地方自治体基幹業務への韓国の攻勢

大手メーカの、地方自治体を長年担当されている部長に会いに行った。
西宮市が自治体の基幹業務にBiz/Browserを使っていることを説明して、自治体システムのWeb化をBiz/Browserで提案することをお勧めするためだった。
しかし地方自治体の実態を聞いて愕然とした。
もう地方自治体には自力でシステムを作れる力はなく、あっても片手で数えるくらいだろうという。ほとんどがパッケージとのこと。
そのパッケージもメーカではなく、SIerが作ったものをメーカが担いでいるような状態だという。
さらに、韓国からの売込みがすごいという。
韓国は国を挙げてソフト産業を育成しようとしている。
自治体システムの海外輸出もその一環だ。

Biz/Browserを自治体の基幹業務に使ってもらうには、別なアプローチが必要だということを痛感した。

おでん割烹神楽坂ひさごののママは元気だった

飯田橋で飲みましょうということで、神楽坂を登り始めた。
ふと右を見ると、ひさごのちょうちんが出ているではないか。
２，３ヶ月前に来たときは閉まっていて、もう店を畳んでしまったのかと寂しい思いをしていたので、思わず吸い寄せられるように入った。
ママは元気だった。

ここのおでんは格別。
身体もかなり不自由だと思われるのに、仕入れは築地の魚市場まで行って仕入れる。
はんぺんがとてもおいしかったが、９５歳の方が作っているはんぺんだそうだ。
やわらかくて深い味わいがあった。

ガラガラっと戸が開いて、若い女性が顔を出し、ママ明日来るけどいいっと聞いている。
ああいいよ、と答える。
近所で古着を売っている店の子で、時々５人で来るのだそうだ。

ゆったりした時間が流れる。

ママの耳が遠くなってきたのが気になる。