私が、この日記を書き上げた後に、産経の世論調査のアンケートで、民主党で一番ふさわしい総理に、小沢氏が一位になったと知り、
仰天しました。
これで下火になりかけた、小沢グループの倒閣運動の巻き返しがまた、始まったようです。
私の意見は、主婦的偏見に過ぎないのだろうか、と、自信がなくなりつつありますが・・・・・
震災後も前も、私のぶれない一貫した意見で、このブログにも、時折書いてきたことですから、反論を覚悟で載せることに致します。
菅内閣の対応が、いろいろ批判されていますが、私の眼には結果を急ぎ過ぎるのでは、との印象が否めません。
小沢氏が総理だったら、この混乱を、国民が満足いくように収束できたでしょうか。
旧自民党の金権体質と、密室主義の権化のような方が、国難に当たって、健全な意思疎通や正確な情報を提供ができるとは、とても
思えません。
今以上に、非難が激しくなっていたと思います。
これからの記述は、アンケート結果を知る前に書きあげた物です。
私の今の率直な気持ちを批判を恐れず、投稿させていただきます。
私は、菅内閣は応援するけれど、民主党は支持しません。
民主党は、国難に当たっての内部抗争で、完全に地に堕ちたと思います。
やっと、多少収まりかけて落ち着いたと思いきや、なお小沢氏が、踏み絵、血判状を連想させるかのような態度で、議員に不信任案へ
の同調を迫っていると知り、私は呆れ、やりきれない気持がしています。(この理由が、今、アンケートの結果のせいだと分かりました。)
私にとり、最悪な展開は、不信任案が成立し、内閣総辞職。そして、民主党の違う議員に総理の首がすげ替えられることです。
そんなこと、国民のだれも望んでいないでしょう。
それなら衆議院を解散すべきです。
先日の統一選挙で、民主に票を入れた人は、民主党を支持したのではなく、菅内閣にもう少し頑張らせたい、との思いからではなかったでしょうか。
不支持は、菅内閣を否定する以上に、民主党そのものを拒絶する人たちであったに違いありません
想像してみて下さい。小沢氏が総理なら、この地震と津波、原発、風評被害の混乱を、もっとうまく収束できたでしょうか。
谷垣氏なら、もっとうまくやれたでしょうか。
恐らく五十歩百歩のはずです。
東電との意思疎通が、当初うまく図れなかったり、米日の緊急事態への対応を巡る考え方の違いがあったり、他にも、いかに努力しても
不可避的な混乱や手違いがあったのは、止むを得ないことです。
私は菅内閣は、四面楚歌のような状況で、百家争鳴の意見の中、良く踏ん張り、頑張っていると思います。
不手際はいろいろあるものの、菅内閣のみが、被災者にしっかり目を向け、必死で悪戦苦闘しています。
連立を模索して、なりふり構わず行動する彼の態度にも、国をひたすら思う、彼の純粋な気持ちがよくあらわれています。
延命工作だ、とうがった見方をする人たちもいるようですが・・・・・・
自民党が、連立を拒否するのは、そうなれば、政権奪回が、がますます遅れるとの気持ちからでしょう。
小沢派の議員(一部は、決めかねて日和を伺っている感じ)始め、自民党も、他の党も、結局、政局優先で、自分たちの利権を守りたくて行動して
いるに過ぎません。
未曽有の災害に見舞われ、国難にあるこの期に及んでも、、彼らの目は、被災者に向いていません。
最悪なのが小沢グループ。
何故同じ党なのに、総理に協力し、補完体制で、内閣を盛り上げ、心を一つにして、被災者のために奮闘できないのでしょうか。
そうしていたなら、民主党の支持率は、確実に上昇していたはず。
私には、人間的に未熟で愚かな政治家達!、としか映りません。
彼らの行動は、次回の選挙で裁かれると、私は確信しています。
昨日、近所の信頼する奥様と、立ち話でしたが、しばらくお話ししました。
すっかり意気投合したのですが、菅氏は、珍しく理系出身の総理大臣だったことが、ある意味幸運なめぐり合わせである、と。
原子力への知識も、人並みではなく、非常によく理解できている方のようです。
もし文系の総理であれば、東電や官僚に丸め込まれ、もっと混乱していたかもしれない、と。
更に、極端な物いいですが、原発の破壊が、日本で起きて良かった、と。
冠たる科学技術を持つ文明国の日本が、今、試されているのでは、と。
その通りかもしれない、と、私も、つくづく思いました。
日本で起きたからこそ、私達も世界中の人も、絶望しないで、日常の生活をいつもと変わらず送りながら、経過を見ていられます。
日本だからこそ乗り越えられ、迅速に復興し、海外の信頼が、今後益々厚くなると、私は信じます。
そして、グランドデザインの下、新しい国として蘇り、災害対策、エネルギーの開発はじめあらゆる面で、他の国の模範となるに違いありません。
高い志の目標に向かってまい進し、菅氏には、そのレールを、おおまかでも敷いてほしい、と。
もう言葉尻や、不手際をいちいちを取り上げ、糾弾し、数カ月でう総理を替える、過去の醜態をまた繰り返すのだけは止めてほしい、と
心から願います。
いまでも連立を願う気持ちには、私は変わりありません。
菅氏は、もう民主党への未練はないでしょう。
連立を組めたなら、復興対策とともに、政治の枠組みを大転換する政治改革も、断行すべきです。
今の政治は、生まれ変わり、ゼロから出直さない限り、国民の信頼を取り戻すことは、もうできないでしょう。
義援金は、煩雑な手続きがあり、被災者のごく一部に、数十万渡されたにすぎないようですね。
そのため、自治体では、直接寄せられた義援金を、一時見舞金の名目で渡すところもあるようです。
身ぐるみはがされた人達が数十万の援助で、今後何ができると言うのでしょうか。
本当に心が痛みます。
私は、なにやかやと多忙で、家計簿の先月の締めが遅れ、まだ四月の寄付を実行していませんでした。
三月に引き続き、今週、今月分一万円位は、必ず振り込もうと思います。
日本赤十字社と中央共同募金で2100億程度の義援金が集まったようですが、夥しい被災者の数を思うと、とても彼らの生活を支援するには
足りないでしょう。
このような災害では、募金も継続が大切、と心から思います。
たとえ、千円でも、、五百万人の人達が寄付すれが、五十億になります。
ささやかでも、無力な私達に実行できることを、今後も、頑張って続けてまいりましょう。
今日もご訪問有難うございました。