今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

私の旦那様

2011-05-17 05:22:23 | 日記

最近は、いえ、もうかなり前からですが、睡眠は5時間で、必ず目が覚めるようになりました。

そして昼食後にも、必ず2~30分の仮眠をとります。

この生活のリズムが定まり、もう久しくなりました。

睡眠が少なすぎるのでは、と少々気にもなります。

でも体調は万全、といいたいところですが、旅行から帰ってからは、今ひとつ。

今朝は、起きるなり、お腹が痛くて、つらく・・・・・・

でもその内、収まりホッとしました。

昨夜は、夕食のころ、頭がくらくらと、めまいに似た症状が。

一瞬のことでしたが、先日の交通事故寸前の出来事は、これが原因だったのかも、と勝手に自己診断。

いつも旅行から帰ると、一週間くらい、体調を崩すことが、私は多いですね~

毎日美味しいものを頂き、気楽に遊んで暮せ、ストレスなど皆無のはずですのに。

納得がいきませんが、もともと体力がある方ではないため、観光の行動が、疲労を蓄積してしまうのかもしれません。

でも数日過ぎれば、恐らく元の元気を回復することでしょう。

旅行中、大丈夫かしら、と気になった夫の体調は、全く問題なしで、ほっとしています。

去年の六月に肝臓の大手術をし、年末からインターフェロンの治療を開始。

その後、体のかゆみや、貧血の副作用に悩まされていますが、意志の強い人で、弱音など吐くこともなく、淡々と暮らしています。

退院する時、医師から食事制限はありません。何を食べても宜しいです、と言われ、食欲は、その後も上々。

但し、C型肝炎による肝臓がんは、再発が濃厚で、覚悟は、心の隅で、いつもしています。

先生の話によると、5~6回手術を受ける方はざらにいらっしゃるようです。

夫の肝臓にも、今また怪しき影が、はっきりCTやMRIの映像には映っているらしく、気になるところではありますが。

今年になり、すでにCTの検査を、三回も受けました。

原発の事故で、当初、放射能の数値が高い時に、CTの数値と良く比べられていましたね~

ですから、頻繁に受け過ぎることによる、放射能の影響が、大変気になる私です。

いつでしたか、その質問を、医師にしたところ、その懸念より、たびたび受けて、早期発見することの方が大切、と言われました。

今一番好ましいことは、インターフェロンの治療が、効果を発揮し、C型肝炎のウィールスが除去されることです。

菌が消えれば、がんの再発のリスクが、非常に低くなると言われています。

夫は、頭が良く、いわゆるエリート、官僚タイプの人間です。(官僚ではありません。笑)

私は、一見冷ややかで、無口な夫に、悩まされた事も数知れずですが、心は広く、口うるさいことは一切言わない人。

家事、子育て、家計全般すべて任され、一手に引き受けてきた私です。

今も、散歩がてら、不足な食材をついでに買ってきてくれる以外は、手伝いは全く皆無。

そのため、私の肩の重荷は結構な物で、ときどき疲れてしまいますが、私の性格は、几帳面なようでルーズ、努力家のようでいい加減。(笑)

この曖昧な性格のお陰で、ストレスをため込まないで済んでいます。

色々文句も無きにしも非ずですが、私はこの夫のお陰で、恵まれた人生を送らせてもらっていますから、頭は上がりません。

でも上げています。マジョリンさん風。(笑)

夫婦喧嘩は、最近は皆無。若い時でも、一年に、1~2度かしら。

特別仲が良いわけでもありませんけれどね~(笑)

でも、私にとっては、大切な大切な旦那様。

いつまでもいつまでも、長生きをしてほしい、と心から願っています。

去年、同じタイトルで日記を書いた事がありましたね~

内容を忘れてしまいました。

今日は、何を書いてよいかわからず、今朝の自分の体調を綴り始めて、その後は心の向くままでしたが、旦那様の話題に落ち着きました。(笑)

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政治家不信に陥ってしまった私

2011-05-16 06:02:44 | 社会 政治

私が、この日記を書き上げた後に、産経の世論調査のアンケートで、民主党で一番ふさわしい総理に、小沢氏が一位になったと知り、
仰天しました。
これで下火になりかけた、小沢グループの倒閣運動の巻き返しがまた、始まったようです。

私の意見は、主婦的偏見に過ぎないのだろうか、と、自信がなくなりつつありますが・・・・・
震災後も前も、私のぶれない一貫した意見で、このブログにも、時折書いてきたことですから、反論を覚悟で載せることに致します。

菅内閣の対応が、いろいろ批判されていますが、私の眼には結果を急ぎ過ぎるのでは、との印象が否めません。
小沢氏が総理だったら、この混乱を、国民が満足いくように収束できたでしょうか。
旧自民党の金権体質と、密室主義の権化のような方が、国難に当たって、健全な意思疎通や正確な情報を提供ができるとは、とても
思えません。

今以上に、非難が激しくなっていたと思います。

これからの記述は、アンケート結果を知る前に書きあげた物です。
私の今の率直な気持ちを批判を恐れず、投稿させていただきます。

私は、菅内閣は応援するけれど、民主党は支持しません。

民主党は、国難に当たっての内部抗争で、完全に地に堕ちたと思います。

やっと、多少収まりかけて落ち着いたと思いきや、なお小沢氏が、踏み絵、血判状を連想させるかのような態度で、議員に不信任案へ
の同調を迫っていると知り、私は呆れ、やりきれない気持がしています。(この理由が、今、アンケートの結果のせいだと分かりました。)

私にとり、最悪な展開は、不信任案が成立し、内閣総辞職。そして、民主党の違う議員に総理の首がすげ替えられることです。
そんなこと、国民のだれも望んでいないでしょう。

それなら衆議院を解散すべきです。

先日の統一選挙で、民主に票を入れた人は、民主党を支持したのではなく、菅内閣にもう少し頑張らせたい、との思いからではなかったでしょうか。
不支持は、菅内閣を否定する以上に、民主党そのものを拒絶する人たちであったに違いありません

想像してみて下さい。小沢氏が総理なら、この地震と津波、原発、風評被害の混乱を、もっとうまく収束できたでしょうか。
谷垣氏なら、もっとうまくやれたでしょうか。

恐らく五十歩百歩のはずです。

東電との意思疎通が、当初うまく図れなかったり、米日の緊急事態への対応を巡る考え方の違いがあったり、他にも、いかに努力しても
不可避的な混乱や手違いがあったのは、止むを得ないことです。

私は菅内閣は、四面楚歌のような状況で、百家争鳴の意見の中、良く踏ん張り、頑張っていると思います。

不手際はいろいろあるものの、菅内閣のみが、被災者にしっかり目を向け、必死で悪戦苦闘しています。
連立を模索して、なりふり構わず行動する彼の態度にも、国をひたすら思う、彼の純粋な気持ちがよくあらわれています。

延命工作だ、とうがった見方をする人たちもいるようですが・・・・・・

自民党が、連立を拒否するのは、そうなれば、政権奪回が、がますます遅れるとの気持ちからでしょう。

小沢派の議員(一部は、決めかねて日和を伺っている感じ)始め、自民党も、他の党も、結局、政局優先で、自分たちの利権を守りたくて行動して
いるに過ぎません。
未曽有の災害に見舞われ、国難にあるこの期に及んでも、、彼らの目は、被災者に向いていません。

