Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

美しさの表現(パリ)

2015-03-03 19:01:15 | フランス
今日も花粉が舞い飛んでいるようで薬は服用しているのだけれども、お鼻がグジュグジュであります。
朝のラジオを聴いていたら、70歳にして初めて花粉症と診断されてショックだったと言う方の投稿があったのだけれども、何とうらやましい。

kおばちゃんなん青春時代から引きずっております。
コーコー生の春休み、友だちのおうちに遊びに行って・・やたらとくしゃみが出て、空気が悪い?と窓をあけたらよけいひどくなった・・なんじゃこれは・・というのが最初の記憶です。
それ以来のお付合いですからね。困ったものです。

早くと降りすぎてくれないかな・・

○12月30日(火)

アラブ世界研究所Institut du monde arabe معهد العالم العربيの博物館の見学を続けるkおばちゃんですが、かなり駆け足状態ですけどね。

交易品としてはこのような絨毯のようなものや、


絵付けタイルなんかも珍重されたのでしょうね。


そんな展開からか・・何故か服飾品に展示が代わって行きます。


結構ゴージャスですが・・これは男性用?


剣のついたベルトもありました。


その先にはぐっとエレガントが布が・・


この織物は、とても薄いです。可愛い。


そしてとても美しく、豪華ですね。


このデザインからもわかるように、女性用のコーナーです。


通常、アラブ女性はイスラム教ということもあり、このようなブルカや『niqab نقاب 』と呼ばれるベールでかおまですっぽりと包み隠してますよね。


そして多くの地域では真っ黒なだぶだぶの着衣で足先までかくしてしまっています。
外の人間には、中味の女性がどんな風体かまったくわかりませんよね。
これも、イスラムの教えの一つ出・・男性を惑わせないようにということなのでしょうけれども、そのベールの下がどうなっているのか・・

そんな中でも、女性は美しさを表現しているたいです。

このような美しい布が使われているとは・・


ボケてますが・・このようなシフォンの着衣があの下に隠れていたら・・それは惑わされてしまいますね。


kおばちゃんもストールとして使いたいくらいです。


ただ、装飾品というかアクセサリーの類はあまり派手目ではないような気がします。


宝石や金銀はその『対価』としての価値だけで、デザインや見た目の美しさの付加価値は,アラブの世界には価値のない物なのかもしれません。
以前、トルコで疑問に思って調べたら、イスラムの花嫁の持参金として持って行く宝石や金銀はその代々受け継がれるものではなくて、換金されてしまうとうことでしたからね。

西洋の女性のように見た目の美しさの付加価値を求めるのとちょっと違うのだなと思いました。

その大きさと重さが価値として認められているのかな・・と思いました。


美にたいする考え方も、ちょっと違うのがアラブ世界かもしれませんね。

最後は・・音楽というか楽器のコーナーでした。

タンバリンの元祖のようなたたく楽器。


これもそうですよね。でもなんだ日本の鼓の遠い親戚のようなきもします。


こちらはコブラ使い・・ではありませんが、吹く楽器です。


まるでリュートのような楽器。きっとこちらがルーツでしょう。


こちらも弾く楽器。ツィンバロムに良く似ています。同じ流れなのでしょうね。


ざっくりと、アラブの文化にふれた気になっているkおばちゃんです。
コメント
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