片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

原発のない沖縄の電気料金は日本一高い

2012年07月16日 | Weblog
沖縄の電気料金は本土の平均7000円に対して8070円だという。1070円も高い。
高い理由は、石油の輸送コストと島が多いための配電コストそして原発がないためだが、実は料金の中に原発を推進するための費用負担110円も含まれている。この110円を引くと960円だ。沖縄では毎月960円で原発のない安全な社会を買っているとも言える。そして今、原発がない安心感が、本土の企業や人を集めているという。

沖縄でできることが本土でできないはずはない。
日本でできることが世界でできないはずはない。

CO2の問題は残るが、これを解決するためにも、原発はやめると国として決め、再生可能エネルギー開発に弾み車を付けることが必要だ。

人類は科学技術で何でもできるところまで行く気配がある。
しかし、できるからと言ってやっていいことといけないことがあると思う。
一番やってはいけないことは、人造人間の開発。その次が分解して元に戻せない物質の生成だと思う。

私は子供のころ、生ごみとして、肥料になるとして桑畑に捨てたプラスチックの容器が、腐らずに1年後にそのまま出てきた衝撃が忘れられない。こんなことをしていたら、地球上プラスチックごみで溢れ返ってしまうという幼い想像力だったが。