Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

皆で夕食(カルカン)

2010-01-29 21:20:42 | トルコ
今日は東海道新幹線が架線事故で止まってしまったとか。
kおばちゃんも、かなり以前だけど新幹線に缶詰にされたことがある。

東京駅を出て、10分もしないうちだったかな。新横浜との間で足止め。
あのときは、出稼ぎに向う途中であせった。
結局1時間くらい止まっただけですんだけど、あの時はバラで出かけたはずのメンバーが結局みんな引っかかって・・危険回避にならなかったんだよね。
新幹線は数珠繋ぎで走ってるから一つひっかかると、次ぎの駅で停車・・と言う訳に行かないんだというのを思い知ったのでした。

日本の電車のダイヤなんて過密すぎるでしょうからね。

会場まで必死で駆けつけたら、皆事情が分かっていてなんとかなった・・のを思い出しました。

ま、何事にも『これじゃなきゃ』とか『コレしか』とかおもっちゃいけないってことね。

○12月29日(火)

お夕食に呼ばれた(ホントの意味で)kおばちゃん。マネージャー氏にくっついてゆくと・・プールサイドにテーブルがしつらえてあった。あらあら・・今は冬ですよ。
ああ、ここのホテルで頂くのね。kおばちゃんはてっきり彼女のうちへ出かけるのかと思っていたのよね。


kおばちゃんの顔を見て『中の方が良いですか?』と聞くので、『ええ、お願いね。』と室内のテーブルに変えてもらった。
いくら、暖かいところといってもね・・
まあ、西洋人はお外の空気を吸いながらお食事するのがすきですから、きっとそれにあわせたンでしょうね。

で、室内に運んでもらったテーブルセットが冒頭の画像です。ダイニング・・なんかじゃなくってキッチンですね。
このお部屋もたぶんシーズン時にはかしだされるのでしょうかね。このお部屋には電子レンジがついてますね。
それにしても、お食事のセットがこばちゃんを入れて6人分!!あらあら、彼女だけじゃなかったのね。
まずは、トマトスープからスターとですね。

本日のお食事のメンバーはさっきkおばちゃんを迎えてくれた青年2人と、マネージャー氏。そして彼女よいうより、奥さんでした。それから彼らの子どものお嬢ちゃんとkおばちゃんの6人でした。


あ、お飲み物を聞かれてワインを頼んだkおばちゃんです。
彼らというかマネージャー氏は『ムスリム(イスラム教徒)だからお酒は飲まない』といってました。なんちゃってムスリムが多いんじゃない?なんていってるようだけれども、そうでも無いと思いましたよ。

彼は、父親はクルド人と言ってました。
kおばちゃんのクルド人のイメージはやはり、『紛争』というものがいつもくっついてくるし、『原理主義』のイメージがあるし、なによりもトルコというよりは、イラクとの国境近くにいるとおもっていたのですが、彼曰く、『トルコ(オスマン)人がこの国にきたのなんか、ちょっと前のこと。それまでは国土の80%近くがクルド人のものだった・・』とのたまってました。本とかな・・

まあ、オスマントルコになったのは長い歴史の中で、最近というのは正しいかもしれませんけどね。

これが本日のメインディッシュ魚のフライですね。


この魚日本の鯵にそっくりだと思いません?
どうもイスタヴリットİstavritと言う魚だそうです。鯵ほど小骨もないし食べ易いおさかねでしたね。

そうそう、彼らのお嬢ちゃん。とっても上手にナイフとフォークでお魚を食べるんだけど・・お塩をばさばさかけるのには参りました。
あんなにかけたら、さぞ塩辛かろうと思うのだけれども一向にお構いなし。
kおばちゃんが、眉をひそめたら、お母さんが『トルコ人は塩辛いのが好きなのよ。』とのこと。でも子どものころからアレじゃだめでしょ・・

そうそう、奥様は小学校の先生をしているそうです。で、日本人に会うのが初めてでとても楽しみにしていた・・と言われてしまいました。ははは・・
kおばちゃんが、初めての日本人とは。

