Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

心地よイタリア語(パリ)

2015-03-08 22:35:17 | フランス
今日もお天気が今一つ。
雨が降りそうなやみそうな・・それにしても2週続けての悪天候の休日は好きくない。
洗濯物は室内干し。お布団は干せないし。

でも、定期巡回の野良ちゃんをみつけて一安心。隣のおっちゃんの言っていた謎の生息動物はどうも通過していったような気配だからね。
まあ、だらだらと一日を過ごしてしまった気はしますです。

○12月30日(火)

おパリの散歩も終わり、無事宿に到着・・だったのですが、無事者なかったのはお宿の方。
なんと、清掃が入っていません。

フロントに文句をいうと、清掃の人物はもう帰ってしまったらしく、部屋を移ってくれとのこと。
まあ、隣の部屋だからよいけど・・同じような狭さの部屋だったけどね。

とりあえず、移動してそのあと、PCで作業しようと思ったら・・あまり調子がよくない。
この前も、夏旅行中になんだか調子がわるくなりかけたことがあるけれども、セキュリティーの問題かなあ。
PC事態は昨年購入したものだからバージョンはそんなに古くはないと思うしね。

取り急ぎ、セットアップの仕方を画像に収めておかないと・・


こういう時には多数、端末を持っていたほうがよいのだと実感いたしました。


そんなことをごちょごちょやっていたら、あらあら出かける時間になってしまいました。

今晩の目的地はお初の場所・・遅れるのもやだったので早めに出かけて、近くで軽く夕食でもと思ったのですが、どうもそこまでのゆとりも気力もなさそうです。

改装工事中のシャトレレアールChâtelet - Les Hallesでメトロに乗り換えてゆきます。


どんな雰囲気のところなのか・・ちょっと不安になりながら向かいます。
だって、あまりお上品と言えない地区だと思っているからです。案の定、メトロの駅では下車するお客さんの大半が若者です。

たどり着いたのは、バスティーユ広場Place de la Bastilleです。


もう、すっかり日が暮れてしまっているのであたりの雰囲気はわかりませんが。移動遊園地が来ているようで若者たちの嬌声が響いています。

kおばちゃんの目的地は、移動遊園地じゃなくてこちらの建物です。


さっきまでいたアラブ世界研究所からは橋を渡って・・そんなに遠くないのですけれども、着替えもあっていったんお宿にもどったのであります。

こちらの建物はオペラ座です。有名なのはオペラ・ガルニエPalais Garnier。こちらはオペラ・バスティーユL'Opéra de la Bastilleです。
ガルニエのほうが、古典バレエなどの公演が主で、こちらがそのほかの一般的な公演が多い・・という解釈でkおばちゃんはいるのですけれどね。

今回の泥縄旅行で、唯一オペラを鑑賞できる機会が今日しかなかったのです。というか昨日は売りきれでした。
今日のチケットだって、kおばちゃんしては清水の舞台級の値段なんですけれども、唯一のチャンスだったので舞台から飛び降りました。

遅刻しないで到着したものの。。ちょっと早すぎた?軽食をいただく場所でもあるかな・・と思ったのですが、ありません。
しょうがないので、売店を眺めたり、ワインをいただいたりして時間をつぶしました。


コート預けの場所がわからず・・とりあえず席に持って入ってしまいましたが、なんだか皆さんもそんな感じです。
ただ、プログラムの売り子の呼び声が独特で面白かったです、すごく早口で「プログラム、プログラム、プログラム、プログラム!」と叫ぶのです。まるで八百屋さんや魚屋さんのの売り声みたいです。

とにかく座りたくて入場しました。


今日の演目はこちら「ボエームLa Bohème」です。


こちらの作品は、たしか舞台はパリのはず・・それも、kおばちゃんの滞在してるカルチエ・ラタンのあたりです。
ただし・・プッチーニPucciniの作品で彼はイタリア人・・なのでイタリア語の作品です。

今日も満席でしょうか?kおばちゃんがチケットを買った一週間前でも残りが少なかったですけれども。


kおばちゃんの前の席ががら空き・・でしたが開演前にどやどやっとやってきました。団体さん?


