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雪の箱根路 その2 ( 芦ノ湖スカイライン )

2012-01-26 06:56:05 | 不思議紀行
 杓子峠から雄大な富士山を見て、車が走り出し、下り坂を走ると・・・?
♪ あ~たまをくもの~ うえにだ~あし~♪ なんだか回転数の違うレコードのような音(これがどんな感じかすぐに想像できた方は、私たちと同世代ですね)が聴こえました。だんなさんに
「富士山の歌が聴こえたよね?」
と言うと、だんなさんは、
「変な音がすると思った。」
とうまく聴こえなかったみたい・・・。道路に起伏がつけてあって、一定の速度で走ると綺麗に聴こえるみたいです。面白い遊び心に思わず拍手です。スピードを出し過ぎると
「こら~っ!」
なんて聞こえると面白いのになあ~。
 しばらく走ると、道路の右側(山側)に赤い鳥居が見えてきます。もちろん、駐車場(左側に有り)に停めて、お参りに行きました。

     
     命之泉神社

「わあ~、いのちの泉だって・・・。延命水みたいなのかな?」
どなたも居なくて良かった!「みことのいずみ」と読むそうです。命は日本武尊のことで、

「今から約1860年前日本武尊は東征の途中ここをお通りになりました、その折脚気にかかってお苦しみになりここで休まれたのですが、この泉で喉をうるおされたところまちお元気になりました。以来ここを通る旅人や木こり達は「ミコトの泉」として清水を愛飲してまいりました。「ミコト」は大和から東に向かい途中伊勢神宮を参拝「ヤマトヒメノミコト」から剣を受けられ駿河に至り、その剣の為、焼き打ちの難をのがれさらにこの辺りでは三島から箱根峠、長尾峠、仙石原、碓氷峠を至て宮城野明神岳を一巡され関本を通って浦賀走水から船で千葉へ、そして陸奥へと向われております。往路海で妃の「オトタチバナヒメ」を失われた「ミコト」は帰り道箱根を通り碓氷峠にさしかかられるや、はるかに走水の海を眺め、今は亡き妃をしのんで「アズマハヤ」(我が妻よ)と偲ばれたそうです。」(案内看板より)


    
   小さめ巻き毛の狛犬


     
     大きな岩の中にお社が祀られています。 残念ながらこの「命の水」は飲料には適さないそうです。


                                               つづく