最悪なのが小沢グループ。
何故同じ党なのに、総理に協力し、補完体制で、内閣を盛り上げ、心を一つにして、被災者のために奮闘できないのでしょうか。
そうしていたなら、民主党の支持率は、確実に上昇していたはず。

私には、人間的に未熟で愚かな政治家達!、としか映りません。
彼らの行動は、次回の選挙で裁かれると、私は確信しています。

昨日、近所の信頼する奥様と、立ち話でしたが、しばらくお話ししました。
すっかり意気投合したのですが、菅氏は、珍しく理系出身の総理大臣だったことが、ある意味幸運なめぐり合わせである、と。

原子力への知識も、人並みではなく、非常によく理解できている方のようです。
もし文系の総理であれば、東電や官僚に丸め込まれ、もっと混乱していたかもしれない、と。

更に、極端な物いいですが、原発の破壊が、日本で起きて良かった、と。
冠たる科学技術を持つ文明国の日本が、今、試されているのでは、と。

その通りかもしれない、と、私も、つくづく思いました。
日本で起きたからこそ、私達も世界中の人も、絶望しないで、日常の生活をいつもと変わらず送りながら、経過を見ていられます。

日本だからこそ乗り越えられ、迅速に復興し、海外の信頼が、今後益々厚くなると、私は信じます。
そして、グランドデザインの下、新しい国として蘇り、災害対策、エネルギーの開発はじめあらゆる面で、他の国の模範となるに違いありません。

高い志の目標に向かってまい進し、菅氏には、そのレールを、おおまかでも敷いてほしい、と。
もう言葉尻や、不手際をいちいちを取り上げ、糾弾し、数カ月でう総理を替える、過去の醜態をまた繰り返すのだけは止めてほしい、と
心から願います。

いまでも連立を願う気持ちには、私は変わりありません。
菅氏は、もう民主党への未練はないでしょう。
連立を組めたなら、復興対策とともに、政治の枠組みを大転換する政治改革も、断行すべきです。

今の政治は、生まれ変わり、ゼロから出直さない限り、国民の信頼を取り戻すことは、もうできないでしょう。

 

義援金は、煩雑な手続きがあり、被災者のごく一部に、数十万渡されたにすぎないようですね。
そのため、自治体では、直接寄せられた義援金を、一時見舞金の名目で渡すところもあるようです。

身ぐるみはがされた人達が数十万の援助で、今後何ができると言うのでしょうか。

本当に心が痛みます。

私は、なにやかやと多忙で、家計簿の先月の締めが遅れ、まだ四月の寄付を実行していませんでした。
三月に引き続き、今週、今月分一万円位は、必ず振り込もうと思います。

日本赤十字社と中央共同募金で2100億程度の義援金が集まったようですが、夥しい被災者の数を思うと、とても彼らの生活を支援するには
足りないでしょう。

このような災害では、募金も継続が大切、と心から思います。

たとえ、千円でも、、五百万人の人達が寄付すれが、五十億になります。

ささやかでも、無力な私達に実行できることを、今後も、頑張って続けてまいりましょう。

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とんでもない恐るべき事とは

2011-05-15 07:33:43 | 備え

こういうタイトルですと、結構関心を持たれた方もいらっしゃるのでは.。
私ですと、何事?と思わず身を乗り出してしまいそう。(笑)

でも決して、大げさなタイトルではありません。
私の身に、九死に一生を得るような出来事がありました。

余りもったいぶった言い方は、みなさんに失礼でしょうから、起こった災難を、まず先にお伝えしましょう。
本当は、みなさんを多少でもドキドキさせたくて、事の顛末は最後にお話したいところですが。(笑)

実は、あわや交通事故に遭う寸前で、私は命拾いをしました。

何とも自分でも、狐につままれたような展開で、いまだに何故そのような事態になったのか、思い出そうにも、思い出せないのが真相です。

年取るとは、こういうことなのだ、と訳の分からない納得をするしかありません。

旅行から帰宅後、夕食に招かれ、お迎えに来たお婿さんの車で、次女宅へ、と。
そこで、もう若くない私。
年寄りらしくのんびり、旅行の疲れを癒せばよかったのですが・・・・・・

非日常から現実に引き戻された私は、もうすっかり主婦の顔。
明日の夕食のことが気になり始めました。
うっかり今月の献立カードを忘れ、すぐお料理が思いつきません。
とにかく、ついでだから、娘の近所にあるスーパーにお買い物に出かけよう、と。

最近はネットスーパーを利用することが多いのですが、以前、このスーパーでお買い物をしたところ、あまりの安さに感動。
その上、お野菜と魚の豊富さと、新鮮さに魅せられてしまいました。
ネットで購入する金額で、1.5倍程度の買い物は軽くできそうです。
これを利用すれば、確実に予算より食費が浮いて大助かり。

我が家からはかなり距離があります。
ネットの方が楽なのは当然ですけれど、一度買い物をして以来、私には見過ごせないお店となりました。

今日は彼が我が家まで送ってくれます。多少多目に買っても大丈夫、と思い、目につくものを、ショッピングカートにどしどし入れていきました。
レジで支払いを終え、かなりの重量の袋を四つ提げ、お店を出ました。
こんなに買っても驚くほど安く、また言い知れぬ満足感に浸りながら・・・・

しかし手がちぎれそうな重さです。
でも次女宅まで5分足らず。
疲れてはいるものの、これきしで、へこたれるはずなどない、と自分を励ましながら、信号近くに立ち止まっていた時のこと。

このあたりから記憶が定かでありません。
一瞬めまいでもしたのでしょうか。

突然、体が前のめりになり、重心が私の意志では、コントロールできないような状況になりました。

そして道路に転げ出るような感じで突き進みだし、止めようにも体が止まってくれません。

右の視界に車が迫ってくるのは、はっきり分かっていました。

でも自分の意志では、制御することはかなわず、そのまま道路の中央に倒れこんでしまいました。

車は直前で急停車。

車側からみれば、まるで身投げのように映ったのではないかしら。(笑)
ドライバーは、さぞさぞ驚かれたに違いありません。
大変ご親切なご婦人がお二方、傍におられ、私に手を貸し、
「大丈夫ですか? 轢かれるる寸前でしたよ。良かったですね~良かったですね~」
と幾度も幾度も、慰めるようにおっしゃて下さいました。

私は、このお二方にお礼を申し上げるのが精いっぱい。
本来なら、運転手さんにもお詫び申し上げなければならないところでしたが、気が動転し、私には全くそんな余裕はありませんでした。。
車には一目もくれず、お二方のご婦人に抱えられるようにして、娘宅に戻りました。

娘は、その話を聞かされ、仰天。その後、諭すように注意されました。

「ちょっとお買い物をするだけではなかったの。疲れているのに、なぜそんな無理な買い物をするの。
もう若くないのだから、安いからといって、遠くまで出かけたりせず、今後も、ネットス-パーを、必ず利用してね」と。

事故のリスクが高まる年齢と感じ、愛車を手放した私でしたが、この度のようなことで、事故寸前の危険に、身がさらされるとは、全く予想外のことでした。
靴は旅行用のアシックスの快適なものを履いたままでしたし。
今だに何故、体のバランスが崩れたのかよくわかりません。

歳を重ねると、自分では納得がいかなくても、思いがけない事に遭遇するということなのでしょう。
外界に限らず、自分自身の中にも、知らないうちに、いろんなリスクを抱え込んで暮らすのが、歳をとるということ。
そんな思いを強くしています。