そもそも、カルカンで日本人をみたことがない・・と言ってましたね。
フィリピン人とタイ人は見たこと(あったことが)あるけど、日本人は・・ないと言ってました。
で、kおばちゃんが予約を入れた時に、本当に来るのか?まちがったんじゃないか?と心配した見たいです。
まあ、シーズンオフですからね。
で、昨日のメールとなったんでしょうね。

奥様はカッパドキアの出身だそうで、カッパドキアには沢山の日本人が来るのに、何でこのあたりには日本人がこないんだ?と聞かれてしまいました。
そういえば、団体ツアーはだいたいカッパドキアがはいってますよね。コースに。

kおばちゃん苦し紛れに『日本人は旅行の目的が、ノンビリ自然を楽しむんじゃなくって、珍しいものを見ることだからじゃないか・・』なんてごまかしました。
だって、ホントのことはわかりませんからね。kおばちゃんにも。

日本の文化ってなに?という問いには『MANGA(漫画)が今一番クールなポップカルチャーだ』とこたえてしまいました。彼女はもっと違う答えを期待してた見たい。

彼らはそれでもお寿司を食べたことがあると言っていたので、どこで?と尋ねたら、アンタルヤでだそうです。とっても高くて驚いた!といっておりましたよ。

kおばちゃんは、逆にトルコはユーロ圏に入りたいのか?と尋ねたら、『ユーロ圏に入りたいなんて言ってるやつらは、怠け者さ。そりゃ一時的には良いかもしれないけど、長い目で見たらよくないよ。だから入らないほうが、良いんだよ。』という答えでした。

お食事が終ったら、ソファーに移動しておしゃべりを・・『何を飲みますか?』と聞かれたので『チャイをお願いしますね』と言うと奥様はとってもうれしそうでした。

マネージャー氏に『このホテルはオフシーズンは閉めてしまっているけど、今日は貴方のために空けました。』と言われたのでkおばちゃん、思わず聞きました。
『じゃあ、貴方はオフシーズンは何をしているの?』って。だって気になったんだもの。
すると彼は『僕は3つの仕事をもっていて、このホテルのマネージャーだけじゃなくて、コンピューターの仕事と、○×の仕事もしてるから』とのお答え。最後の○×はkおばちゃんが忘れたんです・・彼がなんと言ったか・・
まあ、この部屋もエアコンが冷房設定のまま!!幾らたっても温まらない!というのでkおあばちゃんが『暖房設定』に変更して上げましたから、何時も閉めてるというのはウソじゃなさそうですね。

そうそう、彼らのお嬢ちゃんはYağmurというお名前だそうでトルコ語で『雨』と言う意味だそうです。


だからkおばちゃん、紙に『雨・あめ』と日本語で書いてプレゼントしましたよ。
デザートはなかったので、kおばちゃん持参の日本からの食材をもってきて、皆で頂きました。
一つは『柿ピーのわさび味』これはお嬢ちゃん顔をしかめてました。
父親のほうは美味しい!とばくばく食べてました。

もう一つは、チロルチョコのきな粉チョコ。庶民的でしょ?こちらは奥様が美味しいといってました。もっと持ってくればよかった。

おしゃべりはつきないけれど、おじょうちゃんが明日の宿題がまだある、といっていたしkおばちゃんもお疲れなので、さよならすることにしました。

最後にマネージャー氏は『僕達は帰るけれど、何かあったら携帯に電話して』と番号を教えてくれました。ま、kおばちゃんも教えましたけどね。

そうそう、奥様が席を立った時に『貴方は結婚してないの?どうして結婚しないの?』と聞かれ・・答えに詰ったkおばちゃんです。
本当は『もてないから』とこたえたいんだけれども・・そんなこと言ったら『どこか変なんじゃないか(ま、変かもしれませんが)』思われたらイヤだという恥じらいがあったりして・・
答えに窮してると『忙しかったら?仕事に』と勝手に結論を出してくれました。ああよかった。

でも、いいおばさんが一人で旅行してるのはやっぱり不思議なんでしょうね。

ワインの残りは、栓をして部屋まで青年が持ってきてくれました。
明日の朝食の時間を確認しておやすみなさいです。

マネージャー氏は『これから町の中を歩くか?』時いてきたけれど・・そんな元気は残ってませんでした。

なんだかんだで、楽しい夕食でしたね。さあ、明日はどうなるかな?
コメント
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