片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

電気料金の自由競争社会を目指して

2012年04月27日 | Weblog
日本の再生可能エネルギー利用は全電力の1%に過ぎない。
欧州などは20%にも達している。

日本の省エネ技術は世界一だが、これからやるべきことは再生可能エネルギーの創エネではないだろうか。
太陽光を含む再生可能エネルギーの買い取り価格が決まった。
それぞれ十分ビジネスになるようだ。
これをばねに、ぜひ一気に世界の創エネ大国に躍り出て欲しい。

その間国民は高い電気料金に喘ぐことになるが、技術開発を急ぎ、一刻も早く電気料金の自由競争社会を実現して欲しい。

この裁判は負けますが、戦いますか?

2012年04月26日 | こころ
私の知り合いの弁護士は、依頼者の案件を調べて、勝てる裁判か負ける裁判かを最初に想定して依頼者に告げるのだという。
裁判をビジネスとして捉えるなら、負ける裁判ならば、双方の弁護士が仲介して和解したほうがメリットがある。
しかし「どうしてもあいつは許せん、懲らしめてやりたい」というのなら、いくら金をつぎ込んでも勝ち負けは関係なく訴訟して戦う、これもありだと、その弁護士は言う。

世の中はなかなか思い通りにならない。それを「苦」という
「苦」を取り除こうとするといっそう大変なことになる。

あまりこだわらないで、別な方向を目指して進んでみる。
大事な心の持っていきかただと思う。

父がひどい台風被害に遭ったとき「あきらめるか」と言った一言が忘れられない。


昨日かせ沢さんの仏教講座があったのに出られなかった。
残念。




太陽光発電買取価格が42円に決定!

2012年04月26日 | 22世紀を目指して
太陽光発電1キロワット時の買い取り価格が42円20年間と決まった。

これで太陽光発電が一気に進むだろう。
大量生産が始まればコストが下がる、そうすれば買い取り価格を42円以下にできる。いくらにするかは様子を見ながら毎年改定していくという。
政策とはこういうものだと思う。民間だけでは立ち上がらない産業を、政府が補助し、立ち上がったところで補助を打ち切る。

うまくやってほしいものだ。




Biz/Browserのユーザサポート

2012年04月26日 | Biz/Browser
Biz/Browserの技術サポート部隊は、毎日数件の新規技術問い合わせがあり、それに関して20から30通のメールのやりとりを毎日顧客としている。
見ていると、非常にレアなケースでも、レスポンス良くサポートしているのがわかる。

顧客はいよいよ困ってメールしてくることが多いと思うのだが、メールのやりとりはとても冷静で、顧客とサポート部隊との信頼関係が文面ににじみ出ている。
アクシスソフトのサポート部隊は、自分を名乗ってサポートしている。「アクシスソフトのXXですが」と名乗ってサポートをしている。
たまに顧客とサポートの方がセミナー会場などで出会うことがあると、初対面でも懐かしそうにしている。
ほんとにすばらしいと思う。
もちろん開発部隊もマーケティング部隊も営業部隊も営業支援部隊もすばらしい。何がすばらしいかというと、すべては顧客のためにという姿勢が貫かれていることだ。
私たちは顧客に貢献している、顧客を通して社会に貢献しているという精神に貫かれて仕事をしているということだ。これはプライドにつながる。
プライドを持って仕事ができるということは、わくわくしながら仕事ができるということだ。こんな幸せなことはない。


マニュアルは作る作業に3割使う努力に7割かけよ!