ごらんの通り、結構前の席で、お値段もそこそなのですが皆さんの服装はいたってカジュアル。ドイツ語圏のオペラ座では考えられないかもしれませんね。

イタリア語上演でも、ちゃんとフランス語の字幕はでるようです。開演前の注意は各国語ですけれども。


せっかく楽しみにしていたのに・・肝心のところで睡魔と闘っていたkおばちゃんです。
イタリア語の響きがまるで子守唄のように襲います。2幕目のにぎやかなシーンでも容赦ありません。知らないオペラじゃないし・・と鷹をくくっていたのですが、脳波が停止しています。

まあ、切った張った、殺した・・とかいうドラマチックな内容ではないのでしょうがないですね。演出もとってもオーソドックス。
美しいアンサンブルも・・困ったことに心地よかったこと。

それでも「古い外套よ・・」はばっちり聞かせていただきました。相変わらず病で死ぬのに・・よく歌えるよ・・とかいう突込みはなしでね。

無事終了です。満場の拍手です。



Mark Elder   Conductor
Jonathan Miller   Stage director
Dante Ferretti  Sets
Gabriella Pescucci  Costumes
Guido Levi   Lighting
José Luis Basso   Choruses master

Nicole Cabell  Mimi
Mariangela Sicilia   Musetta
Abdellah Lasri  Rodolfo
Tassis Christoyannis   Marcello
Simone Del Savio   Schaunard
Ante Jerkunica   Colline
Bruno Lazzaretti   Benoît
Francis Dudziak   Alcindoro
Paris Opera Orchestra and Chorus
COPRODUCTION with thE TEATRO COMUNALE, FLORENCE

今日がこのシーズンの千秋楽だったようです。


ミミ役のNicole Cabellさん。


私的にはムゼッタさんのほうが好きです。Mariangela Siciliaさんでした。キャラクター的にもね。


皆さんお疲れさまでした。
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往年の・・(パリ)

2015-03-06 19:12:58 | フランス
今日は暖かさも一休み・・といったところでしょうか。でも、花粉は飛んでいる。
夕べは久しぶりにご機嫌さんで、帰ったら・・・結局明かりを付けたまま寝てしまって、目が覚めたら明るかった。
で、一瞬『あー今日は時間を気にしなくて良いんだ!!』と思ったものの、いや、待てよ?
部屋の明かりがつけっぱなし・・ということは、昨日酔っ払って寝たんだからそれは木曜。ということは翌日は金曜日!あら、起きなきゃ!と大慌てです。

まあ、その前に、明かりで目が覚める前になんと『足がつる』ということになってしまったのです。
これって心臓がつったら心筋梗塞だよね・・なんて思ったりして。

ころっといければそれも良いかと思う日々です。


○12月30日(火)

さて、お昼もいただいたし・・といってもちょっと時間はずれかな??でも、一応今日のご予定は夜まで開いています。
どうすんべー。

右岸に行く?いえいえ、そんな気力がありません。
すっかりへたれになっているkおばちゃん。

ぼちぼちと歩いてとりあえずお宿に戻る事にしました。
来る時はムフタールから下ってきた・・のだけれども、途中までは一緒でいいのかな・・と歩きます。

町並みを見ながら・・といっても、右岸とちがって極普通の『街角』です。
でも、こんなお店をみつけました。


『la Maison de la Musique』音楽の館・・とでも言うのでしょうか?

ちょいとボケてちますが・・ピアノ屋さん・・というか鍵盤楽器屋さんのようです。


Hammという名前のお店のようです。こちらのサイトのほうがわかり易いかな?

ということで、少々来た道からそれることにしました。
まあ、少々遠回りでも来た道を再びとおるよりは・・ということなのですけれどね。

ふたたびぷらぷら, rue des Écolesを歩いていたら・・映画館発見!Le Desperadoという映画館のようです。


やっている映画は往年の名画のようですけれども、見にきている人たちも『往年の』と言うのがぴったりの世代ばかりのようです。どうやら、古いアメリカ映画専門の映画館のようです。アクションスクールもやってるのでしょうか?