自分を過信せず、十分注意を払った生活を心がけなければ、と、今回のとんでもない落ち度で、改めてしみじみ思いました。

万一私が、この度のことで重傷を負っていても、恐らく運転手さんの前方不注意になるのでしょうね~
それは余りにお気の毒。

高齢化社会が進むにつれ、、車が行き交う道路の危険は、ドライバー、歩行者共に、ますます増していくにちがいありません。

私のような事が、どこでまた、起こるやもしれず・・・・

皆様も、くれぐれもご注意くださいませ。

アップした写真は、次女宅の、その日のお夕食です。
長距離ドライブで疲れていたでしょうに、おもてなし本当にありがとう。

簡単なお魚ずくしのお料理でしたけれど、食卓のお膳立てが、とても美しく、感心しました。

蓼科でお世話になりましたことも、改めて心から、本当にありがとう♪
Mちゃんも、プレゼント、ありがとう。
R君、折角のお休みが、塾の講習では、大変でしたね。
親子共々、体にはくれぐれも気を付けて、今後も、明るく元気に頑張ってね。

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いよいよ蓼科ともお別れの日

2011-05-14 07:51:04 | 旅行

今日は、旅行の最終日。
いよいよ帰途につく日となりました。

次女夫婦と、婿のご両親のお陰で、思いがけず多彩な思い出を紡ぐことができ、本当に充実した4日間でした。

時に東北の被災者の方々のことを思い、こんなことをしていてよいのかしら、と後ろめたさを感じることもありました。
そのような時は、過度の自粛が、日本経済に与える打撃云々の報道を思い出し、気を休めておりました。

お休み返上で、受験勉強に励む孫のことも思いだし、なんだか申し訳ない気がしたり・・・・と。

色々複雑な思いが去来した4日間でしたが、でも心から楽しむことができたと思います。

今日は十一時半に、孫を連れだって、婿のご両親さまがお迎えに来て下さいます。

今朝も早朝に起床し、時間はたっぷり。
昨日は書き忘れましたが、昨日同様、主人がまだ就寝中の早朝に温泉に入り、旅ならでの英気を養いました。。

このホテルの難点は、温泉が徒歩2~3分のところにあり、露天風呂も、自然の景観を楽しむには、全く物足りないことです。
ここにもう一つ付け加えるなら、お料理も一流の日本旅館にはかなわないでしょう。今一つかな。
でも、私の感性にはぴったり。何はともかくほれ込んでしまったホテルです。
今後も幾度も訪ねることと思います。

温泉から上がり、一旦お部屋に戻りましたが、主人はまだ当分起きそうにありません。

その後、私がとった行動は、望むべくホテルライフ・・・・・・チョット大げさ(笑)
ホテルのお庭を散歩し、テラスでは、フレッシュジュースを注文。
そして、しばらく読書にふけりました。

今日が、旅行中で、一番の快晴。
空の青さが、ひときわ鮮やかで、陽光が、広大なお庭の樹木に燦々と降り注いでいました。
清々しい朝です。

目に眩しい新緑の季節、緑滴る青葉のころ、紅葉の季節、粉雪の舞う雪景色の景観など、想像をめぐらし、一人で楽しみました。

写真は、私が一番望む過ごし方の実現した姿かな~
久しぶりにちょっとおめかしして・・・・(笑)

                                        

私がお気に入りのホテルの素敵なスポットを、ところどころ写真に記念として納めましたので、それも載せておきます。

  

  

      

  

 

夫と朝食を済ませ、荷物を詰め、ホテルの部屋も、できるだけきれいに整理整頓しました。

娘達には、よく適当でいいじゃない、といわれることがありますが、立つ鳥跡を濁さずの精神が親から刷り込まれているようで、この性分を
変えるとはできそうにありません。(笑)

フロントでチェックアウトし、もう一回テラスに腰かけ、ホテルへの名残を惜しみました。

しばらくすると、婿のご両親様のお車が到着。
ご主人様が、二時過ぎ発の電車に乗るまでの数時間を無駄なく楽しめるように計画を立てて下さっていました。

まずご案内して下さったところは、、蓼科の有名な桜の鑑賞スポット、蓼科山聖光寺です。
桜は、正に今が満開寸前。
薄紅色の桜の花が、周りの山並みと樹林の景観に溶け込んで、都会で見る桜とは、また趣を異にした美しさと、風情でした。

  

  

 この後寄った蓼科湖の桜は、数こそ少ないものの、冠雪の駒ケ岳と、樹林、湖の組み合わせで、まるで一幅の日本画を見るようでした。

                                       

    

聖光寺は、ご主人さまのお話では、トヨタグループが交通安全を祈願し建立したお寺だそうです。
年初には毎年このお寺に幹部始め社員が初詣に訪れ、、一年の交通安全を願うとか。

思いがけず、この時期に、もう一度桜を愛でることができ、嬉しさひとしお。
次は蓼科湖に向かいました。

そこではK君の希望で、アヒルの型をした水上乗り物へ。
両家の祖父母が孫可愛さで乗り込み、老体鞭打って頑張りました。(笑)

インターフェロンの治療の副作用で、貧血気味の主人はよした方がいいと思い、さりげなく止めたのですが、却って、気分を害したようです。
「散歩と変わらないよ」ですって…むっとした顔を向けられて、私はしょんぼり。

私は優しく気を使っているつもりなのに・・・男心は時々理解できず、傷つくときもありますよ。
他の奥様方は、如何でしょう。
冷たくされても嫌なのに、余り病人扱いされるのも、自尊心が拒絶するようです。

あら!余談になってしまいました。旦那さま操縦の苦労話は、又いつか別の日に…(笑)

ペタルを4人で漕ぐのですが、お腹に響き、結構な重労働。
私は、水上乗りものは、みんな苦手。
よほどの大型船でない限り、最悪のことを考えてしまい落ち着きません。

ですから、心身ともに疲れ果てました。
夫を見ると、足を引きずっているようで、明らかに気分が悪そう。
私は、ほら!ご覧なさい、といいたいところでしたが、その言葉は呑み込みました。(笑)
テニスとゴルフでお体を鍛えられたご夫妻は、私達とは対照的で、お元気そのものでいらっしゃいました。

その後、予約して下さっていた美味しい釜めし屋さんでお昼食。

いよいよ蓼科ともお別れの時間です。
次女夫婦と婿のご両親様の温かなお心遣いで、お陰さまで、最後まで本当に楽しい蓼科旅行でした。
溢れるような感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さん、本当にありがとうございました。

あずさに、孫を連れだって乗車し、窓の外に目を向けると、お知らせ下さった線路の沿道にお二人の姿を発見。
お互いに、いつまでもいつまでも手を振り、お別れを惜しみました。

この時間には、早朝出た若夫婦は、すでに家に到着。

夜は、母の日だからでしょうか。娘が夕食に招待してくれました。

長女からは、スターバックスのコーヒー豆の詰め合わせが。
私の日常の必需品ですから、何よりのプレゼントで、心から喜びました。
去年のクリスマスに長女家からもらった、デロンギのコーヒーメーカーとともに写真に載せましょう。

                 

何故か、スターバックスのコーヒーを飲むと、美味しいうえに、確実に元気づく私。

旅行記綴るのは、大変でした。目が結膜炎に。しょぼしょぼし、視力も昨夜はひどく低下。
抗菌剤の目薬を差して休みました。
今日で、本当に終了、と思うと、ホッとした気分です。
でも、今後、今回の旅行を、ブログを読むたびに、何回でも楽しめると思うと、頑張った甲斐がありますね~
確かに妹が話したように、二回旅行した気分が、今はしています。

