昼間歩き回った疲れからか、あっという間に夢の中でした。
 次の朝、せっかくお寝坊しても大丈夫だったのに、二人ともいつもの時間に起きてしまい、少し損した気分でしたが・・・。

     
     昇る朝日を見ることができました。

 今回は、ホテルの優雅な朝食付きです。

     
     氷川丸を見ながら朝食です。


     
     マダムの気分で、しかし、たっぷり頂きました。


 ニューグランドは、昔見た雑誌の記事(記憶が曖昧?)の中で、本館隣で、空を貫くように建つタワー館が痛烈に批判されていたような記憶があるのですが、ホテルとしては、とても素敵な佇まいを見せてくれました。チョックイン前にもチェックアウト後もお荷物は預かって頂けるし、お部屋までのご案内があるし、ホテル前からタクシーに乗ろうとすると、頭をぶつけないように車のフレームに手を添えてくださる方がいるし・・・。
次回は、是非!本館に泊まってみたい・・・。
 さてさて2日目、荷物は、ホテルに預かって頂いて出発!

                                                      つづく