真言宗醍醐派の総本山
醍醐寺は弘法大師の孫弟子の聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の
霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まります。
この枝垂桜は、霊宝館の南側の護摩道場の前の物です。
護摩道場
霊宝館の白壁
三宝院の枝垂桜
現在の三宝院は1598年、豊臣秀吉により再建されたもので、庭園は秀吉が設計した桃山時代を代表する庭園です。
庭園及び表書院は、撮影禁止のため写真は、パンフレットのものです。
左手が三宝院で正面が西大門で金堂・五重塔の入り口にあたります。
霊宝館の枝垂桜
西大門 1605年豊臣秀頼の再建
仁王像は、平安後期1134年仏師勢増・仁増の造立。西大門は通称仁王門とも呼ばれております。
金堂から見た仁王門 秋には両サイドを紅葉が彩ります。
金堂(国宝)醍醐天皇の御願により、926年に創建され、当時は釈迦堂言われておりましたが、二度焼失し豊臣秀頼の
時代に和歌山から移築完成しました。
この金堂が、醍醐寺の中心のお堂で、薬師如来坐像が御本尊として安置されております。
五重塔 平安時代(国宝)
醍醐天皇のご冥福を祈るために朱雀天皇が起工、村上天皇の天暦5年(951)に完成しま
した。京都府下最古の建造物で内部の壁画は、日本密教絵画の源流をなすものといわれ
ています。
高さ約、38メートルで屋根の上の相輪は13メートルあります。
清瀧宮本殿(せいりゅうぐう) 醍醐寺の鎮守社。1097年最初に建立され上醍醐より分身を移し祀ってありましたが、
現在の社殿は1517年に再建されたものです。
弁天堂 紅葉やイチョウが色づく季節には朱塗りの弁天堂が水面とよく合う紅葉の名所です。 お堂には、音楽や学芸・
知識の女神の弁財天が祀られております。
新緑の紅葉、この時期が一番綺麗な黄緑をしております。
弁天池と大講堂
馬酔木(あせび)