今日は、城南宮の枝垂れ桜を観に来ましたが、満開を過ぎ散り始めの状態でした。天気と相談しながらになるので若干
タイミングがずれました。 今シーズン最後の桜です。
雲の流れを見ながら行ったのですが、この時は、まだ太陽が雲に隠れておりました。
枝垂れ梅の新芽です。
三月に来たときの梅は眼を見張る美しさでしたが、また来年の為に新芽を育てておりました。
梅の変わりに山吹やツツジが彩りを添えております。
藤棚に咲いてたので藤の花と思い近づいてみましたが、別の花でした。
本殿北側の椿は満開でした。
水辺には、あやめが良く似合います。
平安の庭です。
池から新しい水路を引いておられました。
4月29日と11月3日 午後2時からこの庭園で曲水の宴が行われます。
平安の庭を出て道を挟んで南側に室町の庭が広がって
おります。
池泉廻遊式の庭園が室町の庭で、南側の芝生が広がる庭が、桃山の庭です。
立派な五葉松が、亀のように見えます。
まだ、この時点でも太陽が現れず、いまいち色がくすんで見えます。
餌も持ってないのに申し訳ないくらい集まって来てくれました。
やっとこの辺から日が照りだしてくれました。
珍しい三角の灯籠です。 清水の成就院さんにも三角の灯籠がありました。
室町・桃山と庭園を廻り杜若の小川を抜けると最後が枯山水の城南離宮の庭になります。ここを抜けると出口です。
庭園出口の向かいに有る唐渡天満宮
退蔵院を後にして、広い境内を散策し特別公開中の大法院に向かいました。
鐘楼と霊雲院の五本線の土塀
瓦の一つ一つに菊の御紋が彫られている徹底振りです。
大法院の特別公開は、新緑の今の時期と秋の紅葉のシーズンだと思います。
行かれる前には、ご確認ください。 妙心寺 075-461-5162
大法院は信州の松代藩主であった真田信之(幸村の兄)の菩提寺で、信之の遺命で、孫娘・長姫が、淡道宗廉
(転大法輪禅師)を開祖として1625年に創建されました。
客殿に入る前の坪庭
客殿を囲むようにして広がる庭は、「露地庭園」といわれており、「露地」とは茶室に付随する庭のことで、仏教でいうとこ
ろの「清浄世界」を表しているもので、幽玄の趣を醸しだす演出となっております。
「且坐喫茶(しゃざ きっさ)」 まあ、座ってお茶でも召し上がれ。大法院の庭を眺めながら一服のお茶を飲むゆとり。
「且坐喫茶(しゃざ きっさ)」 とは、お茶でも飲んでゆっくりしていってください。という禅の言葉です。
大法院は、拝観料の中にお茶菓子とお抹茶が含まれております。
客殿から茶室 有燐軒
茶室 有燐軒 孔子の論語に由来し有燐軒と名付けられて居るが
「徳不 孤必有燐」「徳は孤ならず必ず隣有り」に依っております。
茶室からの景色 紐でくくられた石が気になったのですが、聞く方が居られませんでした。
何の樹か分かりませんでした。
大法院に入ってすぐ左手にある墓所の入り口
紅葉の新芽もあと一週間で緑色になります。
灯台躑躅 (ドウダンツツジ)「満天星」