で、細道好きなkおばちゃん、適当に曲がって見ました。


なんだか良い雰囲気の蔦のからまるお店発見!
どうやらレストランのようですが・・今のkおばちゃんにはお呼びでないか・・


お値段も良い感じでkおばちゃんにも手が届きそうです。

ちょっと雰囲気があって良いな・・とおもって画像にだけは納めて見ました。


で、お得意の後で調べて見ました。
restaurant Le Coupe-Chouレストラン・クーペ・シュルジュとでもよむのでしょうか?
けっこうある意味有名なレストランのようです。ある意味というのはミシュランの星があるとかじゃなくてのいみですけれどね。
ここによるとビートルズやマレネ・デートリッヒ、ブリジット·バルドー等など有名人の名前がざっくざっく出てきます。
そしてこの誰もが、ここに静けさを求めてやって来たような気がします。

これぞ往年の・・隠れ家的なレストランだったんですね。
残念ながらkおばちゃんのようなお一人様はお呼びじゃないかもですね。

このあと調子こいて細道を行ったら・・どん詰まり。しかたなく引き返したkおばちゃんです。
どうもパリ大学の一角だったようです。

こんなプレートもありました。


クロード・ベルナールClaude Bernard生理学者で医者だったそうで・・一般的に有名なのは『パスツールと共に低温殺菌法の実験を行った』ということだそうですね。
彼の研究室が 1847年から彼の死の時1878年までここにあったようです。

ちょっと回り道をしてしまったけれど、無事にパンテオンさまのところにやってまいりました。


さ、お宿に戻って一休みしましょ。
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カフェでアラビアン(パリ)

2015-03-05 18:46:43 | フランス
やっぱり来てしまっている花粉症。
これは季節が替わらないとダメね。

抱え込んでいる課題もいっぱいあるので憂鬱な気分が続いていてい健康上よろしくないですね。

困ったものです。

○12月30日

さて、アラブ文化研究所の見学を一通り終えたkおばちゃんですが、丁度お昼を過ぎたころ。
お腹が空きました。

実は、この建物の最上階にレストランがあるとは聞いていたのでそこでランチでもと思ったのですが、満席。
当然です、ご予約が必要なよう立派なレストラン。お一人さまにはちょっと敷居が高かった。

冬ですのでテラス席なんかも当然ありません。

同じフロアーにセルフのカフェテリアもありましたが、覗いて見てちょっとね・・と思ってしまったのです。
ゼイタクものですね。

いえ、今晩もご予定があるので、お昼はしっかり頂きたかったのです。
しょうがない・・他の場所で食べるか・・と下に降りました。

建物の出口に向う途中ふと、右奥をみるとなにやらカフェのようのあのが見えました。のぞいてみようかしら・・入り口のメニューをみたらまあまあそうです。

どうも、なかはカジュアルなレストランとカフェが合体したようなつくりです。ちょっとスノッブな感じもしますけれどね。
入り口で案内を待っていたら、食事かお茶かきかれたので、食事と答えると、テーブル席に案内されました。

メニューはこんな感じでした。


甘い物も揃っていますね。


日本式の1階です。お客さんもカジュアルです。


kおばちゃんが頼んだのはこんなもの。


8ッ種類のアラビアンお皿です。
本当は、アラビアンはお酒を飲まないのでしょうが、ここはおフランス。ワインを頂きました。

甘い物は散々迷ったのですが、お口直しにコーヒーだけいただきました。


お勘定はこんなかんじで25ユーロ弱ですね。ま、おパリじゃしかたありません。上のレストランだとこの倍はしますからね。

食事も終えて・・さて、そろそろ外に出ましょうか・・とおもったらスケベ根性がでて、もう一度上に上がって、景色を堪能したり、地下にもぐって他の展示をみたり、おトイレによったりぐづぐづしてようやく外にでました。

外に出て、そういえば来る時に気になった建物にはいることにしました。それがこちら。


なんだかテントがはってあったのですよね。

来る時に覗いたときは・・殆どお客さんが・・まばらだったんです。こんな風に。


お昼も大分過ぎた時間だったためか、かなり混んでました。覗いて見ます。


モロッコ特集展をやっていたから・・モロッコのテントですね。

モロッコの物品も実演販売しています。


こんなスリッパいいな・・と思ったのですが、なにぶんにアラブ世界。値段標示がありません。交渉するの?


