晴天の嵐山渡月橋、桜もほぼ満開の状態でした。週末には桜吹雪が観られると思います。
京都五山の第一位であるこの寺は、霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)といい、1239年に吉野で
不遇の中に崩御された後醍醐天皇を慰めるために、足利尊氏が高僧夢窓国師を開山として、嵐山を背景とする亀山離宮
を禅寺にあらためたのがはじまりです。
天皇が幼少の頃を修学に過ごされた地に、敵味方の別なく南北両朝の戦死者の英霊を慰めること、「怨親平等の精神」
もこの寺の開創の目的であったそうです。
参道を進み正面一番最初に見えるのが、雲龍図が天井に描かれている法堂です。その左手(南側)友雲庵です。
法堂右手(北側)の神社は、航空関係の安全を願う社です。
左手、大方丈は庭園参拝受付が有り、右手庫裏には本堂の参拝受付があります。
法堂天井の『雲龍図』法堂は禅宗の七堂伽藍のひとつで、住職が仏法を説く空間です。
天井雲龍図は直径9mの円形枠いっぱいに、躍動しております。法堂は、特別拝観で別料金が500円が掛かります。
庫裏を入ったところの、達磨大師
庭園拝観入り口の鬼瓦
方丈北側の石庭とツツジ
今回は、曹源池から逆時計回りで拝観してきました。
方丈庭園 夢窓国師による庭園(曹源池)は、国の史跡・特別名勝第一号に指定され、1994年世界文化遺産に登録さ
れました。
方丈の襖絵
書院から多宝殿に向かう渡り廊下
渡り廊下前の木瓜(ぼけ)の花
多宝殿の枝垂桜
多宝殿の梅の新芽
多宝殿
山茱萸 さんしゅゆ (水木ーみずき科)
海堂桜
源平枝垂八重桃
木瓜
三つ葉ツツジ
椿
雪柳
木瓜
望京の丘より庫裏の屋根です。
連翹
参拝コースを一周してまいり、方丈と山吹