片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

世界の手話インフラを構築する「シュアールグループの挑戦」。慶應SFC出身26歳の若者

2013年11月22日 | Weblog
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第72回 目からウロコの「新ビジネスモデル」研究会
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「世界の手話インフラを構築する
 シュアールグループの挑戦」

講師: 大木洵人 シュアールグループ代表


2013年12月17日(火)16:00-18:30 / 市ヶ谷 アーク情報システム

↓お申し込み:

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今回は、アメリカの経済誌「Forbes(フォーブス)」が30歳以下の世界
トップ30人を選出する「Forbes 30 under 30」に、日本人として唯一選
ばれた、シュアールグループ代表の大木洵人さん(26)をお招きします。

大木さんが選出されたのは、音楽やメディアなど15分野ある中で、社会
起業家部門にあたる「Social Entrepreneur」部門。

全てのはじまりは大木さんが手話の表現の美しさに魅せられたことから
です。2008年に手話ビジネスを手掛けるシュアールを起業しました。

手話×ITの技術を駆使して、

・モバイルサイン(遠隔手話通訳)
・SLinto(クラウド型オンライン手話辞典)
・手話Pod Channel(手話エンターテイメント番組)
・Shuwide(手話観光ガイドアプリ)など、

これまでに数多くの事業を展開しています。


大木さん自らも手話通訳士の資格を取得。
日本発祥、世界初の取り組みとして大きな注目を集めています。

世界の手話インフラを構築するシュアールグループの挑戦をお話いただ
きます。

ふるってご参加ください。


◎大木洵人(おおき・じゅんと)
シュアールグループ代表。手話通訳士。アショカ・フェロー。
慶應義塾大学SFC卒。群馬県出身、26歳。聴覚障がい者と聴者が本当の意
味で対等な世の中を目指し、2008年にシュアール設立、手話ビジネスを
展開。グッドデザイン賞。Forbes30Under30選出。ダボス会議GSC。社会
起業塾卒。

◎シュアールグループ <English:ShuR Group>


-------------------------<記>―--------------------------------

■日時: 2013年12月17日(火)

     16:00-17:30 研究会
     17:30-18:30 交流会 (ビールとピーナツ)  

■場所: 株式会社アーク情報システム(市ヶ谷)
     AKビル2階「大会議室」
     千代田区五番町6-1

↓地図(本社ビル隣です。JR市ヶ谷駅から日テレ方向に徒歩3分程度)
http://www.ark-info-sys.co.jp/jp/guide/map02.html

■講師: 大木洵人 シュアールグループ代表 


■ナビゲータ:

 片貝孝夫  片貝システム研究所代表
 岩佐 豊  ワイ・エス・マネジメント代表取締役社長
井ノ上美和 株式会社タイムコンサルティング 取締役

 ◎研究会とナビゲータ紹介



■共催:

 ビジネスプラットフォーム革新協議会(BPIA)
 IT Media エグゼクティブ
http://mag.executive.itmedia.co.jp

■参加費: 500円

■定員: 40名。

■お申込み先はこちら ↓↓↓

ユニケージとオラクルのインメモリーDBに関する考察

2013年11月22日 | Weblog
オラクルのインメモリーDBが話題になっている。
しかし画期的というよりメモリー空間が大きく取れるから、力任せにできたことではないかという疑問は拭えない。
で、専門家にユニケージ開発手法と比べてどうなのか簡単な資料を作ってもらった。

Unicage Vs. Oracle in-memory DB

Oracle in memory DB: “Times Ten in-memory Database”

 特長:
-アプリケーションを変更することなく、プラグインで適用可能
-データを一般的なデータフォーマットであるRow formatのみならず、Column format で保存可能



 動作:
既存のDBをメモリ上にRow formatとColumn formatで2部にコピーする。
Row formatがOLTP ( Online Transaction Processing)に用いられ、Column formatがAnalyticsのアプリケーションに用いられる。
メモリ上にある2つのDBが常に同期をとる。


 価格
Processor License (Enterprise License) : US$ 23,000/one time.
Software Update License & Support : US$ 5,060
(OracleのHPよりhttp://www.oracle.com/us/corporate/pricing/technology-price-list-070617.pdf)



Unicage
 特長:
-DBなど中間ソフトウエアは必要ない
-OSのファイルシステムファイルをDBの変わりに用いる
-アプリケーションのデータをテキスト形式でファイルに保管する
-ファイルの同期、更新は必要としない

 動作:
データをメモリ上に読み込み、一連の処理した後にテキスト形式でファイルに保存する。
一時的にデータを保存したい場合は、メモリ上のファイルシステム(SHM: Shared Memory)に保存することが可能である。
データは、行単位でも列単位でも読み込み可能である。(行を列に変換)


 価格
コマンドライセンスのみ:1 CPU US$ 150 per month/ US$ 1800 per year(日本の価格)


<比較>
 演算処理
Unicageは、データをメモリ上に読み込み一連バッチ処理を行う。バッチ処理中、処理後は、データの更新、同期をとらないため、Oracle in-memory DBにおける処理より速い場合がある。また、データがキャッシュにある場合にさらに高速に演算可能である。一時的なファイルは、メモリ上のシェアードメモリファイル(Shared Memory File)に保存されるため、次の処理の入力が速くなる。一方、Oracle in-memory DBは、データをメモリ上に2部コピーするため、大量なデータがある場合に大きなメモリを必要とする。また、一つのデータに更新があれば、DB全体の更新と2つのDBの同期を行うため、その分だけ処理時間が長くなる。


質問は受けられませんので悪しからず。