メンドクサイ・・とおもって見るだけにしました。

その代わりお茶をすることに。こちらでセルフでお買い上げです。


なかなか混んでいます。


ボケてしまいましたが、高い所からお茶を注ぎます。


ついでにお菓子もいただきました。まるでトルコのお菓子とチャイのような感じ。まあ、トルコもアラブ圏ですからね。
お値段はこんな感じだったのかな。


民族風?音楽の生演奏もありました。


kおばちゃんのお隣のテーブルに座っていた青年達はモロッコ系?なのでしょうか、みんなで乗り乗り。そのうちの一人は前で踊りだしてしまいました。


本とに楽しそう。楽団の人達ともおしゃべりしたり、お茶菓子を大量に買い込んだり・・とね。

はからずもkおばちゃんはこちらでデザートをいただくことが出きて満足でした。

さ、帰りましょう。それにしてもこの建物も素敵なデザインですよね。


あらあら、さっきよりも更に人がふえてます。これは建てものに入るための手に持つ検査を受ける列。


この検査をうけなければ建物に入れないので、事前にチケットを持っていても並ばなきゃいけないのよね。
午前中に入っておいて良かった・・と思ったkおばちゃんです。

さて・・このあとどうしよう。





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パリの屋根の上(パリ)

2015-03-04 18:02:11 | フランス
ここのところ庭に猫が出没しないと思っていたら・・なんだか別の動物が住みついているのでは?と隣のおっちゃんに言われてしまった。

あらまあ・・です。

そういえばここのところカエルの声も聞こえないし・・どうやら雑食性の動物で何でも食べちゃうらしい。さてどうしたものか・・


○12月30日(火)

ざっくりとですけれども、一応アラブ世界研究所Institut du monde arabeの博物館部門の見学を終えました。

さて、kおばちゃんがここにやって来たのはもう一つ目的があったのです。
そう、△カと煙は高い所登る・・ってやつです。

この建物の屋上に登ろうと思ったのであります。登るだけだったら、入り口の手に持つ検査さえ済ませれば博物館の入場料なんか払わなくても良いのですが、ついでに『アラブの文化』とやらも覗いて見たかったので見学しました。

なるほど・・こんな眺めなんですね。昨日昇りそびれたノートルダムが見えます。


手前に見えるのはトゥルネル橋Pont de la Tournelleだと思います。渡った先はサン=ルイ島île Saint-Loui。

そのサン=ルイ島の先にみえるマレ寺院 Temple du Marais かな?


こちらはさらに上流の眺め。リヨン駅Paris-Gare de Lyonがあるのはこっちの方向かな?


ノートルダムの向こうに見える丸屋根はどこだろう・・


なんて考えてもわかりません。

こちらの方角にみなさんカメラを向けてらっしゃいます。何があるのかな・・他には・・


右側をアップにして見ました。


更に拡大すると・・あ、あれはモンマルトル寺院ですね。


ちょこんと白い寺院がみえました。

セーヌ川に面した屋上テラスのようになっていては開放されていますが、反対側は建物内部なのであちら側の眺めはどうかしら・・と思いましたが、ガラス越しに見えます。


左側にちょこんと出ているのは・・朝通った修復中のパンテオンのドームでしょうね。
そして左側のチョコンと出ているのは・・

そう、エッフェル塔ですね。


それにしても・・右岸と違ってなんという屋根の上の煙突群なんでしょう。
あの一本にポンにサンタクロースが入ったら大変ですね。

さらに拡大して見ると・・エッフェル塔の左手前にみえるのは・・きっと昨日kおばちゃんが訪問したアンバリッドのお堂ですね。


そしてエッフェル塔の右奥の向こうには『小山』のようなモノが見えます。
あれはサン·ジェルマンアンレーの森Forêt de Saint-Germain-en-Layeと呼ばれるところでしょうか?
サン·ジェルマンアンレーは作曲家ドビュッシーが生まれたところだそうで・・いつか行って見たいと思ったkおばちゃんです。

それにしても、おパリの屋根の上が煙突がいっぱいですね。
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美しさの表現(パリ)

