片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に見る新しい信長像

2011年02月14日 | 不思議なこと
田渕久美子さん脚本の、田渕信長は秀逸だと思う。
これまでの大河ドラマに見る信長の印象は「非情」のみ。
それが今回は、「非情」にはわけがあったのだと納得させられる。
もし自分に何かあったら、あとを継げるのは光秀だと信長に言わせる。
家康に、家康の妻と長男の処刑を命じたことに対して、猿だったら、ねねを殺すようなことはしない、と言わせる。
浅井長政のしゃれこうべで酒を飲んだという話も、敬意を表してしたことで、酒を入れて飲んだなどと世間が言うなら言わせておけと、信長に言わせる。
比叡山の焼き討ちすら、正当化してみせる。

思わず「そうだったのか」と納得してしまう。

歴史は、勝者が都合のいいようにでっちあげるが、この新しい田渕信長は、かなり説得力がある。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
非情 (都筑 聡)
2011-02-14 22:56:04
”大善は非情に似たり” と言うことでしょうか。
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経営も同じでしょうね (片貝孝夫)
2011-02-15 08:04:55
物事の本質が見えていて、私心がなければ、判断に迷うことはないかも知れませんね。
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