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引退を迎えている高3生や、まだ部活を頑張っている諸君に

2014年06月25日 | 何かの足しになれば

 部活動をやっていると「自分ひとり」という世界から「縦横の関係」という世界への広がりを自覚できる機会を得ます。横との関係とは「仲間意識」だあったり「一体感」です。またより重要なのは縦との関係です。縦との関係とは「先輩のために」とか「後輩のために」といったこと。自分の行動が先輩や後輩に与える影響、自分ががんばることで後輩たちがその苦労を少しでも和らげることができるという配慮。このように「自分」という存在が何かを通じて受け継がれていくという体験はなかなか中学生や高校生ではできるものではないでしょう。
 たとえば、受験勉強と部活動との両立に自分が苦しんでいるとします。自分が部活動を引退した後、受験勉強でよい結果を残すことが、後輩のためにしてあげられることでしょう。このように今の自分が何らかの形で「残り香」を残していく。大人に一歩近づく瞬間のように思います。


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1 コメント

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去年の高3から、 (渡邊重幸)
2010-07-19 11:33:05
「上下、後輩へ」…確かにそれも大事ですが、一番重要なことは、「何かを高校の間にやり通した」という事実です。
部活と勉強の両立、ということに関してはこの時期はそんなに神経質になる必要はないと思います。なぜなら受験の合否を完全に決めるものは、センター前2か月ちょっとの間の努力量です。
そういうわけで、「勉強が心配で」部活をやめようとしている方は、思い留まった方がいいと思います。中途半端でやめてしまったら勉強だってきっと途中でやめてしまいますよ。
そして、後になってから「最後までやらなかったこと」を後悔してしまいます。それはあまりにも残念だと私は思います。

最後に、みなさん頑張ってください。
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