今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

旅の思い出記 2

2011-05-10 12:32:56 | 旅行
茅野駅に到着したのが二時過ぎ。
ひとまず、荷物を置きに、ホテルへ直行することとなりました。
婿の運転する車の車窓からは、のどかな田園風景と、遥か前方には、八ヶ岳と日本アルプス連峰の神々しい姿が望めます、
ところどころで目にする桜は、気候が冷涼なため、今、八分咲き。
ロマンチックな白樺林と共に、私の旅ごころを一層浮き立たせてくれました。
    
しばらくその光景に浸るうち、車は次第に林間の車道へと入り、東急が所有する敷地の入口へ。
広大な山を二つくらい抱え、その中に私が訪れるホテルを始め、ゴルフ場、テニスコート、会員制の宿泊施設、別荘等が点在しています。
駅から三十分弱で、私のお気に入りの蓼科東急リゾートに到着です。
                                               
カラマツが主の林の中に佇む、ヨーロピアン風の気品に満ちたクラシカルな建物。
重厚な扉を抜けて中に入ると、久しぶりに戻ってきたような居心地の良さ。
なじみののホテルに幾度も訪れる魅力は、こう言ったことなのかもしれません。
ホテルマンの方から、「去年もおいで下さいましたね」と親しげに声をかけられ、感激。
更に嬉しかったのは、ホテルのギャラリーの店主さんからも。
「去年もこちらで、絵をしばらく鑑賞下さいましたね。」
ビュッフェの版画に触れて・・・
「お宅におありなんですか?」と質問され、
「とんでもありません。版画でもお高いですね~暗い印象ですから、私はあまり好きではありません」
などと、しばらく和やかな会話を交わしました。
                                               
この日はフロントでチェックインの手続きを済ませ、ホテル館ではなく、離れの山荘風のコテージに宿泊です。
そのわけは、婿のご両親の別荘で過ごしていた孫を迎え、このホテルで今宵を共に過ごす事にしたからです。
子供にとり、ホテルのお庭にすぐ踏み出せ、目の前に渓流のせせらぎのある立地は、さぞ喜ぶに違いないとの思いからでした。
その思惑は、期待以上の効果で、孫は大喜び。
存分に楽しんでくれました。
寝室がふた部屋あり、お部屋は木のぬくもりに包まれ、センス良い、落ち着いた雰囲気。
キッチンがないだけで、一軒家と全く変わりありません。
若夫婦も、コテージの雰囲気が大変気に入った様子。
私は、都会の喧騒を離れ、四季を通じて快適に暮らせる別荘地に、上質な小さな小さな家を建て、余生をのんびり暮らすことへの憧れを、
とても抱いてしまいました。
  
                                                                 
夕食までにはまだ時間が多少ありましたから、彼のご両親がお薦めの、喫茶店へと。
名前は、ハイジ。私には、何とも懐かしい名前です。私の子育ての原点。
このブログのプロフィール写真は、まさにハイジです。このことについては、いつかまた、詳しくお話しさせていただきますね。
チロル風の建物は、何ともメルヘンチックで、異国情緒たっぷり。
美智子妃殿下が、皇太子殿下とともに、お泊まりにになられたホテルとのこと。
遠くに美しい山並みを望み、白樺の木が立つ広々としたお庭で、駆け回る孫と共に遊びました。
テラスで一服しながら、小一時間位おしゃべりし、ホテルへと、また向かいました。
  
  
到着後、若夫婦はK君を私達に預け、、ホテルを後に。
その後、本館のフランス料理のレストランで、30周年記念の特別メニューの献立の美味なお料理を堪能。
但しこれは、30年前のお料理を再現とかで、旬のものがあまり使用されていず、ちょっと物足りないものがありました。
孫は豪華なお子様ランチです。
五歳にして、大変な食欲。私のお料理も随分分けてやりました。パンも二つぺロり。
そしてK君の感心なところは、親のしつけの宜しきを得てか、、小さい時から背筋も伸ばし、実にお食事のマナーが良いこと。
いつも私は、感心しています。
その後、、温泉にゆったり浸り、疲れをいやすのが、旅の正規のルートですが、私達はそれを中止。
夫は肝臓がんの手術の傷跡とインターフェロンの副作用による皮膚病を気にしてか、温泉へ行くことを憚ります。
そのため、みんな夫に合わせ、お部屋のバスを使用しました
お夕食の写真は、レストランの格調が高過ぎて、カメラを頻繁に向ける事が、とてもためらわれ、周りの目を気にしながらの撮影でした。。
                
      
               
      
                  
                 
豪華なお食事、その後の、孫相手の寛いだ心和むひと時に、大満足し、みんな揃って、安らかな眠りに就きました。
翌日から、いよいよ本格的な行動開始です。
次回にまた、この続きを・・・・・・・

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個人的な体験に過ぎませんのに、拙い長文を最後までお読み下さった方々には、恐縮に存じます。、
やっぱり寄稿文は苦手のようです。思いのほか、時間がかかり、ちょっと溜息…(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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