2012年04月25日 | Weblog
日本の店では、おつりを数えるのに客の目の前で、客に見せながら数えるが、あれは日本マクドナルドの15歳のアルバイトの女の子が考えた方法だという。

マクドナルドには非常に詳細なマニュアルがある。
しかしそこにはおつりの数え方は書いてなかった。
おつりをたまに間違えて渡してしまうのをどう防いだらいいか、ある店長がミーティングで意見を求めたところ、入ったばかりのアルバイトの女の子が、お客の見ている目の前で私は数えてますと言ったという。店長は早速それを採用し、その日からその店ではマニュアルを直し、全員そうするようにしたという。その後全社のマニュアルを変え、マクドナルドでは、それ以来おつりの間違いはなくなったという。
今では日本中の店でおつりを客の目の前で数えているが、始まりはマクドナルドだという。

マニュアルは完全ではない、マニュアルは常に改訂されるものだ、そう語るのは、勝畑 良氏。

w昨日のBPIA「目からウロコの新・ビジネスモデル研究会」にて。

マニュアルには標準を書く。
標準とは、組織目的を達するために、そのときすでに行っている作業のうち、最も安定しており利益の高い行動を言う。

マニュアルの語源は、手が動くということだ。
マニュアルは動詞を入れて書かれなければならない。何をどうすると書かれなければならない。このようにあるべきだなどという表現はダメ。

人は必ずマニュアルどおりに仕事をする。しない人がいたとしたら、それは組織の一員として心を合わせて働こうとしていない人だ。組織の一員として一体となって働こうとすれば必然的にマニュアルどおりに仕事をする。

マニュアルは作るより使わせる努力のほうが大事だ。それはマネジメントだ。

標準超克という言葉がある。これは、マニュアルには書いてないが、それを越えた価値のある行動だ。それを見つけたらマニュアルに入れる。


マニュアルのあり方
1.書くべきことは必ず書く。
2.書いたことは必ず守る。
3.間違っていたらすぐ直す。
4.マニュアルどおり作業して間違った場合、原因を追跡する。

マニュアル作成心得
1.理念中心主義(作成者目線)になってはいけない。
  使用者中心主義(使用者目線)でなければならない。
2.手順中心主義(動作がある)
  くくり方が重要。粗くても細かすぎでもいけない。作業現場を見ないとわからない。
3.部分独立主義を排す(常に会社全体を意識して)

最後に、日本は必ず移民に頼る国になる。
そのときマニュアルがなかったらどうなるか。
今の団塊の世代が持っているノウハウをマニュアルにしておく必要が、どうしてもある。


大飯原発再稼動について、地元の女性の反対は賛成の倍以上

2012年04月24日 | 22世紀を目指して
朝日新聞が21日に行ったアンケート調査で、大飯原発周辺の住民の回答では、賛成52%反対34%だが、女性だけ見ると反対49%賛成23%だという。
原発周辺地域は、経済的に原発に負うところが多い。原発がなくなれば生活が困窮するかもしれない。だから賛成が多いのはわかるが、それでも女性は反対する。

女性は子を産み育てる。
その本能が反対させるのだろうか。

日本の労働者は、ドイツやフランスに比べ、300時間以上も長く働いている。

2012年04月24日 | 22世紀を目指して
ちょっと古いが、日経ビジネスにこんな記事が載っている。

こうすれば生産性は高まるという具体的な方策がひとつある。
韓国のような電子政府、電子自治体を実現することだ。
韓国では市役所に行かなくても、自宅や職場から、または海外からでもインターネットを通じてほとんどの手続きができる。これでどれほどの時間が節約できるだろうか。計算してみる価値はある。
たとえば、国民の半数が年に2回役所に行くとする。一回あたり3時間要するとすると、

6千万人×3時間=1億8000万時間となる。
これを人月に換算すると、1日8時間労働、月22日働くとすると、100万人月以上になる。
さらにこれに対応する役所の職員の時間も節約できる。

日本は労働人口がこれから激減する。
それならば、こういったやればできることをどんどん進めて、意味のない労働を減らす
努力も必要だ。

これを実現するためには、マイナンバーを導入する必要がある。
そして韓国のように徹底した活用をする必要がある。
人々がゆったりと生活ができるように、コンピュータを使ってできることは徹底的にシステム化すべきだ。
もちろん個人情報保護は重要だ。これは違反したものに厳罰を課すことで抑止する。

夕べ、社会情報基盤研究会の会合があった。
我々は、こういった議論をfacebookで展開していこうということになった。

請うご期待。