2015-03-03 19:01:15 | フランス
今日も花粉が舞い飛んでいるようで薬は服用しているのだけれども、お鼻がグジュグジュであります。
朝のラジオを聴いていたら、70歳にして初めて花粉症と診断されてショックだったと言う方の投稿があったのだけれども、何とうらやましい。

kおばちゃんなん青春時代から引きずっております。
コーコー生の春休み、友だちのおうちに遊びに行って・・やたらとくしゃみが出て、空気が悪い?と窓をあけたらよけいひどくなった・・なんじゃこれは・・というのが最初の記憶です。
それ以来のお付合いですからね。困ったものです。

早くと降りすぎてくれないかな・・

○12月30日(火)

アラブ世界研究所Institut du monde arabe معهد العالم العربيの博物館の見学を続けるkおばちゃんですが、かなり駆け足状態ですけどね。

交易品としてはこのような絨毯のようなものや、


絵付けタイルなんかも珍重されたのでしょうね。


そんな展開からか・・何故か服飾品に展示が代わって行きます。


結構ゴージャスですが・・これは男性用?


剣のついたベルトもありました。


その先にはぐっとエレガントが布が・・


この織物は、とても薄いです。可愛い。


そしてとても美しく、豪華ですね。


このデザインからもわかるように、女性用のコーナーです。


通常、アラブ女性はイスラム教ということもあり、このようなブルカや『niqab نقاب 』と呼ばれるベールでかおまですっぽりと包み隠してますよね。


そして多くの地域では真っ黒なだぶだぶの着衣で足先までかくしてしまっています。
外の人間には、中味の女性がどんな風体かまったくわかりませんよね。
これも、イスラムの教えの一つ出・・男性を惑わせないようにということなのでしょうけれども、そのベールの下がどうなっているのか・・

そんな中でも、女性は美しさを表現しているたいです。

このような美しい布が使われているとは・・


ボケてますが・・このようなシフォンの着衣があの下に隠れていたら・・それは惑わされてしまいますね。


kおばちゃんもストールとして使いたいくらいです。


ただ、装飾品というかアクセサリーの類はあまり派手目ではないような気がします。


宝石や金銀はその『対価』としての価値だけで、デザインや見た目の美しさの付加価値は,アラブの世界には価値のない物なのかもしれません。
以前、トルコで疑問に思って調べたら、イスラムの花嫁の持参金として持って行く宝石や金銀はその代々受け継がれるものではなくて、換金されてしまうとうことでしたからね。

西洋の女性のように見た目の美しさの付加価値を求めるのとちょっと違うのだなと思いました。

その大きさと重さが価値として認められているのかな・・と思いました。


美にたいする考え方も、ちょっと違うのがアラブ世界かもしれませんね。

最後は・・音楽というか楽器のコーナーでした。

タンバリンの元祖のようなたたく楽器。


これもそうですよね。でもなんだ日本の鼓の遠い親戚のようなきもします。


こちらはコブラ使い・・ではありませんが、吹く楽器です。


まるでリュートのような楽器。きっとこちらがルーツでしょう。


こちらも弾く楽器。ツィンバロムに良く似ています。同じ流れなのでしょうね。


ざっくりと、アラブの文化にふれた気になっているkおばちゃんです。
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宗教誕生の場所(パリ)

2015-03-02 18:00:45 | フランス
確実に暖かくはなっているんだけど・・花粉も飛んでいるようで困ったkおばちゃんです。

ここのところ通信費を見直そうかとあれこれ考えているのだけれど、今時の契約って2年縛りとか当たり前になっちゃてて困るのよね。
そんな2年先まで現状が続くとは思えないし。

現在使っているwi-fi使用の契約が、もっと速度が速くなりますよー、ちょっぴり利用料金上がりますよーとやたらとお知らせが来るのだけれど、現在スマホと別会社の契約にしてるんだけどこれを一つにまとめちゃおうかと持ったりもシテ入る。

別々にしているのは、万が一何かあったときに一つの手建だけのルートだと不安・・と言うのもあったのだけれども、結局何処かの会社の基地局を使ってるんだったら一緒か・・とか思ったりして。

さて、どうしましょうね。

○12月30日(火)

アラブ世界研究所Institut du monde arabe معهد العالم العربي
に到着したkおばちゃん。

さて、まずは中に入ってチケットを買わないと。
この建物、チケットを購入する前、つまり建物に入るところで手に持つ検査があります。あらまあ、厳重な事。
kおばちゃんが到着した時はそれほど混雑してなかったからすんなり建物の中にはいれました。