明日から、スターバックスのコーヒーを頂いて、主婦業を本格的に頑張らなければ・・・・・・

実は旅行から戻り、次女宅に招かれた私たちでしたが、ちょっと娘宅を抜け、近所のスーパーにお買い物に出かけた時のこと。
旅の疲れのせいか、我が身は、とんでもない、恐るべきことに遭遇したのです。

このお話は、また明日と致します。
次回をお楽しみに。

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個人的な体験に過ぎませんのに、旅行記に長い間お付き合いくださいました皆様、本当にありがとうございます。
美ヶ原など、ぜひ訪れたいところは、まだ色々あります。
多少でも、みな様のご旅行の参考になれば、嬉しく存じます。

 


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蓼科の想い出記 5 温かなおもてなしを受けて

2011-05-13 06:56:42 | 旅行

今日は、また旅行三日目の記述、昨日の続きです。

長文を引き続きお読み下さる皆様、本当に有難うございます。

このような拙文でも、お目を通す方がいっらして下さると思うこと。
それが、ここまで丁寧に書き続けられる、私の励みになっています。

自分のためだけですと、もともといい加減な私は、ここまで頑張れません。

改めて御礼申し上げます。

さて、昨日の続きの、旅行記の本文に入りましょう。

私と娘は、バラクラの花園の感動の余韻を胸に残したまま、婿が運転する車にて、山の中腹にある、ご両親の別荘へと。
到着した時、ご夫婦は、夕食の食材の買いだしでお留守でした。
そのため、気兼ねなく、でも多少遠慮気味に、居間の一部のお写真を、数枚撮らせていただきました。

増築されたとのことですが、大変よく設計された、雰囲気のあるお宅です。

     

  

 

私は、ご夫妻がお戻りになられるまで、かれんをあやしたり、キャッチボールをするK君とパパの微笑ましい姿を眺めたり、さらにK君のバイオリン
演奏まで聴かせて貰いました。

 キラキラ星を弾く時のK君の、ちょっと大人びた真剣な眼差しには、私は感心。
幼くして、上手に弾きたいとの熱意が全身に感じられたからです。この姿勢は、すべてに今後生かされるでしょう。
本当に楽しみです。

   

五歳にして、このフォーム!将来は野球選手かしら?(笑)

   

かれんちゃんは、今にもハイハイができそうで、でも、やっぱり、まだ無理。
踏ん張ってはもがき、涙ぐましいく努力をする姿は、本当に健気で愛くるしく、ばぁ~ばは、一生懸命応援。
わずかでも前に進めたなら、凄い!と、割れんばかりの拍手をおくってやりました。

それにしても服装がチョット…。お兄ちゃんのお下がりかしら。(笑)
これでは、ますます男の子と間違えられ、かれんちゃんが可哀そう。

先日、お店のお兄さんから、眉が凛々しくて、将来はイケメンですね、何て言われちゃったそうですから。(笑)
よく男の子と、勘違いされます。

  

そうこうしてしているうちに、ご夫妻が、お戻りになられ、いつもの明るい笑顔とお声で、私達を歓迎して下さいました。

その後、界隈の別荘地をしばらくお散歩。ここも、カラマツの林は、まだ冬景色のままですが、森の香気が立ち込めたような清々しさに包まれて、
本当に心地よいお散歩でした。

蓼科の森のほとんどはカラマツ林のようです。
新緑の時期はとても美しく、マツ科のなかで唯一紅葉し落葉することから落葉松という漢字をあてることもあるとのこと。
今度はぜひぜひ、青葉か紅葉の季節に訪れましょう。

おしゃれな別荘も、いくつか目に留まりました。

  

お夕食は、山中にもかかわらず、下山し直送の新鮮な海鮮品をいろいろ仕入れ、バーベキューで振舞って下さいました。

婿は、バーベキューの火を、ご主人様は暖炉の火をおこし、森閑とした林に囲まれた山荘で、人の温もりを、しみじみ感じて過ごした夜でした。

ご主人様は大変な読書家でいらっしゃり、知識が豊富で、泉のごとく。
生き字引のような方です。
別荘の書棚にも、蔵書がいっぱい。
夫も読書家で、ある意味、凄い!と私は敬服していますが、趣向にかなり偏りがあります。
一方ご主人様の関心は全分野にわたり、一言のきっかけで、あふれるような知識と情報を提供して下さいます。

これほどの教養が自分にもあれば、私は、もっともっと皆様のお役にたつ、面白味あるブログが書けるのに、と今さらながら、自分の不勉強を恥じ入りますが、もうすでに遅しですね~(笑)
私は、この二方の足元にも及びません。(笑)

奥様も、私と変わらないご年齢ですのに、ご退職後も、年に数回、大学で講義をなさっておられます。
御両人さま共に、クリスチャンでいらっしゃり、蓼科には足しげく通い、山中の別荘で、読書に浸られる、羨ましいようなご生活。
でも堅苦しさなど微塵もなく、本当に明るく、、茶目っ気さえおありのご主人様。そして優雅で気品に満ちた奥様。

若夫婦は、私と旦那様は、非常に性格が似ているなんて、申していますが・・・・・・(笑)
どこが似ているのかしら。血液型が、同じB型だから?(笑)
私は光栄に感じています。

笑いが絶えない楽しい夕餉のひと時も瞬く間に時間が流れ・・・・・・
そろそろ、おいとまの時間となりました。

婿の車で、ホテルまで。
2~3回、鹿に出会う幸運もありました。
車道の沿道で可愛い三匹の小鹿が揃って、私達を見送ってくれました。

明日は、またご両親のお世話になります
若夫婦は、道の混雑を避け、早朝帰途に付きます。
私達は、のんびり十一時までホテルに滞在。

急遽、K君が、車より、はやぶさに乗りたい、とのことで、私達と一緒に帰ることとなりました。
明日ご夫妻が、ホテルまで、孫を連れてきてくださり、その足で茅野駅までお見送り下さいますとのこと。

色々お世話になり、恐縮ですが、お言葉に甘えることに致しました。

いよいよ明日で、この楽しかった旅行も終了です。
この旅行記も、何とか完結編の前まで、こぎつけることができました。

明日もう一日、お付き合いのほど、よろしくお願い致します。

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蓼科の思い出記 4 バラクラ イングリッシュガーデン

2011-05-12 07:35:11 | 旅行

今日は、一服するために、簡単な記述で終わりたく思います。
少々疲れてしまったようです。

妹の話からも、旅行記をブログに綴ることの大変さは、窺い知ってはいたのですが・・・・・・
私のPC操作の未熟さが、その大変さに輪をかけているようです。

言い訳めいた前置きはこの位にして、本文に入ります。

三日目は、私が今回の旅行で一番楽しみにしていた蓼科の観光スポットに出かけました。

ケイ山田さんがオーナーのバラクラ イングリッシュ ガーデンです。

ケイ山田さんは、英国ロンドンで開催される世界で最も権威あるチェルシー・フラワーショーのガーデンデザイン部門で二度も受賞されています。

まずは、私の拙い写真を一気に公開しましょう

もっともっと写真をたくさん撮りたかったのですけれど、後半になると、疲労から撮影する気力が次第に減退し、写真が、意外に少なくてがっかりでした。

  

  

  

  

   

    

