片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

次期自治体システムをどうするか

2010年12月14日 | 私の正論
私は焦ってます。
韓国の電子自治体システムはとてつもなく優秀で完璧です。
韓国はこれを日本に売り込んでくるでしょう。
アメリカのように力ずくではなく、本当に素晴らしいシステムなのですから、お使いになったらいかがですか、と。
私はそれでもいいと思っている。
しかし日本にも素晴らしい自治体システムがある。
兵庫県西宮市のシステムだ。
このシステムは職員の手で最初から今まで、50年近く創り守られてきた。
それはそれは住民に優しい優れたシステムなのだ。
しかも税金逃れができないような仕掛けもしっかり入っている。宛名データベースというコロンブスの卵的発想がそれを可能にしている。
西宮市は50万都市だ。それを支える職員の数は3000人以下。同等の都市に比べて1割は少ない。決して職員が無理をしているわけではないと思う。優れた情報システムの支えがあるから実現していることなのだ。

同じように業者のいいなりにならないで自らの力でシステムをつくってきた都市に豊田市があるという。この2都市だけが純粋に自治体システムをきちんと整合性が取れた形でつくられているらしい。

私の提案は一つ。
この二つの都市のシステムを調べ上げて、どちらかを日本の自治体システムとして採用し、クラウドに乗せ、日本中で使ったらどうだろうか。
もう政治家だけには任せておけない。
経団連が立ち上がったように、民間の力で解決していくしかない。そうしないとまた政権が変わったとき、元の木阿弥になる。それを避けるためには政治家に頼らないことだ。

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2010年12月14日 | 感動したこと
「のぼり」の作り方。
これは面白いと思った。

この手法は、さまざまに活用できそうだ。
Biz/Browserならどんなストーリーにできるだろうか。
複雑な見積書の作成過程をBiz/Designerでどのように作っていくかを伝えることで、Biz/Browserの世界を理解してもらえるかも知れない。