中でチケットを購入。特別展も進められたけれど・・一応お断り。

展示室は上の階のようで、エレベーターで進みます。

このアラブ世界研究所にはアラブ文化の博物館があるのでそれまずは見学です。アラブ・・というのは地域名でしょうかね。


大まかに言うとアラビア半島 شبه الجزيرة العربية‎で、アジアとアフリカを繋ぐ場所。その殆どは乾燥地帯でしょうか。

だからこんな出土品も。ラクダですよね。


ギリシャとの交流もあったのでしょう。


展示物のなかでkおばちゃんの興味をひいたのはこれ。


なんか天使の羽・・のような感じですが大違い。カバの皮の盾bouclier en peau d'hippopotameですって。
あんなところにカバがいたのかしら?

なんだか日本の道祖神にもつながるような・・ただしラクダに乗ってますけどね。


見学者が沢山いたのはこちらのコーナー


キリスト教関係でしょう。初期のキリスト教?


これは・・聖母マリア昇天の図?でしょうか。


なんだったかな・・


考えて見ればアラビア半島の南の方は各宗教の聖地となっていますよね。
特に現在のエルサレムの旧市街はユダヤ教・イスラム教・キリスト教の聖地とされているとか。
ざっくりkおばちゃんが考えてしまうのは・・もとは一つということじゃないかとね。
それが解釈者の違いなどから別れてしまったのが現実じゃないかと思うのであります。

自然環境の厳しい地帯を背景にもち、また各文明の洗礼をうけるような場所で、精神文化が花開く・・と言う事じゃないかとは思いますが、現在の状況をみると『ルーツの同じ宗教』とはとても思えない状態になってしまっていて残念ですね。

モザイクもあります。


教会を描いているのでしょうね。

文字文化もどの宗教もありますよね。


美しい装飾で飾られているのはそれほど古いものではないような気もします。


これはイスラム法典??わかりません。


こちらは交易の証?でしょうか。価値観を統一するものは宗教だけではありませんよね。


そして・・それをきちんと計るものも必要となってくるのでしょう。


『金』ほどつよい統一価値観が宗教には発生しなかったんでしょうかね。
ルーツは同じだとおもうのですけれども。
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ムフタールを下って(パリ)

2015-03-01 18:55:48 | フランス
今日は予報通りの大雨。

ここのところ、日曜日はお天気が悪いのよね。いやになってしまいますね。
少し暖かくはなっているからまだよいのだけれど、休みの日に干したいものがお日様にさらせないのは残念。

しかも来週はちょっと忙しいし・・

元気の良いのは庭のカエルだけ。どもう恋のきせつのようです。

○12月30日(火)

一休みしたkおばちゃん。さて・・そろそろ腰を上げないとね。


人通りもさっきよりは多くなってきたみたいです。

一休みしたのはこちら・・です。


向かい側にはお肉屋さん。


鶏肉がおいしそうに焦げてゆきます。

調理担当はこのおっさん・・え、kおばちゃんよりは若そうだからお兄さんか。


さっきよりはずいぶんと人通りが多くなってきました。


買い出しに出てきたお客さん・・ばかりじゃありませんね。よく見たらさっきの肉屋のおっちゃんも映ってます。どこ行くんだろう・・


この通りでも日本の鉄瓶が・・こちらで紅茶を入れて飲むのには人気のようですね。


コントレスカルプ広場Place de Contrescarpeまでやってきました。


さて、お次に目指すのはあっちの方向ね。カルディナル・ルモワーヌ通りRue de Cardinal Lemoineを下って・・

途中でこんなところを発見。お料理教室でしょうね、


いつか宝くじでも当たって、ゆっくりおパリに滞在できるようになったら体験してみたいですね。
貧乏な今は無理。おフランス料理をいただくにも・・お財布の中身を確認していますからね。

ようやくたどり着いたのはここです。


右側のマークでもわかる通り・・ここはおフランス語の世界ではありません。


アラブ世界研究所Institut du monde arabe معهد العالم العربي

あんな事件の起きる前のことでしたからね。
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