もみじののような小さなお手てで 、やっとお花を触ることができました。♪                                                                              

ガーデンのお花のカラーコーディネートは、多少私の理想とは違いましたが、でも素晴らしかった。
バラが咲き誇る6月に訪れれば、お庭の華やかさは、さぞや、と心に思い浮べることができます。

ガーデニングでは、私は何も実行しないで、勝手な理想を描いているだけの情けない主婦ですが、私は楚々とした可憐な小花がとても好き。、
その点、バラクラのお庭は、原色の大ぶりのお花が多いように感じました。
でも娘は、とても感激していましたし、私も、ガーデニング心を駆り立てるには、十分でした。

我家のお庭の花壇の整地はすっかり終わり、いつでもお花が植えられる状態になっています。
今度こそ、いい加減な事をして、出費ばかりかさむような愚かな過去のガーデニングは慎みたいと。

そう心に決めたものの、却って慎重になりすぎ、第一歩が、なかなか踏む出せません。

ガーデニングスクールに半年くらい通えば、理想と夢ばかり追うだけのごちゃごちゃ頭が整理され、一気に自信が付くでしょうか。
ケイ山田さんが、新横浜で教室を持たれていることも、今回の旅行で知りました。
我が家からさほど遠くはないのですが、授業料は、それなりのお値段。迷います。

お話が、また横道にそれ、日常に逆戻り。
軌道修正して、また非日常の世界に浸りましょう。

花園で、思う存分、草花の優美さ、可憐さ、優しさに触れ、どこか陶酔した気分で、バラクラ・イングリッシュガーデンを後にしました。

お昼食をとり、これから婿のご両親の別荘にお邪魔します。
今回が二度目となります。

この続きは次回に。

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今日もお訪ね下さいまして、本当にありがとうございます。
被災地の皆様には、くれぐれもご自愛の上、お健やかにお過ごしになられますように。

 

 

 

 


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蓼科の思い出記 3

2011-05-11 10:04:08 | 旅行

昨夜は、K君は、おじいちゃんと、小部屋のツインベッドルームででおやすみ。
私が広い方のベッドルームを独占でした。(すでにもう数日前のことゆえ、「昨夜」の表現は、間違っていますが、この書き方の方が、その時の
気分に浸リ、PCを打つ勢いも出そうですので・・・ご了承くださいませ)

旅先では家事に追われる心配もなく、非日常の空間の中、惰眠をむさぼっていれば良いものを、年寄りの、あるいは主婦の習性でしょうか。
悲しいかな、相変わらず、早朝に目が覚めます。

今日は、本館に移るため、改めて荷物を整理し直したり、外を一人で軽く散策。
山間の清々しい冷気が我が身を包み、凛とした心持になりました。
今日も一日、張り切って旅の楽しさを満喫するぞ!と心の内で思いを新たにし、心が弾みます。
二人が休んでいる間に、コテージの室内の写真も記念に撮りました。

 

 

 

右のお部屋で、夫と孫は、まだスヤスヤ・・・

  

日が昇り始めても、K君と夫は、いつまでもお布団の中でじゃれ遊んで、なかなか起きてきません。
でも何とか、身支度を済まさせ、本館のレストランで朝食をとりました。
その後、もう一度忘れ物がないか、念入りにチェックし、しばらくコテージの周りを三人でまた散策。

まだ周りの樹木は、緑には程遠く、かすかな芽生えの時季。
冬景色に近い風景ですが、それはそれなりの風情を醸し出し、樹木の春を待つ息吹が立ち込めているようです。
清々しい香気のようなものが感じられ、心が洗われるようでした。

車のお迎えがあり、本館へと。
フロントへ荷物を預けた後、十時過ぎに次女夫婦が迎えに来てくれました。

まず向かったのは、小津安二郎の別荘だった無芸荘。
東京物語 をとり終えた頃、蓼科にあった、脚本家、野田高悟の別荘、雲呼荘 を小津安二郎が訪れ、それ以降、仕事場を蓼科に移し、
没するまでの 7作品すべてのシナリオが無芸荘で書かれたとのこと。

 

藁ぶきのひなびた風情の家屋の小さな木戸をくぐると、赤々と燃える囲炉裏の炎の前に座る初老のおじさんが、にこやかに私達を
迎えてくれました。得も言われぬ、落ち着いた良い雰囲気です。
小津安二郎の代表作品の写真やポスターを始め、想い出の品々が、いろいろと展示されていました。

 

学生時代から、大の映画好きで評論家になってもおかしくないほど、映画への造詣が深い夫。
長女が結婚する時、小津の作品のビデオをさりげなく贈ったほどです。

囲炉裏端のおじさんは、夫と会話を交わし、お詳しいですね~と感心しておられました。

夫の満足気な顔を横目に、私達は、次の目的地、蓼科ふれあい牧場へ。

K君が一番お気に入りの場所。うさぎやロバといった可愛い動物に触れあえます。
私の好きなサイロもあるミニ牧場の風景です。

  

   

 

私も童心に返り、しばらく孫と一緒に、可愛い動物を楽しみました。
ロバの鼻をなでたところ、ニンジンを貰えると勘違いしたらしく、大きな口を開けて私にかみつかんばかり。
臆病な私は、思わずドッキリ!慌てました。(笑)

次に目指すは、蓼科御泉自然園。
ここは最高に素晴らしい観光スポットでした。
標高1800mの原生林を探勝し、自然の魅力と恩恵を肌で感じることができました。
鴨が水浴びをする清流には、心が潤います。
季節がら、カラ松は、かすかな芽吹きの樹姿でしたが。
天を突きさすがごとく、真っ直ぐに凛と立ち、林をなしています。

   

  

   

  

   

黄金のお魚に、孫だけでなく、私も娘も歓声を上げて、夢中に。目で必死で追っても、すぐ雲隠れ。どうも鯉ではないようです。

次回訪れるときは、青葉の季節か紅葉の季節に尋ねて見たいものです。

一時間くらい散策し、信州そばの昼食をとり、次に目指すは、女神湖。
目的地に着いた時、視界に広がる余りに静謐な透明感のある光景に息を呑みました。
人影もなく、女の神山と呼ばれる蓼科山の山容が、湖面に姿見のように、映っています。
更に、白樺の林が、その美しさを一層引き立て、なんとも清々しい雰囲気です。。
私は、心から感動でした。
恋物語の映画シーンを、勝手に想像し、心に描き、見とれていました。。

  

ここまできたなら、ビーナスラインをもうひと走りして白樺湖まで行きましょうと、婿が旺盛なサービス精神を発揮してくれ、感謝感激,涙あられでした。(笑)

私が、大学時代、絵画クラブに所属していて、スケッチ旅行で回った場所。
その時、期待が大きすぎたのか、かなり失望したことを鮮明に記憶しています。
でも青春の一こまの想い出の地は、是非もう一度訪ねてみたかった私
彼の配慮が大変うれしく心弾ませて赴きましたが、その時以上に失望。

周りに人家が多すぎ、自然の景観が損なわれ、俗化が甚だしい状況だったからです。
湖の名称が、あまりに素敵過ぎ、名前負けは止むを得ないことなのでしょうが。
これからでも遅くはありません。景観の保全の配慮がもっとなされれば良いのに、と思いました。

彼が予約してくれたイタリア料理のレストランの時間までまだ間があるからと、もう一つとばかりに欲張って、長門牧場へ。

私は、中学生のころ、牧場の経営者の奥さんを夢見る少女でした。
なだらかに広がる丘陵ののどかな風景が大好きで・・・・・・
そして幸運にも、この歳になり、私はある念願を、ついに果たしました。
牧場の丘陵の地平線のところまで歩いてみたい、との思いです。
それを実行しようと決断した時、夫や若夫婦家族のことは、私の念頭からすっかり消え去り・・・・・・
ただ黙々と、何かに取りつかれたかのように歩き続けました。そこらじゅうに転がる馬糞を幾度踏み付けたことでしょう。
ついに、願いを果たしました。
でも、そこは急斜面の、何の変哲もない、殺風景な藪地に過ぎませんでしたけれどね。(笑)
それでも、私は嬉しさがこみあげ、まるで青春を取り戻したかのような高揚感に一瞬浸ることができました。

そうしたところ、急に家族のことが心配になり、踵を返し、来た道を又黙々戻り始めたのです。
周りに人影も家屋も全く見当たりません。
急に迷子になってしまったのではと、不安に。
しかし間もなく、夫と孫の姿が、はるか遠くに見え一安心でした。(笑)

 

 その後、イタリアレストランで、おいしいパスタ料理のお夕食。

思いがけず盛りだくさんの観光を、若夫婦のお陰で楽しむことができました。

本当にありがとう♪

あぁ~疲れました。大変!。
旅行ではありません。写真を貼り付けながらの旅行記を綴ることです。(笑)

最後まで、お読み下さった皆様、本当にありがとうございます・
次回で、そろそろ完結編にしたいと思っているのですが、どうなることでしょうか。

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旅の思い出記 2

2011-05-10 12:32:56 | 旅行
茅野駅に到着したのが二時過ぎ。
ひとまず、荷物を置きに、ホテルへ直行することとなりました。
婿の運転する車の車窓からは、のどかな田園風景と、遥か前方には、八ヶ岳と日本アルプス連峰の神々しい姿が望めます、
ところどころで目にする桜は、気候が冷涼なため、今、八分咲き。
ロマンチックな白樺林と共に、私の旅ごころを一層浮き立たせてくれました。
    
しばらくその光景に浸るうち、車は次第に林間の車道へと入り、東急が所有する敷地の入口へ。
広大な山を二つくらい抱え、その中に私が訪れるホテルを始め、ゴルフ場、テニスコート、会員制の宿泊施設、別荘等が点在しています。
駅から三十分弱で、私のお気に入りの蓼科東急リゾートに到着です。
                                               
カラマツが主の林の中に佇む、ヨーロピアン風の気品に満ちたクラシカルな建物。
重厚な扉を抜けて中に入ると、久しぶりに戻ってきたような居心地の良さ。
なじみののホテルに幾度も訪れる魅力は、こう言ったことなのかもしれません。
ホテルマンの方から、「去年もおいで下さいましたね」と親しげに声をかけられ、感激。
更に嬉しかったのは、ホテルのギャラリーの店主さんからも。
「去年もこちらで、絵をしばらく鑑賞下さいましたね。」
ビュッフェの版画に触れて・・・
「お宅におありなんですか?」と質問され、
「とんでもありません。版画でもお高いですね~暗い印象ですから、私はあまり好きではありません」
などと、しばらく和やかな会話を交わしました。
                                               
この日はフロントでチェックインの手続きを済ませ、ホテル館ではなく、離れの山荘風のコテージに宿泊です。
そのわけは、婿のご両親の別荘で過ごしていた孫を迎え、このホテルで今宵を共に過ごす事にしたからです。
子供にとり、ホテルのお庭にすぐ踏み出せ、目の前に渓流のせせらぎのある立地は、さぞ喜ぶに違いないとの思いからでした。
その思惑は、期待以上の効果で、孫は大喜び。
存分に楽しんでくれました。
寝室がふた部屋あり、お部屋は木のぬくもりに包まれ、センス良い、落ち着いた雰囲気。
キッチンがないだけで、一軒家と全く変わりありません。
若夫婦も、コテージの雰囲気が大変気に入った様子。
私は、都会の喧騒を離れ、四季を通じて快適に暮らせる別荘地に、上質な小さな小さな家を建て、余生をのんびり暮らすことへの憧れを、
とても抱いてしまいました。
  
                                                                 
夕食までにはまだ時間が多少ありましたから、彼のご両親がお薦めの、喫茶店へと。
名前は、ハイジ。私には、何とも懐かしい名前です。私の子育ての原点。
このブログのプロフィール写真は、まさにハイジです。このことについては、いつかまた、詳しくお話しさせていただきますね。
チロル風の建物は、何ともメルヘンチックで、異国情緒たっぷり。
美智子妃殿下が、皇太子殿下とともに、お泊まりにになられたホテルとのこと。
遠くに美しい山並みを望み、白樺の木が立つ広々としたお庭で、駆け回る孫と共に遊びました。
テラスで一服しながら、小一時間位おしゃべりし、ホテルへと、また向かいました。
  
  
到着後、若夫婦はK君を私達に預け、、ホテルを後に。
その後、本館のフランス料理のレストランで、30周年記念の特別メニューの献立の美味なお料理を堪能。
但しこれは、30年前のお料理を再現とかで、旬のものがあまり使用されていず、ちょっと物足りないものがありました。
孫は豪華なお子様ランチです。
五歳にして、大変な食欲。私のお料理も随分分けてやりました。パンも二つぺロり。
そしてK君の感心なところは、親のしつけの宜しきを得てか、、小さい時から背筋も伸ばし、実にお食事のマナーが良いこと。
いつも私は、感心しています。
その後、、温泉にゆったり浸り、疲れをいやすのが、旅の正規のルートですが、私達はそれを中止。
夫は肝臓がんの手術の傷跡とインターフェロンの副作用による皮膚病を気にしてか、温泉へ行くことを憚ります。
そのため、みんな夫に合わせ、お部屋のバスを使用しました
お夕食の写真は、レストランの格調が高過ぎて、カメラを頻繁に向ける事が、とてもためらわれ、周りの目を気にしながらの撮影でした。。
                
      
               
      
                  
                 
豪華なお食事、その後の、孫相手の寛いだ心和むひと時に、大満足し、みんな揃って、安らかな眠りに就きました。
翌日から、いよいよ本格的な行動開始です。
次回にまた、この続きを・・・・・・・

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個人的な体験に過ぎませんのに、拙い長文を最後までお読み下さった方々には、恐縮に存じます。、
やっぱり寄稿文は苦手のようです。思いのほか、時間がかかり、ちょっと溜息…(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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旅の思い出 蓼科高原へ

2011-05-09 13:11:45 | 旅行

お久しぶりです。

昨日、旅行から戻ってまいりました。

次女家族の案内で、蓼科高原での観光を、ゆったりとした時間の流れの中、心行くまで楽しんでまいりました。
とは言え、紀行文など、一度も書いた事のない私。
四日間の旅の思い出をまとめて記述し公開することは、少々気が重く、旅の間も、常に気にかかリ、ちょっとしたストレス。(笑)

「旅行記なんて書く自信が全然ないわ。どうしましょう…。でも、書きはじめると、自然に手が動いて、何とかまとまってしまう私だから、今回も、
それが唯一の頼みの綱ね~と」と、娘夫婦に話していました・

旅行に出かけるとき、私はいつも下調べなど、あまり致しません。
行き当たりばったりで、目に映る新鮮な景色を見て感動。
それを胸に焼き付け、思い出の1ページにして終わり、といった単純な行程を辿るだけです。

ですからブロガーの方々の勉強尽くされた克明な旅行記を拝見すると、私は圧倒され、こんなこと、いい加減な私にはとても書けない、としり込み
してしまいます。(笑)

妹の旅行記を見ても、然り。
実に詳しく、植物の名称始め、個々の固有名詞や解説がふんだんに盛られています。

妹は、ブログのために旅行は三回すると言っています。

出かける前の念入りな下調べ。

実際の旅行。

旅行後の写真の整理と、想い出のブログへの記述。

私はそれを聞き、たじろぐ一方。
そして読めば読むほど、内容に感心し、益々自信をなくします。

それでつい、私も頑張らなければ、と思い、道沿いに咲く植物や木の名前を若夫婦によく尋ねました。
ブログのために、ぼんやり眺めるだけではだめ、との反省からです。
ところが婿は「知りません」、娘も、「知らな~い」と、素っ気ない返事ばかり。

毎年、幾度も、ご両親の別荘で休暇を過ごす馴染みの高原ですのに、この始末。
これでは、私は困ります。(笑)
助け船にしたかった周りの人達が、こんな具合でしたから、さてさて私の旅行記は、どうなることでしょう。

こんな私ですから、4日間の思い出を、ひとまとめにして、綴ってしまおうとの魂胆でいましたが・・・・。
でもさすがに1回では、長文になりすぎ、間延びした文章になってしまいそう。
ですから、やはり細かく切り、ブログの題材を、当分この旅行に求めて綴るのも、楽で良いのかしら。
一気に二日間くらいで書き上げてしまうつもりでしたが、書いているうちに、方針が変わりつつあります。(笑)

さて前置きが長くなりましたが、いよいよ旅行の記述に入ります。

五月五日、子供の日に、私は、夫と共に、若夫婦の待つ蓼科高原へと。
去年も、全く同じ時期に、この高原で過ごしました。

ですから観光目的というより、森林の香りに包まれた山の懐に抱かれ、お気に入りのホテルで、潤いのある贅沢な時間をのんびり過ごす
ことが目的でした。
それは見事にかなった数日間でした。
でも思った以上に、観光もたくさん致しました。

出かける前は、数日間、スーツケースに旅行用品や衣類を詰めては出し、またチェックし直すと言った行為を、幾度も繰り返す始末。
海外旅行でもありませんのに、なんという大げさな態度。
旅慣れていない私ゆえの行為です。

更に忘れ物をしそうで、自分に自信が持てない精神状態が、旅行となると、一層酷くなってしまいます。
この精神状態は、旅行中、失敗をしでかす度に、増幅されていきました。
枚挙にいとまがないほど、へまなことを繰り返し、そのたびに慌てて、ドキドキ。
でもまだ後始末がきちんとできた故、ボケにまでは至っていないのかもしれません。(笑)
出かける時にも、お財布を入れたハンドバッグも、もう少しで忘れるところでした。
それにはチョットした訳ががあるのですが、書いていると長くなりますから書きません。

下の写真は、出かける直前に玄関のホールに置いた荷物です。

何とか無事に、我が家を出発。
横浜線の電車に乗り、八王子で中央線に乗り換え、スーパーあずさで茅野へ。

駅で次女家族が出迎えてくれました。

いよいよ観光と、私の憧れのホテルライフの開始です。

この続きは次回に。

写真はちょっと失敗かな~

お天気は爽やかな旅行日和で素晴らしかったのですが、紺碧の青空とはまいりませんでした。

写真は、できるだけ自分の顔は隠さず、ありのままの状態で掲載したい、と思いました。

ですから、カメラが近ずくと、「もっと離れて、もっと離れて、小さく写してね」と、お願いばかり。
そのせいで、どのスナップ写真も小さすぎて、面白みに欠けますね~

それゆえ、カメラを構えた、私の顔半面の写真を載せましょう。
或る程度、私の雰囲気を感じ取って頂けますかしら。
コメントは勝手ながら受け付けていませんから、このような写真で、多少でも親近感を抱いて頂ければ嬉しいです。

このカメラがブログのお陰で大活躍でしたが、腕はまだまだ未熟そのもの。
もっと上手になりたい!と心から思います。

 

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お久しぶりです。
勝手な事ばかり拙い文章で綴っておりますが、今後ともお付き合いのほど、
宜しくお願い致します。


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ご訪問下さる皆様へ (夕食の献立)

2011-05-03 06:12:50 | 日記

今日から、しばらくお休みさせて頂きます。

毎日ご訪問下さる皆様、応援下さる皆様、本当に有難うございます。

一週間後位から再開予定でおりますので、今後とも宜しくお願い致します。

くれぐれもご自愛の上、皆様も、どうぞ良き日々をお過ごししになられますように。

最後に夕食の献立を、また載せることといたします。

すでに料理ブログに掲載したものですが。

先日、夕食の献立、とのタイトルで短い日記を書きましたが、ご訪問下さった方、

応援下さった方が大変多くちょっと意外でした。

お料理は、欠くべからざる、尽きることのない日々の課題ですね~。(笑)

主婦にとっては、大変時間を取られる作業で、ときどきしんどい!解放されたい!、と心から思う

ことがあります。

我家の夫は協力が皆無。

頼んだことは幾度かありますが、気難しい顔で、きっぱり拒否。(涙)

主婦業をこなしながら、二つのブログを記述するのは、私の体力では少々無理かな、と思うこの頃。

お休みの間に、今後の方針を考え直してみます。

夕食の献立

鶏肉の照煮 ふきと高野豆腐の炊き合わせ きんぴらごぼう なめこのおろし和え かきたま汁

  

  

 

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旅への思いは人それぞれ

2011-05-02 09:02:23 | 日記

たかがちょっと旅に出かけるだけで、立つ鳥跡を濁さずなんて、余りに大げさとは思いつつ、そんな心境に、ついなってしまいます。
立ち去っても戻る我が家。
不適切な表現と、十分承知していますが。
明らかに、震災による心の変化が、影響しているようです。

明日はわが身かと、相変わらず時々揺れる大地を不安に感じながら過ごす日々。
ですから4日間の留守でも、心残りのないように家事を済ませ、整理整頓をできるだけして、出発したいと・・・

何か起きた時に、身内に迷惑をかけたくありません。
最近は断捨利も、ぼつぼつ実行しています。

だからと言え、日々暗い気持ちで過ごしているわけではありません。

アバウトな面も非常に多く、もともとおっとりタイプの、のんき者。(笑)
口で言うほど、努力もせず、備えも十分ではありません。

でも今日から、多少頑張らなければ。

旅慣れない私は、今から準備のことが気になり始めています。
気温の寒暖がまだ激しい所ですから、衣類も選択幅が大きくて困ります。
何を持っていけばよいかしら、と数日前から悩み始め・・・
心配で、あれもこれも詰め込んで、結構な荷物で出かけるのが、旅立つ時のいつもの私の常。

旅慣れた人は、こんなことはなく、身軽に颯爽とお出かけになられるのでしょう。

通常ですと、美容院に出かけるのはまだ一月半くらい先ですが、昨日は午後から髪をフルコースで、整えて頂きました。
今日から、いよいよ荷物も詰め、不足するものがあれば、明日ショッピングに出かけるつもりです。
旅行先のご報告は、帰宅後と致します。

去年は、長女の婿の優しい心遣いで、招待に甘えてのホテル滞在でした。

そして、宿泊したそのホテルに、ぞっこんほれ込んでしまった私。
レトリックな雰囲気で、重厚な扉、木の香り漂う客室、レストランでの心温かいおもてなし。美味な食事。
庭のテラスのベンチに腰掛けると、ひと山所有の広大な庭が広がり、そこを散策するだけで、十分森林浴が楽しめます。

次女家族がすでに出かけた義父母様の別荘も近く、ともに行動もできます。
先日も書きましたように、その次女が、今は体調が芳しくありません。
更に、インターフェロンの注射を毎週打っている夫の体調も副作用で万全ではなく・・・・・・・

観光などせず、数日間ホテルに泊まり、周辺のみ散策してホテルライフをのんびり楽しむ。
それが今年は、本当に叶うかもしれません

そんな優雅なレジャーの過ごし方にも憧れを抱き続けてきた私。
昨年に引き続き、今回も訪れるホテルは、まさにその目的にかなっています。
「又まいりました。今年もお世話になります。」とホテルマンにご挨拶する常連客になりたいですね~

しかしもう一人の私が、「それではもったいない。せっかく旅立つのだから、くまなく観光しなければ。」と、心の中でささやきます。(笑)

こんなことを書いている今、突然懐かしい親子喧嘩を思い出しました。

娘が、入社数年でベトナムに転勤となった時期のこと。
二度目の再会を、タイのプーケット島で果たしました。

娘に会いに最初にベトナムへ出かけた時は妹も一緒でしたが、この時は単身です。
一人で手続きをすべて済ませ、心細い思いで、飛行機に搭乗。
何とか無事にたどり着きました。

宿泊するホテルの異国情緒あふれるセ優雅な佇まいにすっかり魅了され、娘にも会えた嬉しさも手伝って、私は上機嫌。
翌日は広大な敷地のホテルで、疲れを癒し、娘と共にのんびりホテルライフを楽しみました。
けれど、その翌日は、私は観光に出かけるもの、と思いこんでいました。
ところが、その夜は亜熱帯地方特有のスコールに見舞われ、夜が明けても、雨がやみそうにありません。
私は、大変な思いをしてきたのだから、たとえ雨が降ろうとやりが降ろうと観光にでかけるぞ!といった気合が入っています。(笑)

しかし娘のレジャー感覚は私とは全く異なるものでした。
日頃の海外勤務の疲れを癒すために来たのだから、雨であれば、ゆっくり午後まで休み、ホテル内で、今日ものんびり過ごせばよいと。

私はそれでは気が済みません。
明日はタイ旅行に向かうことになってましたから。今日中に何としても、プーケット島の観光をしたかったのです。
気分が次第にむらむらし、わざわざここまで一人で来た親の気持ちが何故汲めないのとばかり、文句を並べ立て、抗議しました。

それからはしばらくは思わぬ親子喧嘩。そして二人ともふて寝。(笑)
でもひと寝し、目を覚ました時には、お互いに気持ちが落ち着き、もう一度話し合い。

近郊のホテル巡りのシャトルバスが出ていることが分かり、それに乗リ、夕暮れのプーケット島の海岸沿いの景色を観光することとなりました。
お夕食は、隣のホテルのお庭にあるイタリアンレストランで。
人影はほとんどなく静寂そのもの。
渚に打ち寄せる波音のみ、耳に響きます。
残照の光芒で、茜色に染まった水平線を見つめながらのパスタ料理。
尽きることのない親子の語らい。

私の人生では屈指に入る、美しい想い出です。

更に、レストランに入る前に出会った印象的な家族の姿が、私の心をとらえました。
その写真を、ここに載せましょう。
今もすぐ手の届くところにあります。

小さなお子さん連れの家族三人が、夕日が沈みきるのを、一言も語ることなく、じっと見つめている姿です。

長い時間が流れていきましたが、身動き一つしないで・・・・・・

私は訳もなく心が震えるほど感動しました。
家族はこうあるべきだと・・・・・・

個が尊重され、お互いを邪魔することなく、それぞれの思いに浸って、沈む夕日を、いつまでもいつまでも見つめる家族。
小さなお子さんがいながらにしても、この落ち着きと静けさ。

ご両親の立派なお人柄と幸せなお暮らしが、その姿だけからでも、十分彷彿されました。

娘達にもこのような家庭を築いてほしい、と、その時心から願い、今もなお、この写真は私の心の宝物となっています。

旅行の過ごし方も、百人百様ですね~
お出かけの方も、のんびり自宅でお過ごしになられる方も、さわやかな五月の日和を、心からお楽しみになられますように♪

                  

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ご訪問有難うございます。
今日も健やかで良い一日でありますように。

 

 


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遠い記憶 ロイヤルウェディング

2011-05-01 13:45:01 | 想い出

                                         

妹が既に取り上げているので、遠慮すべきかと、迷いましたが・・・・・・
でもやっぱり書きたい。
記念すべき印象的な出来事を、忘れないように、私も日記に書きとめましょう。

一昨日華やか且つ厳かに執り行われたイギリスのロイヤルウェディング。

素晴らしかった、と感想を述べたいところですが、今回は私はなぜかほとんど無関心。
式典の日は、孫の世話で見るどころでなく、夜になり、ニュースでハイライトを見たにすぎません。
妹のブログを読んで、NHKのBSで全生中継がされたと知り、見なかったことを少々残念に思います。

この度の式典では、私は目の前の出来事より、過去の想い出へと心が向かい、感慨深いものがありました。
もう数十年前のことになりましたが、チャールズ王子がダイアナ嬢と婚約され結婚式を上げられた頃のこと。
私達家族は、その当時、夫の転勤でロスアンジェルスに在住していました。

アメリカではその時期、大変な盛り上がり様で、結婚される前から、その関連の書物やグッズが店頭にあふれ、華やいだ雰囲気に満ち満ちて
いました。
娘達はまだ幼くとも、その輝き放つムードにすっかり魅せられ、ただただ憧れのまなざし。
関連グッズと立派な装丁の写真集を、私は数冊買わされました。
買わされたというより、私も、記念に買わずにはおれなかったのでしょう。(笑)
その本を、ブログにアップしたく思い、先程本棚を覗いたのですが、見当たりません。
どちらかの娘の家にあるのでしょうか。残念です。

娘達の憧れの思いは、帰国後も続き、チャールズ皇太子ご夫婦が来日された時には、二人、カメラ持参で、パレードを見物に行き、興奮冷めやら
ぬ表情で戻ってきました。

憂いを含んだ眼もとがとても魅力的で、美しく、オーラのある方でしたね~
みるみるやせ細られ、いっそう美しくなられたものの、大変なご苦労を背負われ、宮殿でお暮らしだったのでしょう。
悲しい最期を遂げられ、不運な一生に心が痛みました。

しかしウイリアム王子が渡たされた婚約指輪は、ダイアナ妃が身につけておられたものなのですね~

王子の母を慕う胸中に思いが致り、なんだか無性に嬉しく心温まる思いがしました。

もう随分長いお付き合いの上、結ばれたお二人のようですから、きっと末長くお幸せな人生を送られ、英国の繁栄と国民の為に尽されるに違い
ありません。

何故か、私はエリザベス女王の戴冠式の映画も、今なお、脳裏に焼き付いています。
学校の推薦映画となり、学年全員で先生に引率され観に行きました。

イギリスは、若い時から、外国の中で一番憧れ、夢見た国。
実際に足も運び、観光しても、私の思いは裏切られませんでした。

どこを切り取っても絵になる美しい街並みと風景。
伝統の重みが醸し出す、気品漂う国。

今後の、益々の繁栄を願うばかりです。

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